12/28/2009

ABCs of Cooking

Characters: N - Nicole K - Kako M - Masu H - Hashi

As their annual tradition, the learners and Nicole were enjoying
their year-end party.

M: Here's to 2009! (making a toast)
K/H: Yeah!
N: Cheers! (clinking her mug of beer with the others)
M/H: Ah! (liking the way their drinks taste)
K: (making an observation about her classmates) It is pretty
obvious that these guys really like to drink.
N: Needless to say, Kako. (nodding her head in agreement)
M: (teasing the others) Stop bickering and let's eat.
The food is getting cold.
K: Come on everyone - dig in!
H: For starters, I'll have this. (helping himself to a slice of
tuna)
M: Nicole, have you tried this? (pointing to the dish Hashi just
tried)
N: Let me see... (looking curiously at the dish)
I don't think I have. What is it?
M: That is fish liver.
N: (wrinkling her nose a little) I see.
H: (laughing at Nicole's reaction) Don't worry. I think you'd
like it.
The consistency is almost like your favorite, sea urchin.
N: (giving in) Hmm... it's good. It's creamy.

After a couple of rounds of beer, they began talking about Masu's
hobby, cooking.

M: My latest achievement was to make a paella.
K: Wow! You have one lucky family.
That is one dish that even I can't make. (applauding her
classmate)
N: When I get married, I hope my future hubby will also be a good
cook.
H: But, Nicole, you still should learn how to do it.
N: I know. The problem is ... that is one area I am really bad at.
(admitting to her learners)
M: Cooking is as easy as ABC. Just follow the recipe.
K: Remember, practice... practice... practice!
(quoting her governess when she delivered the recommendation)



●Vocabulary

★ABCs of ~
 ~のいろは、初歩
★annual
 年に1度の、毎年恒例の
★year-end
 年末の
★here's to ~
(乾杯の言葉として)~を祝して乾杯
★toast
 祝杯、乾杯、乾杯の挨拶
★Cheers!
 乾杯!
★clink
(ガラスなどを)カチンと鳴らす
★mug
(ビール用)ジョッキ
★Ah!
アーッ!
★observation
(人や物に対する)注目、監視
★pretty
 ずいぶんと、とても、かなり
★obvious
 明らかな、分かりきった、疑う余地のない
★needless to say
 言うまでもなく(ないが)、もちろん
★bickering
(ささやかなことについての)言い争い、口げんか
★dig in
(ガツガツ)食べ始める、かぶりつく
★for starters
まず第一に
★help yourself to something
~を自分で(自由に)取って食べる(飲む)
★liver
 肝臓、きも、レバー
★wrinkling your nose
 鼻にしわを寄せる、嫌な顔をする
★consistency
(物質の)堅さ、稠度、濃度
★paella
パエリヤ
★applaud
~を称賛する、褒める
★hubby

★admit
~を認める、承認する
★as easy as ABC
非常に易しい
★quote
 引用する
★recommendation
 レコメンデーション=DCECで半年ごとに一人ひとりの生徒さんに
お渡ししている上達の様子を記したもの




"お料理入門"

登場人物: N - ニコル K - カコ M - マス H - ハシ

毎年恒例行事として、ニコルとラーナー達は忘年会を楽しんでいた。

M: 2009年を祝して乾杯!(乾杯の音頭をとり)
K/H: イェイ!
N: かんぱーい!(他の3人とビールのジョッキを合わせてカチンと
鳴らし)
M/H: アーッ!(ビールの味が気に入った様子で)
K: (クラスメートを観察しながら)この二人、本当に飲むのが好き
なのね、一目瞭然だわ。
N: もちろんよ、カコ。(同意してうなずき)
M: (二人をからかい)さーさーもめごとはよしてさ、食べようよ。
料理が冷めちゃう。
K: さ、みんな。食べましょ。
H: じゃあまず最初にこれから。(まぐろを一切れ取って食べ)
M: ニコル、これ食べたことある?(ハシがちょうど食べた料理を
さして)
N: どれどれ...(その料理を興味深そうに見)ないと思うわ。
何なの?
M: さかなのレバー(あん肝)だよ。
N: (ちょっと嫌~な顔をし)へぇ。
H: (ニコルの反応に笑い)大丈夫だよ。ニコルは好きだと思うね。
触感はほら、君の大好きなウニに近いかな。
N: (従い)うん...おいしい。クリーミーだわ。

ビールを何杯か飲んだ後、みんなはマスの趣味である料理について
話し始めた。

M: ここ最近の私の成功はパエリヤを作ったことだよ。
K: おー! あなたの家族はラッキーね。それは私でも作れない
  一品だわ。(自分のクラスメートを称える)
N: 私も結婚したらよい料理人になることが将来の趣味になれば
  いいわ。
H: でもニコル、料理のしかたをまずは学ばないとね。
N: 分かっているわ。問題は…それが私の苦手分野なのよね。
(自分のラーナーに素直になる)
M: 料理はABCのように簡単だよ。レシピにそってやれば
  いいんだよ。
K: 覚えておいて、練習して…練習して…練習するのよ!
(レコメンデーションをもらったときにガヴァネスに言われた
  言葉を引用)   

12/27/2009

草食系男子を肉食系に変えないと危ない日本の将来

先週日本のお父さんの権威について書きました。
お父さん、もっとしっかり時代についていってよと。

ところが今の日本では若者も頼りなくなってきていて「草食系男子」などといって強い情熱などなく、そんなに頑張らなくてもほどほどでよいと言う男性が増えているそうです。

しかし今の世界の経済状況、そして日本の競争力の状況や中国、韓国、インドの猛烈な頑張り、巨大な人口国家EUの誕生などを見ているとほどほどの生活などすぐに送れない日本になってしまいそうです。

今の日本は間違いなく高度成長期に蓄えた富を食いつぶしながら生きていると言えます。教育には時間がかかります。今すぐにでも今の時代にあう教育に転換しないともう取り返しのつかないことになってしまいます。

日々世界の若者と触れている身として実際に感じる危機感です。

そんなことを考えていたら、大前研一さんが、世界で勝つ 強い日本企業のつくり方:大前研一の辛口ニッポン応援談という記事を書いていました。

世界の状況が良くわかるのでぜひ読んでみてください。

大前研一の辛口ニッポン応援談(前編)↓
http://k.d.combzmail.jp/t/77ny/80hmmcz03fza8u2yv5

大前研一の辛口ニッポン応援談(後編)↓
http://k.d.combzmail.jp/t/77ny/80hmncz03fza8u2yv5

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "Drop the subject"

E: Euneece A: Akira H: Haru R: Riki

As the group enters the classroom...

E : How are you all today?

A, H & R: (simultaneously) Great!

E : Hmm, everyone seems to be in high spirits. What's up?

A : We were just talking about the recently concluded Christmas party.

H : Right. After having such a wonderful time last Saturday, we unanimously agreed to join again next year.

E : Wow! Talking about die-hard partygoers. But, thank you.

R : (confessing proudly) For three consecutive years now, I never failed to take part in the same event. I must say that the party had become more exciting and entertaining.

H : I missed last year's because I tended to my ailing aunt.
But as the female learner who gave the parting speech said, such event is worth looking forward to each time.
I couldn't wait for next year's.

E : So which part of the program was your favorite?

A : All parts were splendid but the mother-and-daughter dance presentation and the choral singing were the best for me.

R : If you'd ask me, the DCEC personnel's song interpretation of Twelve Days of Christmas was a hit. It seemed well-rehearsed and was really hilarious.

H : I could say the same as you two had mentioned. In addition, the games were equally fun and exhilarating...especially the first one.

E : Ah! The tongue twister. Wait! Your group won, right?
Congratulations!

H : Thanks, but after reciting "Pretty packages perfectly packed" thirty one times in one minute, my jaw had become sore.

A : (laughing) Me, too. I could hardly follow the chanting but I managed, surprisingly enough.

R : By the way, the learner-hosts deserved commendation for a job well done. They delivered their parts well.

E : Would you like to fill the post for next year, Riki?

R : Me? (looking nervous) Bad idea. My stage fright would kill me before I could even utter a word. (laughs)

H : (prodding) Come on, Riki, you could do it.

A : (adding) You still have a year to prepare for it, anyway.
(winking at Euneece)

R : (desperate) You know, Euneece, I think I'll have a headache then. (smiling)

E : (taking the hint) Ok. Let's drop the subject. Forget I asked, Riki. (pause) Shall we proceed with our lesson?



●Vocabulary:

★simultaneously 同時に、いっせいに
★be in high spirits 意気揚々として、高揚して
★concluded 完結する、終了する
★unanimously 満場一致で、何の異論もなく
★die-hard 筋金入りの
★consecutive 連続した、立て続けの
★never fail to do something 必ず~する
★ailing 病んでいる、病気で苦しんでいる、病気療養中の
★well-rehearsed 十分なリハーサルをした、十分に準備された
★hilarious とても愉快な、面白い、おかしい
★In addition 加えて、その上、しかも、おまけに
★exhilarating 陽気にさせる、ウキウキさせる、活気付づける、気分を引き立たせる
★tongue twister 早口言葉
★commendation 称賛
★stage fright 舞台負け、人前であがること
★utter a word 言葉を発する、口にする
★prod 駆り立てる、促す、励ます
★desperate(事態などが)絶望的な
★drop the subject その話題をやめにする、話題を打ち切る



 ”その話題は止めましょう”

E: ユニース A: アキラ H: ハル R: リキ

グループが教室に入ったとき.....

E : 皆さん元気ですか~?
A, H & R: (同時に) 最高に元気です!
E : う~ん、皆さん、元気いっぱいみたいだけど。何かあったの?
A : 僕たちは、最近終わったクリスマスパーティーについて話していたんだよ。
H : そう。先週の土曜日、あんな素晴らしい時間を過ごしたから、来年も参加することで全員一致したのよ。
E : うわー!筋金入りのパーティー参加者について話していたのね。
   ありがとう。
R : (誇らしげに告白して)僕は、これで3年連続で同じイベントに参加して欠席したことはないんだ。そのパーティーはますます、より刺激的で面白くなってきたと僕は言いたいね。
H : 私は病気の叔母を面倒見るために、昨年は参加できなかったわ。
でも、パーテイーでお別れのスピーチをした女性のラーナーさんが言ったように、このようなイベントは毎回、楽しみにする価値があるわね。もう、来年のパーテイーが待ち遠しいわ。
E : あなたはプログラムのどの部分が好きでした?
A : 全てが素敵で、特に母親と娘のダンスや合唱は僕にとっては最高だったな。
R : 僕は、DCECの社員が歌った”クリスマスの12日間”という替え歌はヒットだったと言いたいね。よく練習しているようだったし、とても面白かったから。
H : 私も、あなたがた二人と同じ。付け加えるとすると、ゲームも同じように、楽しくウキウキさせてくれたわ.....。特に、最初のゲームが最高!
E : ああ! あの早口言葉ね。待って!あなたのグループが勝ったんでしょ? おめでとう!
H : ありがとう。でも、おかげで、1分間で30回"Pretty packages perfectly packed"と言ったらあごが痛くなったわ。
A : 笑いながら)僕も痛くなったね。僕は、ほとんど叫んだだけで分からなかったけど、驚くほどうまくできたよ。
R : ところで、ラーナーの司会者達は表彰に値するだけの仕事をやったと思う。自分たちの役割をうまくやったね。
E : リキ、あなた、来年はなにか役割を演じたらどう?
R : 僕が? (緊張している)悪いアイデアだね。僕は舞台負けして言葉を口にする前に上がってしまうよ。(笑)。
H : (励ましながら)、是非やって、リキ、あなたなら出来るわ。
A : (つけくわえて)それに、その準備にまだ1年あるから。
(ユーニースにウインクして)
R : (絶望的になって)あのねユニース、僕はその時は、きっと頭が痛くなると思うよ。(笑)
E : (雰囲気を察して)オーケー。その話題は止めましょう。忘れて、リキ。
(一時、間をおいて)レッスンにいきましょう。   

12/22/2009

「天地人」と「坂の上の雲」の比較からわかる日本のお父さんの権威の変化

最近NHKの大河ドラマを見ていて気がついたことがあります。

なにかというと11月までやっていた「天地人」と今新しく始まった「坂の上の雲」では、お父さんの権威がちょっと変わっているのではないかということ。

すなわち天地人で描かれていた戦国時代は、父親の権威は絶対的なものであったのに対し、「坂の上の雲」で描かれている明治のお父さんはなんとなく頼りない。そして息子達は”飛んでいる”ように感じます。

実はこの違いに現在まで続く大きな課題が隠されているのに気がついたでしょうか。

つまり、戦国時代までは、それまでの価値が大きく転換する事がない世界なので、より長く生き、経験を積んできた父親の方が様々な事に通じ頼りになる存在だったのに対し、幕末から明治維新を迎えた後の「坂の上の雲」の時代は今までと全く違う価値観、世界に変わってしまいました。当然ながら、今までの知識や経験は時代遅れになるのに対して若い世代は、貪欲に海外のものを取り入れようとするので、新しい時代を支配する知識に関して老若が逆転してしまったのです。その結果、年配の父親世代は頼りなくなり、新しく世界を動かしている知識に通じた若い世代の方が頼りになるように感じるわけです。

その後、明治、大正、昭和の戦争までは明治維新で一新された価値観、知識は、それほど大きく変化することなくすすんだため、明治初期の若者達は、その後いろいろ知識を蓄え経験を積みその後の世代に対し威厳を保つ事ができたのでしょう。

ところがそれがまたひっくり返ったのが敗戦による価値観の大幅な転換です。ここでまた、今までの知識が陳腐化し、新しいものを貪欲に吸収した若者、すなわち松下幸之助や本田宗一郎、井深大・盛田昭夫達が活躍しました。

そしてその後の日本では、明治維新や敗戦のような価値観の大幅な転換は起こっていません。

では、現在お父さんの権威が高いかと言うと全くそんなことがないのが現実です。どうして?

ここでよく言われるのが「戦後の教育がわるかったからだ」ということ。

たしかに戦争に突き進んだ反省から道徳教育などが軽視されたきらいはあるかもしれませんが、果たしてそれだけでしょうか?

