4/29/2010

なかなか見つからない自然な英会話表現をあなたの参考にどうぞ。 DCECメルマガダイアログ "The Golden K."

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英語で自由に表現できるようになりたい。
でもなかなか普段の会話で使われている表現って見つけられないですよね。
ここでは、DCECのガヴァネスたちの会話を和訳をつけたダイアログとしてお届けします。
気に入った表現があったら取り入れて、あなたの英語での会話が自然なコミュニケーションになるようお役立てください。

今回は、TreとSorenが日本のキンカンについて話しています。
キンカンって実はすごくヘルシーな食べ物だったんですね。

Enjoy the dialogue.




■"The Golden K."

T: Tre S: Soren

Lunch break in the office...

S: Hey, buddy! You did not go with us for lunch. Are you trying to beat a deadline? (looking at the table).
Hmm...small oranges...no time for lunch break or are you on a diet? hahaha!
T: (exaggerating the chewing sound while winking) I'm on a South Beach diet to lose my spare tire in 10 days (holding his tummy) hehehe. Just kidding. I'm trying to increase my fiber intake. Do you want to satisfy your palate with these golden gems?
S: Golden gems? ...these are just young oranges.
T: Looks can be deceiving. These are ripe kumquats.
S: Hmmm...sounds foreign to my ears...
T: That's why it sparked off my curiosity. I found out that its current name was derived from the Chinese word cumquot’which means “golden orange” owing to its color.
S: (holding one of the fruits) So is this imported from China?
T: Definitely not. Japan is one of the few countries that cultivate kumquats. The Japanese christened this fruit as kinkan or kinkitsu for the round type and too kinkan for the oval type.
S: ...which also means gold orange... right?
T: Not exactly, it depends on the shape.
S: You remind me of my botanist teacher. hahaha! Kumquats really get into your nerve. I just wonder though... (looking blankly at the fruit)... a month ago, my niece who lives in the US mainland posted a picture of kinkan in her Facebook account.
Where do you think the source of that fruit is?
T: Chances are from the US mainland itself.
S: I doubt it (raising his broad eyebrow).
T: Well, kumquats are grown throughout Florida. The Nagami kumquat or oval kumquat is the common variety in the States which was introduced to Florida from Japan in 1885.
The other variety, the Meiwa or large round kumquat was brought into the US from Japan in 1910.
S: Oh man... a botanical jargon or historian's account? hahaha!
I feel like I'm entering in the jetsetter's lifestyle of
kumquats... hahaha! By the way, what could I get from kumquats?
T: A lot! These are good for your health - cholesterol-free, rich in vitamin C, some minerals, dietary fiber, and may contain valuable phytochemicals on the skins.
S: Wow! Small but heavily packed with nutrients! I bet your admiration for kumquats will last for a long time.
T: I can't agree more. Have some...
S: Well, I can't resist...I am already salivating.
T: Sure but save some for me... that's the last stock in the store.
S: Last stock?
T: Yup, it's a seasonal fruit and be careful not to chew on the seeds!
S: Thanks!


http://www.thedietsolutionprogram.com/burnfat.aspx
http://www.kumquatgrowers.com/what.html
http://www.hort.purdue.edu/newcrop/morton/kumquat.html




●Vocabulary:

★buddy-親友
★beat a deadline-締切の前に仕上げる
★winking-ウィンクする
★exaggerating-大げさにする
★South Beach diet-サウス・ビーチ・ダイエット
(アメリカの心臓内科医のアーサー・アガツトン(Arthur Agatson)医師が
 すすめるダイエット法)
★spare tire-ぜい肉、中年太り
★tummy-お腹
★fiber intake-食物線維の摂取
★satisfy my palate-口を満たす
★kumquats-キンカン
★deceiving-怪しい、だましている
★foreign to my ears-聞いたことがない
★sparked off my curiosity-興味をそそる
★derived-生成された
★owing-~のせいで、~のおかげで
★definitely-間違いなく、もちろん
★cultivate-耕作する
★christened-名前をつける
★get into my nerve-神経を刺激する
★chances are-たぶん~だろう
★variety-さまざまな
★botanical-植物(学)の
★jargon-わけがわからない言葉、くだらないこと
★jetsetter's lifestyle-ジェット族のライフスタイル
★phytochemicals-植生化学物質
★salivating-つばが出る
★seasonal fruit-季節の果物