また、それ以外にもお父さんが勤めに出て会社で働いているので、何をしているのか、どのように働いているかを見る機会が無い子供に敬意が芽生えないということもあるかもしれません。

そしてそれとともに、逆から言えば父親も会社人間として仕事に邁進してきた結果、子供が何を考えているのか、何を悩んでいるのかを知らずに生活費を稼ぐという以外に子供を理解し支える、成長に貢献するとことができていないということも大きな要因として挙げられます。

そしてそれに加えて、今、社会の底流に流れているのが、「ますます加速する時代の変化」についていけないお父さんと新しいものをいち早く取り入れる若者の構造を挙げることが出来るのではないでしょうか。

これは、明治維新や敗戦のようにその時に一気に変わるというものではなく、日々急速な勢いで社会が変化をしていて、10年も経ったら気がつかないうちに世の中を支配する法則が大きく変わっていた、そんな世界に今私達は住んでいるのです。

それはどんなことかといえば、身の回りの小さなことでは、家電や携帯電話などの操作方法などが言えます。

それらは操作方法そのものが大きく変わるのではないけれども年々新しい機能が加わり、祖父母の世代はもちろん親の世代もその変化についていけず、子供達に聞かなければわからないというようなことが日々起こっています。

また大きくは、日々グローバル化が進展することで日本が高度成長期に世界の中で競争力をつけてきた様々なノウハウが役に立たなくなってきていることがあげられます。

戦後の日本は戦後の貧しい時代にも教育に力をいれ誰もが文字を読める国にしたのは非常にすばらしいことです。文字を読めることで様々なことを学ぶことが出来、また、新聞などで世の中のことを知ることができる。

しかし一方で日本の教育は、過去の知識を学ぶ、暗記を中心としたものでした。大学の入試なども覚えたものを正しく記入できれば正解をとれました。

過去に正しい手本や解があり、それを実行することで物事を解決できる時代はそれでもよかったのですが、今世界は超高速で変化を続けています。したがって、過去に例のない問題を自分で考えてどのように解決したらいいのかを導き出す力が必要とされています。

また、日本の中の経済が順調に成長し、日本で成功すれば会社も成長し個人も年々豊かになる時代には、海外のことはあまり気にしないでもよかったのが、現在、日本経済は縮小傾向に変わっています。
また、少子高齢化で高度成長期とは全く違った人口構造になってしまったため、日本の国の中の経済だけを考えていても豊かな未来を描くことが出来なくなってしまいました。

それもアメリカ一辺倒ではなく、BRICs諸国や巨大な人口国家になったEU、韓国やASEANなどとの関係も考えていかなければなりません。

その時に求められるスキルはなんでしょう?

戦後日本はみな文字を読めるようにすることで発展しました。
そう考えると、現在の世界で最新の情報をつかむために英語力を上げるのが必須であるのがわかるでしょう。

また、当然その情報を収集するためにはITスキルを上げなければならないのも疑いのないところです。

さらに言えば、これから世界の人たちと協力していく、一緒に働く、あるいは市場として開拓していくときに求められるスキルは言葉だけでなく、価値観や歴史、その他すべての要素が違う人ときちんとコミュニケーションが出来る力が求められるでしょう。

これらのスキルを身につけた上で、正解のない問題に取り組み、自分の頭で考えて解決していく力が必要でしょう。

ここでまたお父さんに戻ります。
日本のお父さんは、このような環境に対応していけるのでしょうか?

日本の経済を引っ張っているのはトヨタや日産といった自動車、パナソニックやソニーなど電機などもう50年以上日本を引っ張ってきている企業ばかりで、Googleなどの若い企業が次々生まれているアメリカとは大きく違います。

そのような大企業は当然年配のトップが会社を引っ張っています。
この年配のトップは、新しい情報を常に取り入れ、英語力とITを自分で使いこなす力、外国人とコミュニケーションする力をつけているのでしょうか?

正直かなり疑問に思います。

最近、いろいろな企業幹部と話す機会がありました。
メガバンクの役員、大手総合商社や自動車や航空宇宙メーカー、化学メーカーの部長など日本を引っ張る産業の幹部ばかりですが、彼らと話していると元気がありません。

もう新しいものを覚えられなくなっているとか、そろそろ楽な子会社の幹部に転進し、ゆっくりしたいなどなど。
また、ある部長は
「毎日E-mailを使っているんだからたいしたもんだろ」と言っていましたが、そこから類推するに同じ年代の人たちはE-mailさえも使っていないと言うことでしょう。

私など小さな企業を運営していると、何しろ常に新しいものを取り入れ世界に遅れないようにと様々なスキルを日々上げなければならない意識が強いのですが、日本経済を引っ張る大企業の幹部は50歳くらいからもう半分隠居に向けた意識が働きだしているようなのです。

このような意識を持っていると、当然日々変化している世界についていけなくなります。するといかにビッグビジネスの幹部と言えども家庭生活において、「なんだお父さん、英語もわからないの? iPhoneの機能も知らないの?」などと子供からみて頼りないお父さんになってしまいます。



でもこんなことが起こるのも年とともに理解力が落ちるのではなく、どうせこの年だからわからないだろうという本人の意識が大きいのです。

ニッポンのお父さん。
お父さんの家庭内での権威を保つため、そして日本の競争力を上げるため、今からでも遅くありません。ぜひ英語力とITスキルを身に着けるように頑張りませんか?

12/21/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Birthday wish"

E - Emery A - Ayako K - Ken

After the lesson, Emery went out to get something for Ayako’s birthday.

All: Happy birthday dear Ayako, happy birthday to you!
Emery gave the cake and asked Ayako to make a wish before blowing the candle.

A: I am surprised! (with a quavering voice) How did you know today’s my birthday?

E: You told me before, remember?

Ayako stopped to recollect her thoughts.
 
K: They say if you often forget something, it is a sign of aging.

E: Ken, you have to treat your wife Ayako like a queen, it is her birthday after all. You’re always big on teasing her.

Emery hands out a slice of cake to Ayako and Ken.

E: Birthdays are celebrated in manifold ways but of course some customs remain universal.

A: Yep, like birthday cake with candles on top accompanied by the “Happy Birthday” song.

K: A birthday gift for the celebrator. People are lavish with their presents.

E: Well said. But did you know where those customs originate?

A: Oh, sounds interesting. As Japanese, we only associate birthdays with cakes as we’re not accustomed to it.

E: From what I read, most of the customs stem from magic and paganism. Whenever the ancient Greeks go to the temple to worship the moon goddess (Artemis), they used to offer cakes.

K: Aha! That’s why most of the cakes are round like the moon.

E: That’s a bon mot. Candles are placed on top of the cake which resembles the glowing moon.

A: How about singing the “Happy Birthday” song?

E: The song dates from mid-nineteenth century. Singing the song is a way of protecting the celebrator from evil spirits and bad luck. Along with birthday thumps, party snappers and horns (imitating the sounds).

K: Interesting! I heard that when you blow the candles out on your birthday cake with a single blow, your birthday wishes will come true. Ayako, what was your wish or should I say wishes?

A: Err. I only had one wish. I wished every day is my birthday for two reasons. First, so I can eat my favorite cakes and second, so my husband Ken can treat me like a queen.

E: Oh, you really have a sweet tooth. Watch your weight though.

K: Ayako, treat you like a queen everyday? You wish (smiling)!

A: Ken, my birthday has not commenced yet, you should be kind to me!
Ken makes a peace sign.




●Vocabulary

★quavering  震えた
★sign of aging 老化の兆候
★hand out  配る、分配する
★treat sb like sth  ~を…のように扱う、もてなす
★be big on sth ~が大好きで
★manifold 種々の、多種多様の、多数の
★universal  世界共通の、一般的な、どこにでもある
★accompany  付随して起る、~と同時に生じる
★be lavish with sth  ~を惜しまない、気前のよい
★originate  源を発する、由来する、起こる、始まる
★associate  ~で(~を)連想する、思い出す
★stem  始まる、起因する
★paganism  異教(多神教)信仰、崇拝
★bon mot 機知に富んだ言葉、うまい言葉
★resemble  たとえる、象徴する
★date from ~を端緒とする、~から始まる
★thump ゴツン(ドシン)という音(打つこと)
★party snapper クラッカー
★sweet tooth 甘いもの好き、甘党
★watch your weight 体重に気を使う、気を付ける
★you wish! そうだったらいいけどね!
★commence  始まる、開始する



"誕生日の願いごと"

E - エメリー A - アヤコ K - ケン

レッスン終了後、エメリーはアヤコのバースデーに準備したものを取りに出ていった。

All: ハッピーバースデ~・ディア・アヤコ、ハッピーバースデ~トゥ~ユ~!
エメリーはケーキを差し出し、アヤコにキャンドルを消す前にお願いごとをするように言った。
A: びっくりした~!(震えた声で)どうして今日が私の誕生日だってわかったの?
E: 前に言ってたじゃない。
アヤコは思い出そうと立ち止った。 
K: しょっちゅう忘れるっていうのは、老化の始まりらしいよ。
E: ケン、奥さんのアヤコを女王様のように扱わなきゃ、何といっても今日は彼女の誕生日なんだから。あなたいっつも彼女をからかってばっかりでしょ。
エメリーはアヤコとケンにそれぞれケーキの一切れを配る。
E: 誕生日っていろんな形でお祝いされるけど、もちろん風習の中には世界共通のものも残ってるわ。
A: ええ。てっぺんにキャンドルのついたバースデーケーキとか。「ハッピーバースデー」の歌と一緒にね。
K: 誕生日の人へのプレゼントだって。みんな気前よくプレゼントあげるもんなあ。
E: その通り。でもそうした風習がどこから始まったかって知ってた?
A: わぁ、なんか面白そう。日本人として、私たち誕生日っていうとケーキしか思い浮かべないもの、そうした習慣ってないから。
E: 読んだことあるんだけど、ほとんどの風習っていうのは儀式や異教崇拝から始まったものらしいわ。古代ギリシャ人が月の女神(アルテミス)への崇拝のため宮殿に行くときは、いつもケーキを捧げていたそうよ。
K: 分かった!だからケーキの多くって月みたいに丸いんだ。
E: うまい言葉ね。キャンドルはケーキの一番上に置かれるのよ、煌々と輝く月の象徴としてね。
A: それじゃ、「ハッピーバースデー」ソングを歌うのは?
E: その歌は19世紀半ばに始まったの。その歌を歌うのは、悪魔や不運から誕生日の人を守るためなのよ。バースデーのドンドンたたく音やクラッカー、ホーンと一緒に。(音を真似て)
K: 面白い!バースデーケーキのキャンドルを一回で吹き消すと、誕生日の願い事が叶うって聞いたよ。アヤコ、君の願い事は何だったの?
それか僕が願い事を言おうか?
A: え~とね。私のお願いはひとつ。二つの理由から毎日が誕生日であってほしいってお願いしたの。一つは、毎日大好きなケーキが食べられるから、二つ目は夫のケンが女王様のように扱ってくれるから。
E: まー、あなた本当に甘いもの大好きなのね。でも体重に気をつけて。
K: 何アヤコ、毎日女王様のように扱えだって?だったらいいけどね
(ほほ笑み)!
A: ケン、私の誕生日はまだ始まってないんだからね、優しくしてもらわないと!
ケンはピースサインする。

12/01/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Ready to party"

Characters: F: Felicity; Mo: Momone; To: Toyo; T: Tomo

During free chat...

F : Hi, guys, it's freezing outside.
To: Uhuh... I can even smell the Christmas breeze.
T : I agree with you, Toyo. The Yuletide is definitely
around the corner.
Mo: Yeah, I heard about the upcoming DCEC
Christmas party. This
is my first time to join the fun so I don't know what to
expect.
T : Today is your lucky day. Toyo here has attended three
Christmas parties in a row so you can call him an expert.
Mo: Wow! Three Christmas parties in a row?! You must have enjoyed
them every time.
Could you tell me about them, Toyo?
To: Oh well, you see, every party is different and unique.
Three years ago, I remember participating in a stage play.
Then, we sang in chorus the following year.
F : Pretty impressive huh? (bragging)
Mo: How about you Tomo, have you attended a Christmas party
before?
T : Yup, I came with a friend last year. It was soooo memorable
because ...
(seems embarrassed to continue)
Mo: C'mon, spill it. Why was it memorable?
To: Oh yeah, now I remember. Last year's presentation was
definitely a sight
for sore eyes. (teasing Toyo)
T : (blushing) Nah, you're just pulling my leg. I ...
Mo: (interrupting Tomo) Did you sing? Or danced maybe?
To: You got it right, Momone. Tomo put on his dance shoes and
performed a line dance with the governesses to the tune of
"Achy Breaky Heart."
Mo: Whoa! I must say, I'm excited to see you together with DCEC
governesses dance again this year.
F : Oh well, you have to sign up to join the party first. (winks)
Mo: Count me in!



●Vocabulary

★freezing‐凍えるほど寒い
★breeze‐風
★Yuletide‐クリスマスの季節
★around the corner‐すぐそこ
★upcoming‐次にやってくる
★lukcy day‐幸運な日
★in a row‐続けて
★c'mon‐Come on!の省略で、「たのむよ!」「おいおい!」
    などの意味がある
★spill‐言葉を吐き出す、こぼす
★a sight for sore eyes‐うれしいできごと
★pulling my leg‐足を引っ張る
★sign up‐入会する、署名する
★count me in‐私を当てにしていいよ







「パーティー気分」

F: フェリシティー; Mo: モモネ; To: トヨ; T: トモ

雑談の中で…

F : こんにちは、みんな。外は寒いわね。
To: はい…クリスマスの風さえ感じますよ。
T : 僕もそう思うよ、トヨ。本当にクリスマスの季節は
  もうすぐそこだよ。
Mo: そう、もうすぐあるDCECのクリスマスパーティーについて聞いたわ。
  そのイベントに参加するのは初めてだからどんなのか楽しみだわ。
T : 今日は君にとってラッキーな日だよ。ここにいるトヨは3回連続で
  クリスマスパーティーに参加しているから、彼をその専門家と呼んで
  いいよ。
Mo: あら!クリスマスパーティーに3回連続で?!
  毎回楽しかったのでしょうね。
それらについて私に話してくれる、トヨ?
To: ああ、ええっと、どのパーティーも違ってそれぞれの面白さがあるよ。
3年前は、ステージの上で劇をやったのを覚えているよ。
そして次の年はコーラスで歌ったんだ。
F : かなりいい感じでしょ? (自慢している)
Mo: トモはどうなの、あなたはクリスマスパーティーに参加した?
T : うん、去年は友だちと来たよ。それはとても思い出深くて…
(続けるのを恥ずかしそうにしている)
Mo: ほら、言っちゃいなよ。どうして思いで深いの?
To: ああ、そうだ、やっと思い出したよ。確かに去年のプレゼンは
  喜ばしいものだったね。 (トヨをからかっている)
T : (赤くなる) ちがうよ、足を引っ張るなよ。ぼく…
Mo: (トモを中断させた) 歌ったの? それとも踊ったとか?
To: 正解だよ、モモネ。 トモはダンスシューズを履いて、
  「Achy Breaky Heart」の曲に乗せてガヴァネスといっしょに
  ラインダンスをしたんだよ。
Mo: うわー。今年もDCECのガヴァネスとあなたが踊っているところを
  ぜひ見たいわ。
F : うん、じゃあ、まずはパーティーに参加する意思を伝えないとね。
  (ウィンクする)
Mo: 当てにしていいわよ!


11/30/2009

あなたの生産性を上げる、Google Docs, Dropbox,そして英語

 先週のメルマガで日本人の労働生産性が世界の先進国の中で最下位、特に製造業ではなく金融業、サービス業、そして間接部門の生産性が低いということをお伝えしました。


今、日本の人口が着実に減少しているのですからほっといたらGDPはどんどん低下し、日本は衰退して行ってしまいます。


それを少しでも食い止めて世界に対する競争力をつける、日本人の将来を豊かに送れるようにするには一人一人の生産性を上げていかなければいけないというのは誰にでもわかることです。


でも、どうやって生産性を上げたらいいのでしょうか?

まず、今までと同じことをやっていては生産性はあがりません。


したがって、大幅に生産性を改善するためには、会社全体で仕事の進め方を変える、無駄な会議や出張を減らす、組織を簡素化して意思決定を早めるなどが必要です。


しかしこれを実行するには、強力なリーダーシップと社員全体の理解
コミットメントなどが必要であり、膨大な時間と労力が必要になるでしょう。中長期的には、これも絶対実行しなければならないことですが、もっと短期的に生産性を上げる方法があります。そしてそれは、大企業でなくても実行できる内容です。

それは、ITの活用です。

なーんだ、そんなこと知ってるよ、という声が聞こえてきそうですが、ITは日々進化しています。それらを上手に取り入れていかなければ、世界の競争に勝ち残ってはいけません。


ここで、DCECが活用しているITの事例を少しだけご紹介いたします。



 先週の日曜日の朝、Carolから具合が悪いので休みたいとの連絡が入りました。ガヴァネスが休んでしまったら、もし代わりに担当できるガヴァネスがいなければ、折角おいでいただいたラーナーさんにレッスンをご提供できないので、一大事です。

そこで、すぐにその日のガヴァネスのスケジュール表とクラスの状況をチェックしました。10時のクラスは誰か他のガヴァネスが担当できるか? Carolのクラスにキャンセルはあるのか?
11時は? 午後は・・・? 

実はDCECはクラウドコンピューティング(cloud computing)を利用しているので、自宅からでも、クラスのスケジュールなどにアクセスできます。

幸い、その日はそれぞれ他のガヴァネス、ガヴァナーが手分けをしてCarolのクラスをカバーすることができ、生徒さんに大きな迷惑をかけずにすみました。


さて、このクラウドコンピューティングとはどんなものなのでしょう?

通常会社にはサーバーと言われるコンピューターが社内に設置されていて、そのサーバーに様々なデータが蓄積されています。社員はそのサーバーにアクセスすることでデータを利用いたします。

ところが、クラウドコンピューティングでは社内にそのサーバーがなく、インターネットでつながれた先の社外のサーバーにデータをおいておき、インターネットでアクセスして作業を行ないます。
したがって、アクセスの権限さえ確保しておけば、社内からでも社外からでもデータにアクセスし仕事をすることができます。

このような仕組みのおかげで、今回のようなトラブル時も自宅から状況を把握する事ができ、トラブルに対処できます。

DCECでは、Googleのシステム、Google Apps, Google Docsを利用しています。このGoogleのシステム、驚く事に無料から利用でき、グレードアップしても非常に安価に利用できます。


ここでGoogle Docsの説明ビデオをご覧になってみてください。(英語)




いかがですか?あなたの会社では、このようなクラウドコンピューティングを実施されていますか?

クラウドコンピューティングという言葉は最近かなり聞くようになって来ているので聞いたことはあるという方が多いでしょうが、実際に導入されている企業は残念ながら少ないようです。

というのも、DCECのネットワークのメンテナンスはcanonにお願いしているので、canonにこのようなシステムを利用している企業が増えているかどうか聞いてみました。すると予想通りあまり利用している企業は無いということでした。こんな便利なものを何でみんな利用しないのでしょうか?

セキュリティの問題があるから?

でもアメリカでは、GEなどの大企業も使っているし、日本でも一橋大学が導入している事から見ても、充分セキュリティの確保はできると思われます。

(一橋大学の例)
http://www.google.com/a/help/intl/ja/admins/case_studies/hitotsubashi-university.html
 

では、なんで日本の企業は利用しないのでしょうか?


実は利用している立場から思い当たる事ことが一つあります。

このサービス、入り口は日本語で読めるのですが、いろいろ詳しく進めていくと突然あるページから英語になってしまいます。
また、いろいろな操作も英語を理解しないと進められなくなっています。

DCECでは、ガヴァネス達は日本語を読めないので逆にこれがよい条件として作用しますが、一般的な日本の企業では大きな支障になっていると考えられます。


ここでまた、英語力を上げなければならないということが出てきま
した。そうなんです。

今のグローバル化の時代に競争力をつけたいと思ったら英語力はもう必須なんです。早くあきらめて、今すぐに真剣に英語力を上げるようスタートしてください。


そしてこのGoogle Docsばかりでなく、一人でも生産性を上げられるのがDropbox。 https://www.dropbox.com/


これもクラウドコンピューティングの一種といえます。


たとえば、あなたが基本的には会社のPCで仕事をしていますが、どうしても家で仕事をしなければならなくなったり、あるいはデータを確認したくなったりすることがあると思います。

そんなときこのDropboxが威力を発揮します。

このDropboxを会社のPC、自宅のPC,iPhoneなどにインストールします。

そしてたとえば会社でExcelでデータを作り会社のPCのDropboxにそのファイルを入れると、自動的にインターネット上にあるサーバーにそのファイルが保存されるとともに、自宅のPCのDropbox,iPhone上のDropboxにも同時にそのファイルが保存されます。

したがって、会社で作業した後外出先でそのデータを見たくなったとしたら、iPhoneのDropboxを見ればそのデータを見ることが出来ます。そしてその後自宅に戻ってそのデータを修正したくなったら自宅のPCのDropboxからそのファイルを開き、修正して、それをDropboxにいれれば、次の日に会社のDropboxには、修正されたファイルが入っているというような具合になっています。

どうですか?すごく便利でしょ。しかもこのサービス。2GBまでは無料で利用できます。


しかしこれも基本的には英語のサービスなので英語が出来ないと苦労するかもしれません。


やっぱりここでも英語とIT。

これがキーワードであることには変わりがありません。

11/26/2009

今スマートフォンが熱い。あなたの生産性アップにどうですか?

iPhoneが携帯電話の機能を大きく変えて新しい世界を作り出していますが、今、iPhoneに続くスマートフォンが続々登場しています。


その一つHTCのHD2はこんな感じ。



HTC HD2のレビューは reviewはこちらから




また株式会社 ACCESS とイスラエルの Emblaze Mobileが共同開発した携帯端末向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」はこんな感じです。




こんな携帯欲しくなりますね。

英語で探すとこんな最新情報もすぐに手に入り、あなたも最先端の情報通に!

11/24/2009

日本の労働生産性は先進7か国中最下位ーだから英語とITの活用が必須

 きょうはまず一つのデータを見ていただきます。1981年から2006年までのあるデータの推移ですが、何のデータだと思いますか?

1981(   56) 1,798.1
1982(   57) 1,854.1
1983(   58) 1,935.9
1984(   59) 2,022.2
1985(   60) 2,158.3
1986(   61) 2,204.8
1987(   62) 2,306.9
1988(   63) 2,477.9
1989(平成元) 2,616.7
1990(    2) 2,819.3
1991(    3) 2,991.8
1992(    4) 2,966.9
1993(    5) 2,955.7
1994(    6) 2,987.6
1995(    7) 2,982.3
1996(    8) 3,026.1
1997(    9) 3,029.3
1998(   10) 2,918.2
1999(   11) 2,876.7
2000(   12) 2,930.2
2001(   13) 2,841.0
2002(   14) 2,792.5
2003(   15) 2,806.0
2004(   16) 2,849.9
2005(   17) 2,869.7
2006(   18) 2,921.2

実はこれ、一人当たり国民所得の推移のデータなんです。

これを見ると1991年まではきれいな右肩上がりで急上昇していますが、そこから停滞をはじめ、97年をピークに減少を始めているのがわかります。

(データ出典:国立社会保障・人口問題研究所)
http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/kyuhuhi-h18/4/h4.html

一方、ここでスタンフォード大学経済学部のテイラー教授のブログをご覧下さい。

http://johnbtaylorsblog.blogspot.com/2009/10/and-answer-isproductivity.html

ここにはアメリカの賃金上昇と労働生産性上昇のグラフが書かれていますが、きれいに相関しているのが見て取れます。

では、日本の労働生産性はいかがでしょうか?

結構高いんではないかな~、と思っている方が多いと思いますがいかがですか?

ところが実態としては、OECDのデータをまとめた社会経済生産性本部2008年版報告によると、日本の労働生産性は先進7か国中最下位、OECD加盟30か国中20位と惨憺たる状況だそうです。

http://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity000894/attached.pdf

私たち日本人はバブルがはじけた後、銀行の不良債権の問題などで日本経済が停滞したため、日本の賃金が上昇していないと思っていますが、実はそれだけではなく自分達の労働生産性が上がっていない事も大きな要因になっている事を認識した方が良いでしょう。

ではなぜ、そんなに低いのでしょう。

一つには日本の社会構造の問題が潜んでいます。すなわち世界と競争してきた製造業はOECDで12位と、まだましですが、非製造業の小売業、サービス業などの労働生産性は非常に低いのです。

そしてもう一つ。
英語で仕事をし外国人と仕事をしていると、最先端の情報、特に動きの速いIT関係の情報についてのギャップが日本と外国ですごく大きいのを感じます。

私たちは、twitterその他で毎日英語の情報にふれています。
そうすると外国で使われているITツールが日本ではまだまだ普及していないということを感じることが多々あります。

このようなITツールを使うことは、間違いなく製造現場以外でも生産性を向上させます。

しかし、それを導入しようとしても、初期の頃はなかなか日本語に訳されていないページも多くすぐに英語の壁にぶつかってしまうのではないでしょうか?

今や世界中の人が英語で書かれた情報を共有しています。
世界中からの応募者を面接していますが、どこの国の人でも優秀な人が持っている情報はかなり似通っているのを感じます。

やはり英語力、そしてITの活用が日本のこれからに間違いなく重要であるのを認識し、それらの獲得に努められる事をお勧めいたします。

さて、ここで行っている事とは少し視点は違いますが、IT、メディアに強いジャーナリスト佐々木俊尚氏の「日本ITの国際競争力」というブログを見つけたので、ご紹介いたします。

う~ん、と考えさせられる内容です。



http://agora-web.jp/archives/802765.html

11/23/2009

ニューヨークタイムズ 日本の記者クラブの閉鎖性とそれを打ち破る新政権について発信

New Leaders in Japan Seek to End Cozy Ties to Press Clubs


Published: November 20, 2009

TOKYO — Twice a week, Japan’s new minister of financial services is forced to hold two back-to-back news conferences: one for the members of Japan’s exclusive press clubs, the second for other journalists.

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Kimimasa Mayama/Bloomberg

Shizuka Kamei, the financial services minister, is critical of the media.

Kyodo, via Newscom

Journalists for Internet sites were allowed to join a press conference by Foreign Minister Katsuya Okada in September.

He does so because the press club members refused his proposal to open the conferences to nonmembers. Even though the agency provides the rooms for the meetings, the press club demanded that the minister, Shizuka Kamei, hold the second conference in a different room.

Japan’s new government is challenging one of the nation’s most powerful interest groups, the press clubs, a century-old, cartel-like arrangement in which reporters from major news media outlets are stationed inside government offices and enjoy close, constant access to officials. The system has long been criticized as antidemocratic by both foreign and Japanese analysts, who charge that it has produced a relatively spineless press that feels more accountable to its official sources than to the public. In their apparent reluctance to criticize the government, the critics say, the news media fail to serve as an effective check on authority.

こちらから全文をどうぞ



11/17/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Tweet Tweet"

"Tweet Tweet"

Characters: N: Nicole S: Sho Na: Na-chan

After administering the Recall and Practice, Nicole felt pleased with the results.

Nicole: Everyone did a good job in today's RP.
Please remember the following expressions: "to be hooked on" and "kick/ shake the habit."
Now, let's proceed to our FSL. I think somebody forgot to inform me the topic for today.
(feigning an angry look)

The learners laughed when they saw Nicole's mock expression.
Nicole just shook her head and smiled.
Her attempt failed once more.

Na-chan: (still giggling) My bad, Nicole.
I was supposed to send you an email yesterday but it totally slipped my mind.
Sho: Tell her why you forgot.
(egging Na-chan on to divulge the whole story to their governess)
Na: Well, I was about to but something distracted me.
N: What could have sidetracked you?
Did somebody bug you again?
S: Ha ha ha! On the contrary, she was the one who was bugging other people.
(responding with a satisfied smile)
N: Guys, I hope you remember that I do not have the patience of a saint.
(giving her learners a fake warning)
Na: (smiling at her governess) Oh ok... you see I just started tweeting on Twitter.
And I was so caught up in it yesterday that I spent my spare time reading the tweets.
S: Yes, and now she is forcing me to tweet as well.
Na: Tweet tweet! (teasing her classmate)
N: I see... so that's why you forgot to send me an email.
Na: Yup, sorry about that.
N: No worries. So, what is our FSL topic?
(looking expectedly at her learners)
S: I was not able to come up with an interesting topic.
Anything Na-chan thought of is good with me.
Na: Really? Okay then, I would like to talk about Twitter!
N: Ha ha ha! I guess we have a Twitter addict in our midst here.
S: Not again!
Na: Tweet tweet!