「ザ・黄金K」

登場人物  T: Tre-トレ S: Soren-ソレン

オフィスでランチタイム…

S: ヨォ、相棒! 僕たちとランチ行かなかったじゃん。締切の前に終わらせようとしているの? (机を見ながら) ん…小さいオレンジか…ランチする時間がないのか、それともダイエット中?
ハハハ
T: (ウィンクしながら、大げさにくちゃくちゃ噛む音をたてる)
  10日間でぜい肉を減らすためにサウス・ビーチ・ダイエットに励んでいるんだ。 (お腹を持ち上げて) ヒヒヒ。ただの冗談だよ。
  食物線維の摂取を増やそうとしているだけだよ。この黄金の宝を食べてみる?
S: 黄金の宝?…これはただの未熟なオレンジだよ。
T: 見た目はそうかもしれないよね。これらは熟したキンカンだよ。
S: ふーん…聞いたことないなぁ…
T: だからぼくの興味を引いたんだよ。この色のせいで、元々は中国語の「黄金のオレンジ」という意味を持つ「クムコット」から名前が付けられたんだよ。
S: (その果物を一つ持ち上げながら) じゃあこれは中国から輸入されたもの?
T: もちろん違うね。日本はキンカンを耕作している数少ない国なんだ。
  日本では丸いほうのこの果物をキンカンかキンキツと呼んで、卵型のほうはキンカンと呼んでいるね。。
S: …それも黄金のオレンジって意味なんだ…よね?
T: ちょっと違うんだ、形によってね。
S: きみは植物学の先生を思い出させるね。ハハハ!キンカンは本当にきみの神経を刺激するんだね。でも一つ不思議に思うんだけど…
  (その果物をぽかんと見つめながら)…先月、ぼくのアメリカのメインランドに住んでいるぼくの姪が、自分のフェイスブックにキンカンの写真を載せてたんだよね。その果物はどこから来たものだと思う?
T: たぶん、アメリカのメインランドだと思うよ。
S: それはどうだろうか。(太い眉毛を持ち上げている)
T: ええ、キンカンはフロリダ中で育っているよ。ナガミキンカンか卵型のが合衆国ではよくある種類で、それらは1885年に日本からフロリダ広まったんだよ。そのほかに、メイワや大きくて丸いキンカンは1910年に日本からアメリカに紹介されたんだ。
S: あーあ…植物学のわけのわからない言葉なのか歴史学者の報告?
  ハハハ なんだかジェット族のキンカン生活に入った気分だよ。
  ハハハ! ところで、キンカンから何が得られるの?
T: たくさんあるよ!これらは健康にいいだろ-コレステロールないし、ビタミンCいっぱい、ミネラルも入ってる、食物繊維に、皮には 貴重な植生化学物質が含まれていると言われているよ。
S: ホー!小さいのに栄養が詰まっているんだ! きみのキンカンへの強い思いは長く続きそうだね。
T: 大賛成だよ!ちょっと食べなよ…
S: うん、断れないね…すでによだれが出てるよ。
T: いいい、でもぼくのも残しておけよ…店ではそれが最後のストックだったんだ。
S: 最後のストック?
T: うん、季節の果物だからさ。それから種を噛まないように注意ね!
S: ありがとう!