●Vocabulary

★tweet‐とりのさえずり(ツイッターの中でのつぶやき(書き込み))
★administer‐実施する
★pleased‐うれしい、満足な
★to be (get) hooked on ~‐~にはまる
★kick/ shake the habit‐きっぱりやめる/癖をやめる
★feign ~‐~のふりをする
★mock‐ふりをした、見せかけの
★attempt‐試そうとする
★fail‐失敗する
★once more‐再び(また)
★My bad!‐私が悪かった!(ごめんなさい)
★slip ~ mind‐頭から消える(忘れる)
★egg somebody on ~‐だれかに~させようと後押しする、けしかける
★divulge‐打ち明ける
★distract‐じゃまをする
★sidetrack‐道をそらす
★bug ~‐~を困らせる
★on the contrary‐その反対
★have the patience of a saint‐聖人のような我慢強さを持っている
★fake‐見せかけの、うその
★tweeting‐ツイッターに書き込むこと
★Twitter‐ツイッター
★caught up ‐夢中になる、熱中する
★spare‐空き時間
★force‐無理やりに
★addict‐中毒
★midst‐真ん中





「ぴよ ぴよ(Tweet tweet)」

N: ニコール S: しょう Na: なっちゃん

リコール&プラクティス(RP)の実施が終わり、ニコールはその結果に満足していた。

N: みんな今日のRPでよくやりました。次の言い方を覚えておいてください:
   「はまる(癖になる)」と「きっぱりやめる/癖をやめる」。
では、フリースタイルレッスン(FSL)に進みましょう。だれか今日のトピックを私に伝えるのを忘れていると思うんだけど。
   (怒ったふりをする)

ラーナーたちはニコールの見せかけの表情を見て笑う。
ニコールは首を横にふり、にっこりとする。彼女の作戦はまた失敗した。

Na: (まだ笑いながら) ごめん、 ニコール。
昨日あなたにメールする予定だったんだけど完全に忘れてました。
S: どうして忘れたか彼女に説明したら。
(あった出来事をガヴァネスに打ち明けるように、なっちゃんをけしかける)
Na: ええっと、しようと思ってたらじゃまをされたんです。
N: 何が原因で道がそれたのかしら?まただれかがあなたを困らせたの?
S: ははは! その反対で、彼女が他の人を困らせていたんだよ。
(満足そうな笑みを浮かべて答えている)
N: みんな、私が聖人のように我慢強くないこと覚えているわよね。
(ラーナーたちにうその警告をする)
Na: (ガヴァネスに微笑みながら) あ、はい... 実はトゥイッターに書き込みを始めたんです。それで昨日はそれに夢中になって、空き時間に書き込みを読んでいました。
S: そう、それで彼女は僕にもツイッターをするように無理やり勧めるんだ。
Na: ぴよ ぴよ! (彼女のクラスメートをからかっている)
N:  そうなのね... だから私にメールをするのを忘れたっていうのね。
Na: そう、ごめんなさい。
N: 大丈夫よ。じゃあ、私たちのFSLトピックは何?
(期待の眼差しでラーナーたちを見る)
S: おもしろいトピックを思いつきませんでした。なっちゃんが考えたものなら僕は何でもいいよ。
Na: ほんとう?じゃあ、私はトゥイッターについて話したいわ!
N: ははは! 私たちの中にトゥイッター中毒者がいるようです。
S: またかよー
Na: ぴよ ぴよ(Tweet tweet)

11/15/2009

サントリーホールでのオバマ大統領のスピーチ

ニューヨークタイムズのページに11月14日にオバマ大統領がサントリーホールで行なったスピーチがビデオでアップされています。直接そのスピーチを聞くのは、英語の勉強のためだけでなく、世界の中の日本について知るため、新聞のフィルターのかかっていないオバマ大統領の生の声を聞くのはいい機会でしょう。下記のリンクをクリックしてご覧下さい。
現れたページを少し下のほうにスクロールすると、左サイドに3枚の写真のあと、ビデオが出てきます。

http://www.nytimes.com/2009/11/14/world/asia/14prexy.html?hp

11/12/2009

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "Truth or Dare, the English way"

So: Soren, N: Nicole, T: Tre, K: Kenji, Y: Yuka

At the restaurant, the ten students present start to feel uneasy about speaking exclusively in English.

N: Welcome to the outdoor lesson! We're not in the park but let's have fun with some English games. Those who speak in Japanese will be fined 100 yen. (laughs)
Y: But...can I at least order my food in Japanese?
(feeling stressed)
T: Of course, Yuka, only if you treat us to gelato ice cream.
(smiles)

Halfway into the first game, the facilitators are amused with the answers.

K: Why is 'white rabbit' unacceptable as an animal for 'w'?
So: Uh-uh, you're trying to make shortcuts, Kenji. It has to be a whale or a wombat, for example. (smiles)
K: How about 'Japanese dog'?
So: You're pushing your luck, Kenji. No, that's zero points, sorry.
K: (bewildered) OK, fine! (everyone laughs)

Towards the end of the second game, 'Truth or Dare.'

Y: (reading a Truth question) "If you were alone on an island, who would you rather be with?" (pauses) I think it will be with my best friend. She's very kind, understanding and funny! (laughs)
N: Good answer. Alright, now your turn Kenji. Truth or Dare?
K: Dare!!! (reading a Dare challenge) "Sing the chorus of your favorite English song." (short pause) "Yesterday, all my troubles seem so far away...for I believe in yesterday." (sings the famous Beatles song) (big applause)
K: Thank you! Too bad we don't have karaoke tonight. (looking sad)

The entire group then heads out to a nearby karaoke bar for a second party.




●Vocabulary

★outdoor‐屋外の
★feel uneasy‐心配する、落ち着かない気分
★exclusively‐全く~だけ
★fine‐大丈夫、わかった(相槌)
★gelato‐ジェラード(アイス)
★facilitator‐進行役、司会者
★amused‐驚く
★unacceptable‐受け入れられない
★whale‐くじら
★wombat‐ウォンバット(オーストラリアに生息する有袋類の動物)
★bewildered‐戸惑う、混乱する
★push one's luck‐調子に乗る
★understanding‐理解のある
★dare‐挑戦、
★applause‐拍手
★too bad‐残念
★head out‐出発する






真実か挑戦か

So: ソーレン, N: ニコール, T: トレ, K: けんじ, Y: ゆか

レストランで、10人の生徒は英語だけで会話をすることに不安を感じていた。


N: アウトドアレッスンへようこそ!私たちは公園にはいないけど、英語のゲームを楽しみましょう。日本語をしゃべった人は罰金100円ですよ。(笑い)
Y: でも…食事の注文くらいは日本語でいいですよね?
(ストレスを感じている様子)
T: もちろんですよ、ゆか。私たちにジェラードをおごってくれるならね。
(笑顔)

最初のゲームの半分が過ぎたとき、進行役たちが答えに驚いていた。

K: なぜ'white rabbit(白いうさぎ)' は 'w'が付く動物として受け入れられないの?
So: えっと、あなたは近道をしようとしているでしょ、けんじ。
答えは例えば、whale(くじら)とかwombat(ウォンバット)じゃないと。(笑顔)
K: 'Japanese dog(日本の犬)'はどうですか?
So: 調子に乗りすぎだよ、けんじ。だめ、悪いけどそれは0点。
K: (混乱している) わかったよ! (みんなが笑う)


2番目のゲーム「本当のこと(私の秘密)か挑戦か」の最終戦


Y: (本当のことの質問を読む) 「もしあなたがある島で一人だったら、だれといっしょにいたいですか?」
  (間を置いて) 自分の一番の親友だと思います。彼女はとても親切で、理解のある、おもしろい人です。 (笑い)
N: よい答えですね。では、あなたの番です、けんじ。
  本当のこと?挑戦?
K: 挑戦!!! (挑戦の質問を読む) 「あなたのお気に入りの歌のコーラスを歌ってください」
  (短い間を置いて) "Yesterday~, all my troubles seem so far away...for I believe in yesterday."
  (Beatlesの有名な曲を歌う) (大きな拍手)
K: ありがとう!今夜はカラオケがなくて残念。 (悲しそうな顔)

それから2次会に全員そろって近くのカラオケバーに出発する。

11/08/2009

New Governess Fabi



Educational Background
M.A. in International Relations, Waseda University Graduate School of Asia-Pacific Studies, Japan
B.S. in Ecology and Environmental Biology, Nankai University, China

Professional Experience
Colombia International School, Japan (English Teacher)
Admiro Tianjin Industry Co., Ltd. , Tianjin, China (Translator/Main Office Manager)


こんにちは。Fabiです。


私はちょうど20年前に中国で勉強し、そして働くために母国を離れました。そして中国語をマスターすると、もう一つ東洋の言葉を身につければこのどんどん展開しているグローバルな雇用市場でより競争力をつけることになると考え、12年前に日本に来ました。
その後日本を離れることを忘れてしまいましたが・・。

1997年4月4日、今でも成田に初めて来た日のことを覚えています。
北京から直行便で成田についた私はたった3時間なのにこんなに違う春が見られるなんてびっくりしました。北京はレンギョウの花で灰色と黄色なのに対して東京は鮮やかな緑とピンクでした。
その後、学校に通い始めたとき、朝の電車がどんなに混んでいるかなど気にもならず青い空をバックにした桜の花に見入っていました。かなり長い年月ここにすんだ今では、日本が私のふるさとのように感じる一方で、いまでももっと冒険したい魅惑的なことがたくさんあることに気がつきます。私はいつでも新しいことを学ぶのが好きで、また、近所のひっそりと隠れていた神社を発見したり、楽しい人たちに会いその人たちの話を聞いたりすることにもワクワクします。日本については、もう充分と思う日が来るとは思えませんが、いつか日本についての本を書くのが私の夢になっています。


私は今、 特に研修中に実際の生徒さんに会った後は、Dela Cruz English Clubで教えることが楽しみで仕方がありません。みんなとても英語を学ぶことばかりではなく、自身のキャリア形成や趣味などに対しても前向きでまた情熱的です。私はもう十年近く教師であるとともに生徒でもありました。昨年私は早稲田大学大学院を卒業しましたが、その経験はとても知的にワクワクさせられるもので、また近いうちに早稲田で博士課程の勉強をしたいと思っています。

国際関係論と発展途上国における人権について学ぶ(私は、子供の人身売買の犠牲者の調査のため3ヶ月以上にわたってカンボジアで過ごしました)以外に新しい言葉を学ぶことも好きです。
私は現在5ヶ国語を話すことが出来、今6ヶ国語としてスペイン語の学習をはじめています。
自由な時間には、スポーツクラブで汗をながし、ダンスをし、ノンフィクションを読み、アジアの社会や文化についての記事を書くのを趣味としています。

11/07/2009

目覚めよ日本人!世界で通用する力をつけるのが緊急の課題。

 最近英会話スクールの経営をしていて本当に良かったと思うことが多くなっています。

なぜかというと、自分自身の視野を非常に大きくすることができたまた、自分の価値観を変える事が出来たから。

英会話スクール始める前は、ごく普通のサラリーマンでした。とりあえず名の知れた大学を出て大手企業に勤め、営業、人事、勤労、
採用、研修からシステムや経理、購買、そして子会社経営までかじらせていただきました。
そのときは非常に忙しい毎日でしたが、それなりにいろいろなことを経験し、勉強させてもらい充実し、安定した生活を送っていまし
た。

このような生活を送っていた時には、自分は様々な経験をし、かなり力をつけたと自分では思っていました。

ところが、現在の仕事をはじめ、様々な国の人たちと接するようになって自分の認識が間違っていたことに気がついたのです。

なんて小さな世界で生きてきたのだろうと。

たとえて言えば、グローバルという大海の中で日本という内海のそのまた片隅で生きてきたというのを感じたのです。

このグローバルの海は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの地域ごとに名前はついていますが、その海は相互に大きな海流が流れて
つながっています。

ところが日本という海は、ごく狭い海峡のみでグローバルにつながっていてそこを通らないとグローバル海に出られない、そんなイメ
ージを感じたのです。


たとえば先週ご紹介したJasmine。彼女と話しているとその友達はヨーロッパから中東、アジア、北米、南米まで20カ国にわたって
います。

話せる言葉も英語、ドイツ語、ヒンディー語、韓国語そしてトルコ人とコミュニケーションするときはトルコ語も少しわかると言って
いました。

住んだ国は、アメリカ、インド、韓国、日本。もちろんそれぞれの国できちんとした成果を挙げています。


また、今週ご紹介する新しいガヴァネスFabiも凄い。
彼女は、大学進学にあたり自分の世界を広げたいと思い、世界各国の大学に奨学金の申請をしました。そして4カ国から奨学金をもらえ
ることになったのですが、そこで彼女が思ったのは、やはり今まで自分が生きてきた世界と全く違う世界を経験しようと言うことで、
中国に進学することに決定しました。

もちろん知り合いもいない、中国語も話せないなかで中国に飛び込み、苦労して中国語を覚え、大学を卒業して中国で働きました。

その後更なるチャレンジのため、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に留学してきて修士課程を修了し、博士課程への進学を予定し
ています。

彼女も英語、中国語以外にロシア語、ポーランド語、フランス語などを使いこなします。


ここで申し上げたいのはその言語能力もそうですが、それ以上に自分の国と言う枠組みにとらわれない発想、そしてその行動力です。

彼女達は、今はたまたま日本にいますが、欧米各国やアジアの国々に行ってもきちんとした職に就き活躍できるでしょう。


振り返って、日本人について考えてみると果たしてどれだけの日本人が世界に出て行って(日本の会社の海外赴任ではなく)そこで職
を得て活躍することが出来るでしょう?


私自身、前の会社を辞めた時点では全く通用しなかったでしょう。

今のように様々な国の外国人と仕事をするような環境になり、6年以上経過した現在でこそもしかしたら何とかなるかもしれないと思
うようになりましたが、普通に日本で生活しているだけではなかなか世界で働く力をつけることは難しいでしょう。


こんなことを書いていたらタイムリーにも慶応大学教授の池尾和人先生が「大学生は勉強しなくてもよいのか」というコラムを昨日
書いたのを発見しました。

ぜひ参考にご覧になってみてください。

http://agora-web.jp/archives/793423.html#more


ただここで簡単に要約させていただくと以下のような内容です。
DCECのメルマガなどでいつも言っているいることとかなり重なっている事がわかるのではないでしょうか。

::::::::::::::::::::::::::::::
「大学生は勉強しなくてもいいのか}

現在、雇用をめぐって、少なくとも次の4つの構造的で不可逆な環境変化が起こっている(起こってしまった)。

(1)日本経済の期待成長率の低下

(2)グローバル化

(3)情報技術革新の進展

(4)ワーク・ライフ・バランス



(2)のグローバル化の結果として、・・
日本の労働者の賃金には結果的に引き下げ圧力が強くかかっている。

(3)の情報技術革新の進展は2極化をもたらす基本的な原因になっており、かつて文系の大学卒がやっていたような「そこそこの仕事」
がなくなっている。

こうした環境変化に伴って、従来型の日本的人材養成システムは、もはや時代遅れなものになっている可能性が高い。


現実の日本は、他の先進国と比較したら顕著に、アジア諸国の中でも相対的に低学歴国になってしまっている。要するに、もっぱら学
卒止まりで、大学院生の比率が格段に低い。
その上で、大学生があまり勉強していないということで、どのような将来が期待できるのであろうか。


たぶん、5~15年後くらいには、20~40歳代の日本人は、同じ年代の中国人や韓国人、他の東アジアの人々と全く同じ土俵の上
で競争しなければならなくなると思った方がよい。そのとき、相手は当然のように修士号程度の学位はもち、流暢に英語も話すだろう。
そのときになって、「大学生のときにもっと勉強しておけばよかった」と後悔しても取り返しはつかない。われわれの世代も、同じよ
うな後悔をよくするけれども、いまの学生以下の世代においては、
身をもって悔いることになりかねない。
::::::::::::::::::::::::::::::


日々外国人と触れ合っていると、本当に池尾先生がここで言っている事をひしひしと感じています。

池尾先生は大学生に焦点を当てていますが、大学生だけが勉強したって彼らが中心になる前に日本は没落してしまいます。

今このブログをご覧になっているすべての年代の方々が自分のこととしてとらえて考えてほしいと思います。



 目覚めよ日本人!!