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4/26/2010

ハーバード大学授業に学ぶグローバルに通用するコミュニケーション力

昨日、の記事「待ったなしになった日本企業のグローバル化!」のなかで、企業のグローバル化には、英語力ばかりでなく、コミュニケーションの仕方もグローバル化しなければならないという話をいたしました。

なるほどとは思っても、どのようにコミュニケーションすればいいのか、これがわからなければそれを目指すことができません。

DCECのメルマガで何回か取り上げたことがあるのですが、日本人の学生は多国籍の人たちの中では殆ど発言できないのが現状です。たとえば、DCECのガヴァネスで早稲田のMBAに通っていたバーンズに、クラスでの各国人の様子を聞いたことがあるのですが、アメリカ人は~、イギリス人は~、インド人は~、中国人は~と説明したあと、「じゃあ日本人は?」との私の質問に「ん~、日本人はクラスで黙っているからよく分からない」とのことでした。

英語で発言しなければならないからじゃあないの?と思うかもしれませんが、早稲田の英語でのMBAコースに参加しているぐらいですから、それなりの英語力を持っているはずです。

ではなぜ黙っているのかというと、日本人特有の多勢の前で話すのが恥ずかしいというマインドとともに、昨日指摘したように「日本人の価値観を持っていない人にわからせることができない事」や「論理的に話を組み立てるのが苦手」ということがあるのでしょう。

これに対してアメリカ人やその他の国の人達はどのように話しているのでしょうか?

ハーバード大学政治哲学のマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」の様子から学んでみましょう。

"What's the Right Thing to Do?"
サンデル教授は、私たちが日々の生活の中で直面する難問において、「君ならどうするか?何が正しい行いなのか?その理由は?」と、学生に投げかけ、活発な議論を引き出し、その判断の倫理的正当性を問うていく。

この授業は非常に人気で、大学の大教室にいつも1000人を超える学生で埋まるそうです。

このビデオをみて感じて欲しいことは、まず様々な人種の人が一緒に、活発に議論していること。そして、発言者は1000人もの人の前でも、教授の問い掛けに対して堂々と意見を言っている事です。

では、ビデオを御覧下さい。






いかがでしたか?
なんとなく、日本人が強化しなければならないコミュニケーション力を感じましたか?

この講座についてもっと詳しくはこちらのwebサイトでご確認ください。
過去のエピソードのビデオも見られます。

http://www.justiceharvard.org/


また、NHKの教育テレビで毎週日曜日の午後6時から7時までの放送もあるようですので、そちらを覗くのもいいかもしれません。


http://www.nhk.or.jp/harvard/about.html



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4/25/2010

待ったなしになった日本企業のグローバル化!

「パナソニック、23年度は海外採用を過去最多に」


4月24日付けの産経ニュースです。 http://bit.ly/9D4vMH

この記事によるとパナソニックの23年度の採用予定者は前年度より10%増加し1,390人になるが、そのうち約8割の1,100人を海外で採用する計画だそうです。

一方それだけ海外での採用が増えたら国内での採用はどうなるのだろうかと気になるところですが、やはり国内の新卒採用予定数は前年度比約40%減の290人で、パナソニックの新卒採用が300人を切るのはオイルショック後で採用を絞った昭和51年度以来ということ。


これを見て考えることが二つ。

ひとつは、いよいよ日本企業も本格的にグローバル化を考え出したということ。なにしろ採用する人数の8割を外国人にするというのは日本の企業にしては画期的なことです。


しかし、当然その裏返しとしては、日本での採用を絞るということですから、日本人の大学生にとっては、ますます厳しい就職環境になっていくということでしょう。


果たしてこれが、これからの日本企業の標準的な方向になるのかどうかは、まだこれから継続的に採用した外国人が、しっかりその会社に根づいていくのか、これから数年フォローしていかなければわかりませんが、少なくともパナソニックとしては、新規採用の8割を海外採用にしなければならない、そうしないと今後のグローバル競争で勝ち残れないと感じたということでしょう。


人事コンサルティング会社、ジェイエーエスの小平達也社長によると、いままで日本企業によるグローバル採用の盛り上がりは、バブル経済の頃、大手企業が欧米の文系スペシャリストを採用した第一期と90年代後半にIT企業や外資系が即戦力のインドや中国のエンジニアの採用を増やした第二期、2004年以降アジアなど新興国への進出を迫られ、日本語を話せる留学生を中心にエンジニアの採用を増やした第三期につづく、ポスト3.0期だそうです。