10/31/2009

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "Police story"

E: Euneece  S: Shima N: Nicole So: Soren  F: Felicity


One gloomy afternoon, when Euneece arrived at the office, she was greeted with this...


S: There you are. FYI, I received a phone call from the police earlier...
E: Oh.
S: And it scared the hell out of me.
E: Oops, sorry about that. I presume it's about the case of my bag which was snatched about two months ago?
S: Right. You're requested to pay a visit to the police office.
E: Again?
S: From the tone of the officer's voice, they had caught the culprit.
E: Impossible! How could that be when I couldn't even remember his face.
F: Surely the police got some fingerprints from the handle of your bag and whoa, there's a match!
N: Possible. Or maybe, there was a witness after all.
So: Better yet, the police really did their homework, found some fresh evidences that eventually led to the arrest of the snatcher.
E: Wow! Haven't I told you guys to stop watching those predictable detective drama on TV? You're all getting carried away with it.
F: But seriously, Euneece, if the culprit is indeed under the police custody now, what would you do or say when you saw him?
E: Honestly, I don't know. I don't wanna have anything to do with him anymore. I struggled to forget the incident, you know.
S: Don't you want him to suffer for what he caused you?
E: You mean to pay for the post traumatic stress syndrome I went through after that?
S: That too. Uh-huh.
E: I leave the law to decide for that. I just wish he would realize the impact his action left to his victims especially to a foreigner like me.
So: I'll second that. Shame on him.
S: So when do you wanna go?
E: Tomorrow? The sooner we get over it, the better.



●Vocabulary

★gloomy
 うっとうしい、憂鬱な、薄暗い
★FYI = For your information
ご参考までに、ちなみに、情報として、後学のため
★scare the hell out of sb
 (それには)マジでびびったよ、(私を)ものすごく怖がらせた
★presume
 推理・推測する ~と思う、想像する、~と仮定する
★witness
 目撃者、証人、参考人、証拠、証言
★do one's homework
 宿題をする、下調べをする、調査する、~に関して入念な下調べをする
★evidence
 証拠、証言、痕跡、形跡、兆候
★predictable
 予測できる、予測通りの、ありきたりな、珍しくもない
★under custody
 ~の管理下に置かれる、身柄が検察当局の手に移る
★not have anything to do with sth/sb
~を相手にもしてくれない、と全く関係がない、相手にされず
★post traumatic stress syndrome
 心的外傷後ストレス症候群
★law
 規定(に従い)、法律(を定めて)、法規、法令
★Shame on sb
 ~に対する恥辱(不名誉)、面汚し、みっともない




ポリス・ストーリー


E: ユニース  S: シマ N: ニコール So: ソーレン F: フェリシティ


うす暗くなったある午後、ユニースがオフィスに着いた時、彼女は次のような場面で迎えられました...


S: ああ来た! あのね、さっき警察から電話があったんだ...
E: あら。
S: 何事かと本当に心配したよ。
E: あらあら、それはごめんなさい。多分、2か月前に私のバッグがひったくりにあった事件についてじゃないかしら?
S: その通り! 君は警察署へ出頭するように要請されているよ。
E: また~?
S: 警察官の声の調子からすると、犯人を捕まえたのじゃないかな。
E: そんなの無理でしょ! 私が犯人の顔を覚えていないのにどうしてそんなことが出来るの?
F: きっと、警察は君のバッグのとってからいくつかの指紋を採って、それが合致したんだよ。
N: 多分ね。あるいは目撃者が結局居たのかも!
So: もっといいシナリオは、警察がしっかり仕事をして、ひったくり犯の逮捕に結局結びつけるような新たな証拠を見つけたんだね。
E: まあ! 筋書きのわかる刑事ドラマなんか見るのを止めたらって言わなかったかしら。もうみんな夢中なんだから。
F: でも、冗談抜きにユニース、もし犯人が本当に今、警察に拘留されていたら、犯人と会った時にどうする、なにを言う彼に言うの?
E: 正直、判らないわ。私は、犯人とこれ以上、関わりを持ちたくないの。その出来事を忘れようとしてるの、わかる?
S: 犯人が君にしたことに対して報いを与えようと思わないの?
E: その事件後に経験した心的外傷性ストレス症候群の報いを受けるということ?
S: うん、それもね。
E: その決定は法律に任せます。私は彼の行為が犠牲者、特に私のよう外国人に対して残した影響を彼が理解してほしいだけ。
So: 私は同感だ。恥を知れだ!
S: それで、いつ行く?
E: 明日? 早く乗り越えたほうがいいわ。

10/30/2009

New Governess ”Jasmine”




















Educational Background
;


Ohio Wesleyan University, USA (Bachelor’s of Arts in Economics with Concentration in Management)


Professional Background;

Global Collaborative Manager, Kyung Hee University, Korea
Assistant Director of Admission, Ohio Wesleyan University




こんにちは。ジャスミンです。

日本は、27年間の私の人生の中でアメリカ、韓国、インドなどに続いて4カ国目に住むことになった国です。

そう、経験し、違う文化の中の一員となり、違うライフスタイルや価値、視点を持った人々と友達になれるのはなかなかいいものです。

そしてみなさんが、私のこのユニークな体験から学んだことを尋ねたら、こう言います。

1. 世界の距離は縮まっている!そして
2. 英語は重要であること

そして今、英語を教えることに意欲を燃やしています。そうここ日本で!私の大好きな小説家、村上春樹が執筆するこの国では、私の大好物のお寿司が生まれ、毎年夏になれば世界でも有名な花火大会が催されます。この日本の文化を楽しみ、日本に適応するとともに、興味がある方に私の経験や知識などをお伝えしたいと思っています。ですから私は単に教えるだけではなく、いろいろな経験を皆さんと共有するためにDela Cruzに参加しました。
「海辺のカフカ」のなかで村上春樹は、「今、自分で想像していることが世界で重要な事になるかもしれない」と書きました。だから、私はくり返しいろいろ想像します。そしてこの日本でのたびで自分の目標を達成し大きく変わった自分を想像します。


あなたはいかがですか?
あなたは将来どんなあなたになる事を想像しますか?

10/28/2009

"Killing two birds with one stone"

E - Emery S - Shin M- Mai Sh - Shoji

Inside the classroom.

E: Hello everyone! Before we start the lesson, I’d like to
invite you to an upcoming DCEC activity this month
(directing the learners’attention to the Japanese
announcement on the board).
  (Shin jumped for joy upon reading the outdoor lesson.)

S: Yes! (motioning like he won a game) I am always looking
forward to DCEC’s outdoor lesson.

M: What is an outdoor lesson? I’m completely clueless.

E: OK, I will initially explain the outdoor lesson for Mai
then Shin and Shoji, please give me a hand.

S and Sh: Count on us!

E: In lieu of the regular classroom lesson, we’ll have the
outdoor lesson. As the name implies, the lesson is done
outside DCEC. The learners are grouped at specified date
and time. The main purpose is for students to have an
English lesson in a very relaxed atmosphere.

S: In addition, it is a good venue to meet amiable students,
  governesses and governors and staff in DCEC.

Sh: Outdoor lesson is full of fun and games, you wouldn’t
twiddle your thumbs.

S: Two years ago, we had it in a park. I' ll never forget
the funny game ‘spot the difference' as one governess
wore a wig with a mole, a Marilyn Monroe copycat.
That was hilarious!

Sh: We had the outdoor lesson in a Japanese style bar (Izakaya),
I enjoyed chatting with other learners and governesses.
One of the games was about countries and its capital cities.
I have a flair for it. Plus the beer liked me very much!
(an irony meaning he likes beer very much).

E: So what do you think Mai? Do these guys have good convincing
powers?

M: Err. (with a quavering voice) I think I am gonna pass,
I’m too shy (there is a dearth of courage on her face).

Sh: Your shyness will just be ephemeral, you’ll be inspired by
others who really tried their best. Also, after a few rounds
of beer, you’ll loosen up I bet (said jokingly).

S: Don’t brood about it, we are here for you. It’s 100% fun!

E: It’s like killing two birds with one stone. Learning English
and having fun.

S: (Pretends to look serious) Excuse me Emery, I’d like to add
something, it’s not only two birds but three.
  (There’s a big question mark on Emery, Shoji and Mai’s faces.)

M: And what is the other one?

S: Well, our recall and practice will be put off for a week,
  which gives us a week to study!

Sh: (Facing Shin and Mai) It cuts both ways, yes, we'll have more
time to study but Emery will be expecting our recall and
practice results to be very good.

 (Shin shrugs and smiles.)


●Vocabulary

★Killing two birds with one stone
一石二鳥
★jump for joy
小躍りして喜ぶ、跳び上がらんばかりに喜ぶ
★clueless
手掛かりがない、何が起こっているのか全く分からない
★give sb a hand
~に手を貸す、~を助ける(手伝う)
★count on sb
 ~を頼りにする、~を当てにする
★in lieu of
 ~の代わりに
★imply
(はっきりとは言わず)暗に伝える、暗示する、ほのめかす
★venue
開催地、現場、会場
★amiable
 社交的な、感じの良い、親しみやすい
★twiddle your thumbs
 のんびりしている
★Spot the difference
間違い探しゲーム
★copycat
まねる人
★hilarious
 とても愉快な、おかしい、笑いを誘う、爆笑させられる
★flair
才能、素質、能力
★irony
皮肉、アイロニー、当てこすり、風刺
★convincing
説得力のある、人を納得させる
★quavering
(声が)震えた
★a dearth of sth
~の欠乏、不足
★ephemeral
 はかない、つかの間の
★loosen up
 打ち解けて話す
★brood
 あれこれ考える、考え込む
★cut both ways
(行為・言葉などが)諸刃の剣である
★expect
(~が当然起きるだろうと)期待する、予期する
★shrug
 肩をすくめる


"一石二鳥"

E - エメリー S - シン M- マイ Sh - ショージ

クラスにて。

E: ハロー、みんな!レッスンを始める前に、今度行われる今月の
DCECのアクティビティーにみんなにも参加してもらいたいと
思います。(ホワイトボードにある日本語の案内にラーナー
の注意を向けさせ)
 (シンはアウトドアレッスンについて読み小躍りして喜んだ。)
S: やった!(試合に勝ったような身ぶりで)いつもDCECのアウト
ドアレッスンを楽しみにしてたんだよな。
M: アウトドアレッスンって何?まったくわかんないわ。
E: わかったわ、じゃあマイのためにまず私がアウトドアレッスンに
ついて説明するから、シンとショージ、手を貸してね。
(S and Sh: 任せといて!)
E: 通常の教室で行うレッスンに代わって、このアウトドアレッスン
は行われます。名前からもお分かりの通り、レッスンはDCECの外で
行われ、ラーナーのみんなは指定された日時に分けられるの。
おもな目的はラーナーのみんなにリラックスした雰囲気の中で
英語のレッスンを受けていただくこと。
S: それに、親しみのあるDCECの他の生徒さんや、ガヴァネスやガ
  ヴァナー、スタッフに会うにはいい機会だよ。
Sh: アウトドアレッスンは、ほんと楽しくってゲームも満載だよ。
のんびりしてる暇なんてないから。
S: 二年前、公園でやったんだけど、あのおもしろいゲーム、
「間違い探し」は忘れられないよ。ガヴァネスの一人がウィッグと
ほくろをつけてマリリン・モンローの真似したんだ。
あれはうけたな~!
Sh: 僕は居酒屋でのアウトドアレッスンだったよ。他のラーナーや
ガヴァネスたちとおしゃべりできて楽しかった~。
ゲームの一つに国とその首都についてのものがあったけど、
僕勘がよくてね。それにビールが僕のことが大好きでさ!
(ビールが大好きだということを逆にいって)
E: さてと、マイどう思う?二人の話で行きたくなった?
M: えぇ。(震えた声で)今回はパスするわ、私ほんとに恥ずかしが
り屋だから。(そんな勇気はないという表情で)
Sh: 内気なのはほんの一時だけよ、ベストを尽くそうと頑張る他の
人達から刺激を受けるから。それに、お酒を飲んでるうちに、
打ち溶けて話せるようになること間違いなしよ。(冗談っぼく)
S: そう考え込まないこと。僕らがいるんだから。100%楽しいって!
E: 一石二鳥よ。英語を学んで同時に楽しむ。
S: (まじめな顔つきを装い)あのー、エメリー、ひとつ付け加えても
いいかな。二鳥だけじゃなくて三鳥だよ。
 (エメリー、ショージ、マイの顔に大きな?マークが浮かぶ。)
M: もう一つって?
S: うん、リコール&プラクティスが一週間延びるから、あと一週間
勉強できる!
Sh:(シンとマイの方を向き)それもろ刃の剣だよ、僕らはもっと勉強
する時間があるけど、エメリーはリコール&プラクティスで僕らが
  いい点とれるだろうって期待しちゃうよ。
 (シンは肩をすくめて笑う。)

10/24/2009

外国人と一緒に働ける力をつけることが今一番大切なこと

 DCECの大学生のラーナーさんに就職の相談を受けました。
「私はどの業界に行ったらいいんでしょう? どこの業界だったらこれからも安泰ですか?」

あなただったら、この質問にどのようなアドバイスをできますか?

私は正直、この動きの速い時代に「この業界に行ったら大丈夫」というアドバイスはできませんでした。

ただ、一つ言えたのは、
「世界中どこへ行っても働けるだけの実力をつけなければこれから生き残るのは大変」ということだけでした。


と言うのも、今までの常識が今後30~40年にわたって変わらないと言う事は想像もできない時代になってしまったから。
今までは憧れの的だったマスコミ業界のテレビや新聞、出版社など今大変な時代を迎えていることは先週書きました。

それに伴い、これまた憧れだった電通、博報堂などの広告代理店もこれからどうなるかわかりません。

トヨタ自動車だって今は世界一になりましたが、これから電気自動車の時代になり、インドのタタ自動車のような安い車が出てきたりと、いつ第二のGMにならないとも言えません。


では、Googleに入れば良いのか?

でもGoogleだって今は敵なしですが、これがいつまで続くか。
あのマイクロソフト帝国だって今や、Googleをはじめとするクラウドコンピューティングに脅かされ、もうマイクロソフトの時代は終わったと言われるぐらいです。

だから今具体的にどの業界がいいなどとはいえないのです。

では、なぜ「世界のどこへ行っても働ける」なのか?


◆日本のGDPは今後低下して行く

そこでまず見ていただきたいのが、国別GDP推移比較です。

http://www.delacruz-jp.com/mm/091024.html#graph1


IMFデータより作成
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2007/02/weodata/index.aspx


これを見ていただくと、世界第二位の経済大国というのが、もう過去の出来事になろうとしているのがわかります。


    1985    1995 2005    2008
米国    4220.25    7397.65  12433.925  14305.702
日本    1356.717   5277.867  4557.105   4552.204
米国/日本   3.1倍    1.4倍    2.7倍    3.1倍


1985年には日本の3.1倍だったアメリカのGDPが95年には1.4倍までに縮まっています。アメリカの人口が倍以上いる事を考えると明らかにアメリカよりも稼ぐ様になっていたのがわかります。
ところが95年をピークにして、アメリカはどんどん増えているのに対し、日本は減少しています。



◆日本の人口は減少していく

今度は日本の人口の推移のグラフを見ていただきます。


http://www.delacruz-jp.com/mm/091024.html#graph2


総務省統計局『国勢調査報告』による。





   
これを見ると2005年をピークに急激に減少しているのがわかります。
これだけ人口が減れば当然GDPも減っていくのが自明の理です。


◆社会保障給付費はとんでもなく膨らんでいく


そしてここに社会保障給付費のグラフを重ね合わせるととんでもない事になっているのがわかります。



http://www.delacruz-jp.com/mm/091024.html#graph3



資料:国立社会保障・人口問題研究所「平成17年度社会保障給付費」、
2008年度(予算ベース)は厚生労働省推計
http://www.mhlw.go.jp/seisaku/dl/21d.pdf



2005年の社会保障費のグラフと比べると2050年のグラフはとんでもなくそびえ立っているのがお分かりいただけると思います。
そしてこのグラフ私が勝手に作ったものではなく、厚生労働省が推計したデータに基づいて作ったものなのです。

このグラフを見てあなたは何を感じますか?

私はこのグラフを見て正直ショックを受けました。人口が減る中このように社会保障給付費が増えていったら、消費税を10%ぐらいにしただけでは決して問題解決にならないのがお分かりいただけるでしょう。


あなたが総理大臣だったらどのような対策を打ちますか?

現在は、日本人の間で給料は今後あまり増えそうもない、年金もそのうち破綻してもらえなくなる、こんな気分が蔓延しているため、日本人の財布の紐がますます硬くなりお金を使わなくなってきています。
それが更に景気を冷え込ませるという悪循環に陥っています。


だから、日本の景気を回復させるためには、今のこの重苦しい雰囲気を振り払うような、お金を使っても大丈夫なんだと国民が思うような未来を描かなければならないのです。


ではどうすればいいのか?


人口が減っていくのは厳然たる事実です。だからもちろん少子化対策は最重要で取り組まなければならない政策課題です。
しかし、子供が生まれてから働き出して、税金や社会保障費を負担する側に回るまでには20年以上の長い時間がかかります。

社会保障給付費が増えていくのも大きくは変えられない事実です。

だから2010年から出生率が急激に上がったとしても、2030年すぎまで労働者の一人当たり負担は大幅に増え続けます。


では、年金をカットしますか?
医療費をカットしますか?

自民党政権が多少手がけたのが医療費のカットでしょう。

その結果、もう既に産婦人科医、小児科医の不足、救急車のたらいまわしなど様々な負の影響が現れてきているのはご承知の通りです。

では介護費を減らすか?

こう考えても多少の無駄の削減ができたとしても、基本的に社会保障給付費を削減するのは困難であるのがわかるでしょう。


では、どんどん負担の増大する社会に甘んじるしかないのでしょうか?

唯一残された方法は、負担する人数を増やして一人当たり負担額を減らすということしかないでしょう。

それは何かといったら、外国人を大幅に受け入れる、これしかありません。


外国人を受け入れる、というと反射的に、そんなことをしたら治安が悪くなるから絶対反対という声が上がりますが、大切なのはどのような人材をどのように受け入れるのか、そしてどのように外国人を活用し、日本ですみやすくするのかを充分に検討して計画して受け入れること
でしょう。今のように野放図に単純労働者を受け入れて、景気が悪くなるとすぐにそのような外国人を解雇するというようなことをしていたら、当然治安が悪くなってしまいます。

もう時間はありません。

すぐにこのようなことを国民的議論として行なっていかなければ、私たち日本人の未来は、際限のない負担に苦しむだけの未来になってしまいます。


したがって、これからは外国に出て行くばかりではなく、日本国内でも外国人とコミュニケーションできる、交渉できる、そして外国人とともに働いていく力をつけることが重要なのはおわかりいただけたのではないでしょうか?

10/19/2009

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "Growling stomach"

F: Felicity; Te: Tetsu; Ta: Taro; Y: Yuu

During the class discussion...

F : According to the article, New York is home to some of the world's most famous restaurants.
Te: I totally agree. I remember when I visited the Big Apple a couple of years back, it definitely boasted of numerous restaurants serving mouth-watering dishes. (reminiscing)
Ta: I didn't know you'd been to New York, Tetsu. What places did you visit during your trip?
Te: Well, of course I didn't pass up the chance to see the Statue of Liberty and Broadway.
Y : Broadway?! (ecstatic) How I envy you. I've always wanted to watch the Phantom of the Opera and Cats.
F : Wow, guys, I'm impressed. I didn't know you had known that much about New York. Going back to our discussion, what restaurants did you visit in the city?
Te: I visited to Four Seasons near Park Ave. They offer a wide range of chilled seafood such as lobsters, abalones, oysters, mussels and tiger prawns.
Y : I'm sure you polished everything off. (teasing Tetsu)
Te: I wish. Too bad, my eyes were bigger than my stomach.
Besides, I'm not a big seafood fan.
Ta: I bet Yuu would have devoured everything on the table.

Everybody laughs.

Te: Actually, I also chanced upon the most expensive Japanese restaurant in the city but the menu starts at a whopping $400 per person.
Y : Whoa! (astounded) Are you sure, they're serving Japanese food?
Te: Yep. I heard some of their specialties are the grapefruit granite, cucumber and wakame sunomono and Japanese sea bass with shiso-leaf dipping sauce.
Ta: Wow, that's a treat.
Te: (notices Felicity) Hey, Felicity. You seem awfully quiet.
F : Uhm...(Felicity's stomach makes a growling sound) Oops.
Pardon me, I guess my stomach can no longer take all this food talk.

They all exchanged glances and burst out laughing.



●Vocabulary

★growling stomach
 グーグーなるお腹
★home
(ものや文化などの)発祥の地、本場、ふるさと
★Big Apple
 ニューヨーク市の愛称
★boast
 ~を誇る、自慢する
★mouth-watering
 よだれの出そうな、食欲をそそる
★pass up
(機会・取引などを)逃す、逸する
★wide range
 幅広い、多様
★polish off
(食べ物などを)平らげる
★eyes are bigger than the stomach
 食べきれないくせに欲ばる、注文し過ぎる
★devour
むさぼり食う、ガツガツ食べる
★chance upon
 ~に出くわす、偶然出会う、偶然発見する
★whopping
 とてつもなく大きい、途方もない、べらぼうな
★treat
 ごちそう、もてなし
★awfully
 とても、ひどく、ずいぶん、すごく


"グーっと鳴るお腹"

F: フェリシティー; Te: テツ; Ta: タロー; Y: ユウ
クラス内での話し合い中...

F : 記事によると、ニューヨークは世界中で最も有名なレストランが多く集まる場所なんですって。
Te: 僕もそう思うよ。2、3年前になるかな、ニューヨークに行ったとき、食欲をそそる多くのレストランで賑わっていたよ。
(思い出しながら)
Ta: へー、君がニューヨークに行ったことあるなんて知らなかったよテツ。旅行中はどこを訪れたの?
Te: うん、もちろん自由の女神とブロードウェイは見逃さなかったね。
Y : ブロードウェイだって?!(我を忘れて)うらやましすぎる。
  僕ずーっとオペラ座の怪人とキャッツを見たいって思ってたんだ。
F : あら、すごいじゃない。みんながそんなにニューヨーについて知ってるなんて知らなかったわ。さーて、さっきの話しに戻るけど、ニューヨークのどこのレストランに行ったの?
Te: パーク・アベニュー近くのフォーシーズンズ。そこ、いろんな
  シーフードを出してててさ、ロブスターにアワビ、オイスターやムール貝、クルマエビといったね。
Y : 全部平らげたんでしょ。(テツをからかい)
Te: だったらよかったんだけどね。残念ながら注文しすぎちゃって。
それに僕、そこまでシーフード大好きってわけじゃないんだ。
Ta: ユウならテーブルにあるもの全部あっという間に食べちゃうこと間違いなしだな。

みんな笑う。

Te: 実は、ニューヨークで最も高級な日本食レストランに偶然出くわしたんだけど、いきなりメニューが一人400ドルってべらぼうな値段で始まってててさ。
Y : うわー!(がく然とし)えっ、それってほんとに日本食を出してるの?
Te: うん。いくつか自慢料理に、グレープフルーツのグラニテ(シャーベット状の氷菓)、キュウリとワカメの酢の物、スズキのシソダレ風味があるって聞いたよ。
Ta: いやー、そりゃご馳走だなあ。
Te:(フェリシティーに気付き)ちょっと、フェリシティー。やけに静かだけど。
F : えぇ...(フェリシティーのお腹がグーと鳴り)あら、ごめんなさい。私のお腹、これ以上食べ物の話に耐えられそうにないみたいだわ。

みんな顔を見わせ、爆笑した。

10/18/2009

A helping hand






On September 28, Typhoon Ketsana ak.a. Typhoon Ondoy hit the Philippines especially central Manila and its neighboring cities. Heavy rains and floodwaters have claimed the lives of hundreds of Filipinos and displaced thousands of families left with homes covered in mud or submerged in floodwaters.


In line with this, DCEC started accepting donations from our learners both monetary and in-kind from October 3, 2009. We are thankful to all our learners who were more than willing to reach out and help the victims of typhoon Ketsana by giving used clothes and monetary contributions. Yesterday was the last day of accepting donations and we’ve almost finished packing 2 jumbo boxes to be sent to the typhoon victims through the kindness of San Isidro Labrador Parish Church in Quezon City, Philippines. The church has agreed to help DCEC in distributing our relief goods to the affected and disadvantaged areas in the country.


On the other hand, as of Friday, we have gathered JPY 53, 280. All monetary contributions will be deposited to the Philippine National Red Cross Philippine National Bank account to aid their relief operations to thousands of Filipino families in evacuation centers.


Again, we are grateful to everyone who made this effort possible.

10/17/2009

新聞・テレビが消滅する? 英語を身につけないとあなたも危ない。

先週この世界がものすごい勢いで変化しているということを書きました。そして、私たちはいち早くこの変化を掴み対応していかなければあっという間に取り残されてしまうということを認識し、情報に敏感になっていく事が自分自身の競争力強化につながってまいります。


ものすごい勢いで変化しているということは、今までの常識ではそんなことが起こるなんて考えられない、えー、嘘だろ!という様なことが起こります。


いま、密かに、しかし着実に起こりつつあるのは新聞とテレビの変化です。あなたはそのような変化を何か感じていますか?

元毎日新聞の記者で現在はIT・ネット分野を精力的に取材し情報発信を続けている佐々木俊尚氏は文芸春秋新書より「2011年 新聞・テレビ消滅」という本を出して警告しています。

「部数減と広告収入の激減が、新聞とテレビを襲う。ネット時代がもたらす構造的変化についていけないマスメディアの経営陣。加えて情報通信法施行と地デジ化が止めを刺す。」としています。


また「アメリカでは2008年、多くの新聞が倒れ、多くの街から伝統ある地方紙が消え、「新聞消滅元年」となった。いままでもそうだったように、アメリカのメディア業界で起きたことはつねに三年後に日本でも起こる」ということを読むと、まんざら絵空事でもなさそうです。


皆さんも知っているニューヨークタイムズ。その高級紙としての言論の強さは全く失われていませんが、新聞ビジネスとしては破綻の淵に瀕しています。


今年初めには「ザ・アトランティック」誌が「ニューヨーク・タイムズの終焉」という記事を発表しニューヨーク・タイムズ危機説はが高まったようです。

※「ザ・アトランティック」は、そうそうたる執筆陣がアメリカ政府の政策やビジネスの動向を評論するインテリ雑誌。


この危機は本社ビルを売却するなどしてしのいだのですが、新聞ビジネスそのものの危機が去ったわけではありません。

http://news.livedoor.com/article/detail/4057743/



そして一方のテレビビジネスも大変な状況に陥っています。

今年発表されたテレビ局の決算は軒並み大幅減益、もしくは赤字でした。


※参考
「開局以来初の最終赤字となったテレビ朝日の連結決算をグラフ化してみる」

http://www.garbagenews.net/archives/658408.html


「個別業績では最終赤字・TBSテレビの連結決算をグラフ化してみる」

http://www.garbagenews.net/archives/689217.html


これらのサイトを見ると、もはや放送局は放送事業で利益が出せなくなっているのがわかります。


TBSなどは放送事業で稼げない利益を赤坂サカスという不動産事業で補っているのが見て取れます。


なんでこんなことが起こっているのか?

新聞などを見ていると金融危機の影響で企業が広告費を削減しているからというように見えますが、実はそのような景気変動の影響ではなく世の中の構造が変化した結果陥った苦境であるということをしっかり認識しなければ、本当に「新聞・テレビ消滅」につながってしまいます。


では、世の中の構造変化とはなにか?


何といっても一番大きなインパクトはインターネットの普及が挙げられます。

そしてそれと並んで新しいテクノロジーの発展をあげることができます。

今まで新聞、テレビの収益源は広告による収入でした。

特にアメリカではクラシファイド広告と言われる「案内広告」「不動産広告」「求人広告」「三行広告」などの広告が非常に大きな市場を形成していますが、その新聞の虎の子のクラシファイド広告がクレイグズリストなどのインターネット広告にすっかり奪われてしまいました。

また、テレビ広告もお金がかかる割に、その広告の効果があったのかないのか効果測定が難しいのに対し、最近急激に伸びているインターネット広告は、インターネットユーザーの嗜好や興味の対象からターゲットを絞って広告を打つことができ、また、どれだけクリックされたか、それが売上につながったかどうかまで、かなりきちんと効果測定ができるという特徴から、すでに雑誌広告の市場を抜き、テレビの広告市場が抜かれるのも時間の問題になっています。


また、ハードディスクレコーダー(HRD)などで録画して好きな時間に見るというスタイルも一般的になってきましたが、そうなると、コマーシャルは飛ばしてみる、あるいは最初から録画しないなどテレビコマーシャルの効果が無いという実態がわかってきてしまったのです。

2005年に野村総研がHRDの利用者がその番組の視聴方法の調査をし発表しました。

それによるとすべてのCMを飛ばしてしまう人が約23%、過半数の人が八割以上のCMを飛ばし、平均してCMのスキップ率が64%ということでした。

また、ポッドキャストやYouTubeなど様々なメディアが現れてきて、それらを移動中に見るなど、視聴時間のシフトばかりでなく、場所のシフトなどもテクノロジーの発展によって起こっているのが現状です。

私自身の事を考えても、休みの日以外は間違いなくテレビよりポッドキャストなどを長く見ています。


このようにテレビや新聞業界のビジネスが非常な窮地に追い込まれているのがお分かりいただけたと思います。

新聞、テレビの機能が全くなくなってしまうというのは考えられませんが、大きく変わってしまうのはもう間違いないでしょう。

今まで高給をとって憧れの的だったテレビ局の社員も、数年のうちにリストラの嵐に見舞われるのは避けられないでしょう。


インターネットとテクノロジーの発展はそれほど大きなインパクトを世界に与えています。


そしてそれに勝るとも劣らないインパクトがあるのが、英語力であるというのを、改めて声を大にして言いたいと思います。


今、毎日世界各地の人と話をし、世界の人たちの行動や考え方を肌身に滲みて感じています。

この1ヶ月に新たに話をした外国人の国を挙げると、アメリカ、イギリス、フィリピン、カナダ、チリ、フランス、ポーランド、ニカラグア、韓国・・・・。

当然フランス語やスペイン語、ポーランド語など話せないので、すべてコミュニケーションは英語で行ないました。
逆に英語が話せれば、こんなに多くの国の人たちとコミュニケーションをとれるのです。


今、毎日twitterやポッドキャストなどで情報を集めていますが、英語で見ることによって、日本語のテレビや新聞から得られるよりはるかに多くの情報が得られています。


あなたは、日本が衰退する前に、はやく英語を身につけて衰退から再発展へと舵を切ったほうが良いと思いませんか?

10/12/2009

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "The Missing Female Classmate"

Characters: D: Deenoh E: Erika T: Tre

Minutes after a Japanese language class. . .

E: Tre, are you having angina pectoris?
T: I'm fine. Thank you for your concern. This is nothing.
D: Don't mind him; he is healthy as a stallion!
E: I don't think so . . . You're wincing in pain as if you had just been stabbed in the chest.
T: (hesitantly pointing to Deenoh) He . . . , he strikes his elbow into my chest.
E: What? Deenoh, how can you do that? You are like David and Goliath.
D: I did not mean to hit him hard . . . I was just trying to . . .
E: So what happened?
T: It all started in our Japanese class. The moment our Japanese teacher entered the classroom, she uttered, “Mina-san . . . . Mina-san swatte kudasai.”

E: So what's the big deal?
D: Dig further what he asked the teacher.
E: (staring sharply to Tre)
T: (answering nervously) I . . . , I . . . , I understand the meaning of “swatte kudasai,” [sit down please] but“Mina-san”is an alien word to me. I never heard it before.
I asked the teacher about the identity of“Mina-san,”because we have only two female classmates, Ana-san and Karen-san.
Suddenly, our teacher stared blankly at me.

E: Hahaha! You thought it was a girl's name. Well, it means "everybody or everyone.”You'd better etch that in your mind, Tre.

D: I hit him in the chest to let him stop insisting that there is no other third female classmate in the class.

E: Hahaha! Next time, hit him in the head instead. Tre is not studying his lessons well.
T: Where is the justice in doing that? Hitting me would not do any good.

●Vocabulary

★angina pectoris 狭心症
★healthy as a stallion 種馬のように健康
★wincing 顔をしかめている
★strikes 打つ
★David and Goliath ダビデとゴリアテ;弱い者が強い者を倒す (旧約聖書『サムエル記』から由来する言葉)
★uttered 叫ぶ
★big deal 大したこと
★dig further もっと理解する、話などを掘り起こす
★alien word 異国の言葉
★identity 身元、存在
★stared blankly ぽかんと(不思議そうに)見詰める
★etch that in your mind 頭(心)に刻み込む
★insisting 主張している
★justice 正義、正当性



"行方不明の女性クラスメート"

登場人物: D- ディーノ E- エリカ T- トレ

日本語の授業の数分後…

E: トレ,あなた狭心症にかかっているの?
T: ぼくは大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。何でもないんだ。
D: 彼を構う必要はないよ。彼は種馬のように健康だよ!
E: そうは思わないけど…まるで胸を刺されたかのように、あなたは痛みで顔をしかめていたわ。
T: (言いにくそうにディーノを指して)
   彼…彼がぼくの胸を肘で打つんだ。
E: 何ですって?ディーノ、どうしてそんなことができるのかしら?
   あなたは弱い者いじめをするダビデとゴリアテのようね。
D: そんなに強く打つ気はなかったよ…ぼくはただ…
E: それで何があったの?
T: 何もかも日本語の授業で始まったんだ。日本語の先生がクラスルームを入ると同時に、「みなさん…。みなさん座ってください」と叫んだんだ。
E: それでそれがどうしたっていうの?
D: 彼が先生に何を尋ねたか、もっと先の話を聞いてみてよ。
E: (トレをじっと見つめている)
T: (不安げに答え始める)
   ぼく…、ぼく…、ぼくは「すわってください」の意味はわかるんだけど「みなさん」はぼくにとっては範疇にない言葉なんだ。今まで聞いたことがなかったんだよ。ぼくはのクラスには女性の生徒が2人、アナさんとカレンさんしかいないからぼくは先生に「ミナさん」ってだれって尋ねたんだ。


E: ははは! あなたはそれが女の子の名前だと思ったのね。あのね、それは「皆さん、やみんな」という意味よ。それは覚えておいたほうがいいわ、トレ。


T: このクラスには3人目の女性クラスメートはいないと言い張る彼を止めるために、ぼくは彼の胸を突いたんだ。


E: ははは! 次は代わりに彼の頭を叩くことね。トレはレッスンをしっかり勉強していないわね。
T: そうする正当性はどこにあるの? ぼくを叩いても何も良いことはないよ。

10/10/2009

世界から取り残される日本を改革する3つの条件   -マスコミ改革、インターネット活用、英語力の強化

先月、DCECのある大学生ラーナーがアメリカに1ヶ月行ってきました。彼は、アメリカの大学院に留学したいと思っているので、その下見をかねて、シリコンバレーの近くの知人のうちに1ヶ月滞在して、いろいろな大学などを訪問してきたのでした。

その彼が昨日、帰国後初めてDCECに来てアメリカでの生活について報告してくれたのですが、彼が一番刺激を受け気がついたのが日本だけが世界から取り残されていることを強く感じた事でした。

そして、このままではいけないので絶対、世界で働ける力をつけようと決意したとの事でした。

彼はスタンフォード大学のオープンクラスにも参加し、また、英語の学校にも通ってきたのですが、アメリカではいかにFacebookとTwitterが使われているか実感し、アメリカでiPod touchを購入しさっそく、それらを使い始めました。

そのとき受けた刺激をシェアしてもらうことを本人に頼んだので、また、出来上がり次第ご紹介いたします。


さて、彼がなににそんなに刺激を受けたのか?

実は世界は今、ものすごい勢いで変化しています。その変化は、今までは当たり前だったことが、ここ数年のうちに全く変わってしまう程の変化なのですが、日本人はほとんどそれをわかっていません。

彼はアメリカでその一端を感じたからこのままではまずいと思ったのでしょう。


まず、彼は英語のクラスでいくつかのことを感じました。

1.クラスにいるヨーロッパから来た人たちはよく話す。
2.でも良く聞いてみると結構間違った英語で話している上にあまり単語も知らない。
3.一方同じクラスにいた日本人の女の子は、ほとんど何もしゃべらずにもくもくとノートを取ることだけで過ごしていた。


このような経験から、彼は「やっぱり英語は間違っても話さなければ何の意味もない」と言うことを感じたようでした。


次に、知り合いになった友達とコミュニケーションするには、あたりまえのことですが、アメリカ人だけではなく、フランス人や他の国から来た人たちとでも、英語でコミュニケーションしなければならないことを実感しました。

そしてそのためには、まだまだ英会話力が足りないことを感じました。

また、アメリカではFacebookやtwitterが本当にみんなに使われているのを知り、彼らとコミュニケーションするために、アメリカですぐにiPod touchを買って、さっそくFacebookとtwitterを始めました。


今日本に帰ってきても、Facebookでアメリカで友達になった女の子とコミュニケーションしているようです。


このアメリカ行きが彼の人生を変えるほどのインパクトを与えたことは間違いないでしょう。
世界で働ける力をつけるために、海外の大学院やIUJ(International University of Japan) http://www.iuj.ac.jp/ などで学ぶことを決意したようです。


さて、彼が1ヶ月アメリカに行っただけで感じた日本が世界から取り残されていると感じたことを、日本にいると私達はなぜ感じられないのでしょうか?


ここには大きく言って2つの理由があると思われます。

ひとつは、日本のマスコミがきちんと真実を伝えていないこと。
そして二つ目は、マスコミが伝えなくたって、今の時代インターネットでいくらでも情報が取れるにもかかわらず、日本人は英語を自分のツールとして使いこなしていないので、結局わからないということ。

でも世界の急激な変化は、わからないままでいいという状況を通り越して、わからなければ日本が衰退に向かう状況になってきています。

したがって、日本は早急に現状を変えていかなければなりません。
では、世界が今急激に変化している事に対し、その流れに乗れない日本がこれから打つべき手は何なのか?


1.マスコミの改革
2.インターネットの活用
3.英語力の強化(急務)


この3つが欠かせません。

なんでマスコミの改革が必要なのか。

日本の大手マスコミは戦前に出来た記者クラブを既得権益として安住しクラブ員以外を排除してきました。

※記者クラブとは、首相官邸、省庁、地方自治体、地方公共団体、警察、業界団体などの組織に設置された記者室を取材拠点にしている、特定の報道機関の記者が構成する組織のこと。
記者室設置組織の記者会見は歴史的な経緯で原則として記者クラブが主催する。記者クラブのメンバー以外の出席は幹事社の承認が必要となる。警察関係など一部クラブではメンバー以外の参加は認められず、クラブ員が独占的に情報提供を受ける。(ウィキペディアより)

大手マスコミは、この記者クラブを通じ長年自民党政権ともたれあいの関係を続けてきたので、国民が新聞を通じて読んできた情報は基本的に自民党と記者クラブ会員各社の予定調和の記事ばかりであったと言うことです。したがって、読売新聞、日経などを読んでいるとこの衆議院選挙の前には、民主党のあら捜しのような記事ばかりが目立ち、また、政権交代したからといって、長年連れ添ってきた?!自民党から民主党に鞍替えすることも出来ずに、相変わらず民主党の政策を批判する論調が目立っています。


この長年続いてきた、記者クラブに対してのみ会見を行うという悪習を民主党政権は変えようとしています。

記者会見をオープンにして、クラブ会員以外のジャーナリストにも開放することで、国民に対しよりオープンに情報を流そうとしています。

しかしながら、官僚と記者クラブ側の抵抗で、なかなかオープン化が進んでいないのが現状です。

まず、政権をとる前はオープンな会見を行い、政権をとったら首相の会見もオープンにすると公約していた鳩山さんの会見のオープン化は出来ていません。

また、亀山金融大臣は記者クラブ側の抵抗にあい、記者クラブ向け会見とオープン会見の二度行わなければならない状況に陥っています。

http://www.j-cast.com/2009/10/06051134.html

唯一、岡田外務大臣のみオープン会見を実現でき今後のマスコミ改革に期待を持たせてくれています。

http://www.youtube.com/watch?v=93hPnFjTDK0


もしこの問題にさらにご関心のある方はこのブログを読んでください。
これは元AP通信の記者で現在ビデオニュース・ドットコム代表/ビデオジャーナリストの神保哲生氏の記事です。


http://agora-web.jp/archives/768985.html


しかし、このような情報を私のような素人が見られるようになったのも、インターネットの発達によるところが大きいのです。


これらを知ることでも国民の政治や官僚、マスコミを見る目が変わってきますが、英語で情報収集をすることで、さらに外国から見た日本についての情報や、あるいは、日本のマスコミが伝えない海外の姿などが伝わってきて、現在私達日本人が海外の国に持っている偏ったステレオタイプな印象も変わってくることでしょう。

日本の改革は今や待ったなしに追い込まれています。
その中で、今、民主党政権は改革改革と声高に叫んでいた小泉政権よりも、日本を変えてくれるのではないかと感じさせてくれています。

日本を真に改革し、私達の未来を明るくするために、政府だけではなく、私達日本国民一人一人が、意識を高く持ち、英語力を身につけ世界から情報収集をし、きちんとした判断力を持つことが大切なのではないでしょうか?

10/08/2009

Gracious in defeat



The die had been cast. Last week, on October 2nd, Rio de Janiero was awarded the host city of the 2016 Olympic Games.

It’s unfortunate that Tokyo lost its bid given that as early as 2007, the proponents of Tokyo Olympics 2016 had already started its campaign to win the hard battle, not to mention the fact that this is the third time the city competed to claim the most coveted honor of hosting such a prestigious event after it last hosted in 1964. I guess from now, the committee could start visualizing a more concrete and attractive package in collaboration with the government, of course, to hopefully impress the International Olympics Committee comes the day of reckoning for the 2020 Olympics. That is, if the Japanese Olympic Committee hasn’t given up yet.

Personally, I was a bit disappointed upon knowing Tokyo’s loss. I strongly wished that the 2016 Olympics be held in Japan. If I were still here by then (which I hope so), I thought I could have the chance to witness a lot of world-class athletes compete against each other. Too bad. On the other hand, after having had short conversations with my learners, I am convinced that Rio de Janeiro is a deserving host city, after all. I learned that a lot of them preferred Brazil to be the host country considering that the Olympic games have never been held in a South American country. Such an unselfish way of thinking…very admirable.

Good luck to Rio de Janeiro! And to Tokyo, better luck next time!

For more reading:
http://www.rio2016.org.br/en/Default.aspx
http://www.olympic.org/


Photo taken from: Rio_de_Janeiro_bid_logo_for_the_2016_Summer_Olympics.svg‎

10/06/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Food Escapade"

Characters: N- Nicole T- Taki S- Shoko


Learners in Nicole's twelve o' clock class have finished sharing their weekend stories.

T: How about you, Nicole? Anything new that happened during your days off?
S: I remember you mentioned a friend from California. Did she come to Japan?
N: She sure did! She stayed at Shinjuku Hyatt Regency and Pan Pacific Yokohama.
T: Did you visit her in both the hotels?
N: Of course. In fact, she has been frequenting Japan on business.
S: Ahh... that's good. Does she like Japanese food?
N: To answer that question, let me tell you about our dinners.
S: Oh, all right. (Shoko was getting curious more and more.)
N: When I saw her in Shinjuku, she wanted to eat yakiniku.
After that, she requested to go to a Japanese-style bar for drinks and...
T: Hmmm....
N: In Yokohama, we went to a shabu-shabu restaurant and last Friday, we went to a tonkatsu eatery.
S: Wow! I think that answered my question pretty well.
T: You had a grand time then, right?
N: Of course.
T: But? (trying to read between the lines)
N: I had a wonderful time with her. It was like highschool and college days all over again; the laughter, the stories...
   everything! (her wide smile slowly fading)
However, I realized that not everything is like the past anymore.
(tugging at her jacket)
S: What do you mean? ( showing a little confusion)
N: Well, our metabolism is not as fast as back then.
So, I think my weight might go back to the big numbers again.
(sadly)
T: (laughing) Good thing your friend does not live in Japan.
N: Actually, she is coming again next month and she wants a do-over!
S: Uh oh! (waving her index finger as a warning to her governess)




●Vocabulary

★escapade  とっぴな行為、脱線、脱出
★day(s) of 休日、休み(非番の日)
★to frequent a place ~をしばしば訪れる、~によく行く(出入りする)
★eatery 食堂、飲食店
★pretty well かなりよく、ほとんど、わりと
★grand time すてきな、素晴らしい時間
★read between the lines 言外の意味を読み取る、(発言などの)真意を理解する
★fade (光・音などが)消えていく、弱まる
★tug ~を強く引く、引っ張る
★confusion 当惑、困惑、戸惑い
★metabolism(新陳)代謝
★as ~ as  ~とおなじほど...、~ぐらい...
★do-over やり直し、もう一度行うこと
★Uh oh!おっと、あらら、あーあ
★index finger人さし指





"食の羽目外し"

登場人物: N- ニコル T- タキ S- ショーコ


ニコルの正午のクラスではそれぞれ週末の出来事を話し終えたところだった。

T: ニコルはどうだったの?休日に何か変わったことは?
S: そういえば、あなたカリフォルニアの友達のこと言ってたわよね。日本に来たの?
N: ええ、もちろん!彼女、新宿のハイアットリージェンシーとパンパシフィック横浜に滞在したわ。
T: 両方とも行ったの?
N: もちろんよ。それに彼女仕事でしょっちゅう日本に来てるの。
S: なるほど...それはいいわね。お友達、日本食は好き?
N: その質問の答えだけど、ちょっと私達のディナーについて話さ せてね。
S: うん、いいわよ。
N: 新宿で彼女に会ったら、焼き肉を食べたいって言って、その後、飲みに居酒屋に行こうって言い、そして...
T: ふむ...
N: 横浜ではしゃぶしゃぶレストランに行って、彼女が帰る前の晩も一緒だったんだけど、とんかつ屋さんに行ったのよ。
S: ワオ!それで十分いい答えになってるわ。
T: じゃあ、いい時間を過ごしたんだね。
N: 確かに、ね。
T: でも?(真意を読み取ろうとして)
N: もちろん彼女との時間は本当に楽しかったわ。また高校や大学時代に戻ったみたいだった。笑いに話に..もう全部!
(大きな笑顔が徐々に曇り)でもね、全部が全部、過去のようにはいかないんだっていうのを実感したわ。
(ジャケットを引っ張って)
S: どういうこと?(ちょっと困惑した様子を見せ)
N: その、新陳代謝が当時ほど良くないってことよ。だから、体重がまたでーんと戻っちゃうかもしれないわ。
(悲し気に)
T: (笑って)友達が日本に住んでなくてよかったじゃない。
N: 実はね、彼女また来月来るのよ、それでまた同じくご飯食べたりしたいって!
S: おっと!(ガヴァネスを警告するように人差し指を振る)

10/04/2009

英語の上達に便利なツールtwitter&Facebook

 今まで何回かこのBlogでもお勧めしてきたtwitter。さっそく使いだされた方が結構いらっしゃるいっぽうで、メルマガで見て興味持っているけれどもなかなか時間がなくて始められないと言う方もいらっしゃいます。

そこで今日は、そろそろ慣れて来ていろいろ楽しんで活用されていらっしゃる方たちを少しご紹介して、未だ始めていない方たちのご参考にしていただければと思います。

繰り返しになりますが、TwitterとFacebookの何がいいのか?
簡単に言うとどちらも世界に直接つながっているということです。

Twitterは海外のtwitter参加者の発信を簡単にfollowすることができるし、また海外の人もあなたのことをfollowし始めます。

例えば、あるラーナーさんの発信をご紹介します。

******************************
Because I twitter with English, most of followers are foreigners. Twitter is a good practice for me to learn English.
******************************


こんな感じでそのうちそのフォローしている人とコミュニケーションをとることも出てきます。

DCECをフォローしている人たちの中でビックリしたのはカリフォルニア州知事のシュワルツネッガーさんがDCECをフォローし始めたことですが、そのあともStanford UniversityやEbay、そしてZig Ziglarなど外国の著名人などもDCECをフォローしています。

また、DCECではWhite house やオバマ大統領、New York TimesやCNNなどもフォローしているので世界のニュースがどんどん入ってきます。
日本のニュースや新聞で見る前にわかることもしょっちゅうですし、また、内容も日本のニュースで見るのとは違った視点、世界から見るとこんな風になんだと気づかせてくれることも多々あります。

たとえば、鳩山首相の国連での演説は非常に好評だったと日本のニュースでは伝えられていますが、アメリカのワシントンポストやニューヨークタイムズでは小さく触れられただけで、それよりも鳩山さんと中国の国家主席との会談のほうが興味を持って大きく報じられていました。

このように興味を持ってニュースを見れば自然に英語に触れる時間も増え英語力が上がること間違いなしです。

ここでもう少しラーナーさんの感想や発信をご紹介します。

******************************
ニュースレターに載っていた「Twitter」に登録しました。
DCECのフォローしてますよ~
楽しそうなサイトを紹介して頂き、ありがとうございます~
英語の勉強になりそうですし、楽しそうですね。:)
******************************


******************************
“ご。。ごめんなさい。英語で容易に返信できない。。。どきどき。”

とtwitterで発信していた人が翌週にはもうこんなつぶやきをするように・・。


“@DCEC Yes,this month is best season to eat chestnuts. I was glad to see that my parents ate them with keen relish.”
******************************


イメージは掴んでいただけました?これで興味が出た方は、ぜひやってみましょう。


また、Facebookは未だ詳しくご紹介していませんが、こちらはtwitterとmixiを合体したようなものと考えていただければ少しはイメージがつかめるかもしれません。

こちらは、twitterと比べると友達とのコミュニケーション機能が強い気がします。

お互いに友達として登録するとお互いのページに相手の情報が現れる様になります。
また面白いのはお友達を推薦されることです。
たとえば、DCECとSeikoさんがお友達になっているとSeikoさんのお友達をこの人はSeikoさんのお友達ですが、あなたのお友達に加えませんか? の様に推薦されたりします。

これでFacebook上でネットワークがどんどん広がっていきます。

また、Facebookも世界につながっているので様々な人の情報を得られます。こちらもWhite houseなどが情報の発信やディスカッションなどにもよく使っていますし、インドの首相も自分のアカウントで発信しています。

http://www.facebook.com/search/?q=white+house&init=quick#/WhiteHouse?ref=search&sid=100000221960484.3651252857..1

http://www.facebook.com/home.php?#/pages/Dr-Manmohan-Singh/17780227654

Facebookはtwitterと違ってFacebookの自分のページに画像やビデオも掲示できるので、より多くの情報を発信できます。


DCECのある高校生ラーナーさんがFacebookを使いこなしています。
彼女は夏休みにオーストラリアにホームステイに行ったときにできた現地の友達と、写真を見せあったりチャットをしたりとうまく使って、友達の絆を固めているようです。

もちろんやり取りは英語で行なうので、英語が勉強の目的から自分の生活のツールに変わり、上達するのは間違いないでしょう。


こんなに便利なツール、あなたは未だ躊躇しているのですか?

DCECのtwitter
http://twitter.com/DCEC

DCECのFacebook
http://www.facebook.com/home.php?#/profile.php?id=100000221960484&ref=mf

10/01/2009

DCECのインターネットレッスンiTALK(ビジネス英会話)

英会話上達を目指す忙しいビジネスパースンに人気。
DCECのインターネットレッスンiTALK。

どんな感じかビデオでご覧下さい。(このレッスンはビジネス中上級)

Now, studying English could just be a click away. Anywhere you go, you can hook up to the internet, download SKYPE and you're all set. DCEC's iTALK lessons have become popular especially to business persons who are always on the go, frequent travelers and even busy moms who have to stay home to take care of the family.

For more details, please visit our website http://www.delacruz-jp.com/index.html

9/27/2009

すばらしい国ニッポンをもっと宣伝しよう! 英会話スクールDCEC

この3週間twitterについて書いてきましたが、twitterを使ってみて世界の情報を身近に感じる様になりました?

もうかなり英語で発信している方もいらっしゃり、また、DCECで発信する情報に興味を持って問い合わせをしてこられる方などもいて、それなりに海外に対する距離を近く感じるようになっているのではないでしょうか?

ぜひ海外情報へのアクセスをこのまま続けてもっともっと世界の中の日本ってどんなものなのかを知って行ってほしいと思います。

・・とえらそうなことを言っても、私自身も海外に1ヶ月以上滞在したことはないので、海外について言っているのは、DCECで接するGV達や応募者などの外国人を通した感覚、そしてネットなどから得られる情報からのものなので、今でも毎日新しい発見の連続です。

ただ、さすがに毎日外国人と仕事をし、また、毎月世界中の国々の人達と面接の場で接しているので、普通の日本人よりは海外から見た日本とはどういうものかを感じる機会に恵まれています。

さて、そこであなたにひとつ質問です。
日本って世界の中で見たときどんな国だと思いますか?

普通の国?
特別な国?
神の国?(あっ、これはかつての某首相の失言か・・。)



多分、一般的な日本人が感じている日本についてのイメージは以下のようなものなのではないでしょうか?



世界第二の経済大国
テクノロジーが進んでいる国
アメリカのパートナー(アメリカも日本に親近感を持っているだろうとの期待も持っている)
先進国仲間(昔からG7とかサミットに参加している)
イギリスとはかつて日英同盟を結び、同じ島国と言う共通点もある親近間ある仲間
ドイツやイタリアだって同盟国だったから彼らだって日本を好きだろう

中国や韓国は戦争のときのことがあるので日本は嫌っている


だから日本はアジアにあるけれども特殊な国で、どちらかと言うと先進7カ国の仲間の国でアジア諸国の手本となる国


そんな感じではないでしょうか?

まあ日本のニュースやその他の番組を見ているとそのような感覚を覚えても止むを得ないでしょうね。



ところが反対側から見ると全く違っているんですね。

(つづきをよむ)

"Diet and Radio Exercise"  英会話スクールDCEC

S - Soren, R - Reiko, H - Hiroko, T - Takashi


At the start of the class, the classmates share how they spent their week. (Hiroko and Takashi are husband and wife.)

T: Oh, last week I ran 20 km everyday at the Minuma Reservation Area.
S: Wow, that’s amazing, Takashi! How did you do that?
(in disbelief)
T: I’m actually preparing for the Honolulu Marathon again. This would be my seventh time.
S/R: Reaaally?!? (gasping)
R: How I wish I could qualify, too, for the Tokyo Marathon next year! I wasn’t picked this year, you know.
H: You know, he’s up in the morning around 4:30 to train, while I’m still in dreamland. (chuckles)
S: When I was little I had a favorite cartoon show called, “Superfriends,” and they had supernatural powers.
I think we should call Takashi and Reiko as Superman and Wonder Woman! (laughs)
R: Takashi, I’m curious, are you following a strict food regimen these days?
T: Oh, not really, but Hiroko fixes me a good breakfast every morning and, Soren …(pauses and faces Soren)
S: Uhuh, go ahead, I’m listening.
T: …I guess it’s just common sense eating and no food binges!
(everyone laughs)
S: But, Takashi, I tried the banana diet and it was totally useless. I have to shed off 10 kg, you know.
H: Then why don’t you join us for something really fun next week?
S: What?
H/R: The radio exercise program in the park at 5 AM!
S: (downcast eyes) I reckon that’s not my idea of "fun," but on second thought…

The three then tried to convince Soren for the next 10 minutes, successfully.



●Vocabulary:

★disbelief 信じないこと、不信、疑惑
★gasping あえぎ、はっと息をのむこと
★qualify 資格を得る、適任である
★picked (be~)選ばれる
★up in the morning 朝起きている、目が覚めている
★dreamland 眠り(の世界)
★chuckles クスクス笑う、声を出さずに笑う
★supernatural 超自然の、信じられないほどの、神わざの
★regimen (食事などの)養生(摂生)規則、
★fix (食事や飲み物を)用意する、準備する、作る
★common sense 常識、良識、分別
★binge 過度、極端な摂取
★useless 役に立たない、無駄な
★shed off(体重などを)落とす、減らす
★downcastうつむいた、気を落とした
★reckon ~であると考える(思う)
★on second thought よく考えてみると、考えてみたら
★convince 納得させる、説得する



"ダイエットとラジオ体操"

S - ソーレン, R - レイコ, H - ヒロコ, T - タカシ


クラスの始まりに、クラスメート達は1週間の出来事を話し合っている。(ヒロコとタカシは夫婦である。)


T: あぁそうだ、先週、見沼指定区域で毎日20キロ走ったよ。
S: えー、すごいよ、タカシ!そんなすごいことどうやってやったの?
(信じられないといった思いで)
T: 実はまた今年のホノルルマラソンに備えてるんだ。これで7回目になるよ。
S/R: えーほんとにーーー?!?(あえぎながらいう)
R: 私も来年の東京マラソンに出られたらいいのになー!ほら、今年は選ばれなかったから。
H: 夫は練習するために朝4時30分には起きて、一方私はまだ眠りの中よ。(くすくす笑い)
S: 僕が小さい頃、「スーパーフレンズ」っていう大好きなアニメ番組があったんだ。彼らには超人パワーが備わってたんだよ。タカシとレイコをスーパーマンとワンダーウーマンって呼ぶべきだね!(笑)
R: タカシ、ちょっと聞きたいんだけど、最近徹底的に食事管理とかしてるの?
T: ううん、そうでもないよ。でもヒロコが毎朝ちゃんと朝食を用意してくれてるからね、それにソーレン...(一息おいてソーレンの方を向いて)
S: うん、どうぞ、聞いてるよ。
T: ...ただ節度ある食事を取って、大食いはしないからね!
(みんな笑う)
S: でもタカシ、バナナダイエットをやってみたけど、全く意味なかったよ。10キロ落とさないといけないのにさ。
H: それじゃ、来週すごく楽しいことがあるから私達と一緒にやってみない?
S: はっ?
H/R: 午前5時に公園でやってるラジオ体操よ!
S:(視線を落として)それは「楽しいこと」には入らないな、でもどうしようかな...

その後3人は10分間ソーレンを説得し、うんと言わせた。