ところが、今まで何回か盛り上がってきた日本企業の外国人採用熱ですが、結果から言うと今までは失敗続きだったと言えます。


asahi.comの記事によると

『厚生労働省が富士通総研に委託して昨年9~10月、上場企業を対象に実施したアンケート(約800社が回答)によると、4割弱が技術者など高度な知識を持つ外国人を採用していたが、そのうち4割以上が「受け入れ部署が限られる」との悩みを抱えていた。
「言語・コミュニケーション上の壁」との回答も4割近くを占めた。

 また、一度は外国人を雇用しながら中止した58社に理由を聞くと、4社に1社が「処遇条件が良好な他社への転職が多かった」、2割が「雇用管理できる管理者が不足していた」と答えた。』


ということだそうです。
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201004040360.html


過去三期はなぜこのような失敗に終わってしまったのでしょう?
そして、その問題点は、もうすでに解消されているのでしょうか?
例えば今回のパナソニックは成功するのでしょうか?


この問題は、これから日本の企業が世界で生き残っていくために、そして日本人一人ひとりにとってもこのグローバル化時代に、自分が競争力を保っていきていくために非常に重要な問題です。あなたも一緒に考えてみてください。


まず、日本の企業はグローバル企業と言えるのでしょうか?

あなたの企業はグローバル企業ですか?


この設問に対し、製品や販路などはグローバル化していると答える企業がたくさんあることは間違いないでしょう。


しかし、それに対して組織と人は全くグローバル化出来ていない企業がほとんどというのが日本企業の現状なのではないでしょうか?


たとえば、海外に進出して子会社を作っても、その会社の社長はいつまで経っても日本の親会社からの出向者がつとめている。

そして、海外にある会社でも「日本の会社に務めているのだから、日本式のやり方に適応してもらわなければならない」などと日本の文化を押し付けている。

さらには、日本にある本社の役員や主だった部署の長はすべて日本人で、給与体系から人事制度、研修制度、福利厚生まで日本人だけに適用され、本社にいる外国人社員は日本語が必須。しかも仕事はお客様扱い。

多少の違いはあっても、このような日本企業が多いのが現状でしょう。

このような会社が製品をいくら世界中に売っていたとしても、グローバル企業とは言いません。


したがって、日本企業のこのような現状を知っているから優秀な外国人が入社してこない。入社してきてもすぐに退職してしまいます。


このような日本企業をグローバル企業にするのはかなり大変です。
まず人事制度をグローバル対応に変えなければなりません。
日本人も外国人も国籍には関係なく、同じ制度に乗っかっている社員は同じ処遇にしなければなりません。

また、多国籍の人間が一緒に働くとしたら社内のコミュニケーションのツールは必然的に英語に統一せざるを得なくなります。

これに関し、あるビジネスマンのDCECのラーナーさんと話していたら、「最近外国人の社員がいるので、一人でも外国人がいる会議では日本語と英語の資料を用意しないといけない」とおっしゃっていました。

しかし、英語と日本語で資料をつくるというのは二度手間で効率がよくありません。また、会議でも日本語で行ったら外国人が充分理解できるかどうかわかりません。やはり多国籍で仕事を進めるには英語で行うしかないでしょう。


また、言葉を英語にするということばかりでなく、コミュニケーションの仕方も日本式からグローバル対応に変えていかなければなりません。


これは実は私自身が経験したことなのですが、私たち日本人は基本的に日本人の中でしか働いたことがない人がほとんどです。
したがって意識はいていなくても、コミュニケーションの仕方は完全に日本式で行っています。

日本人はあうんの呼吸や不言実行など「そんなこと言わなくてもわかるだろ」ということが沢山ありますが、当然そんなことは外国人には通じません。

つい、日本人が共通に持っている価値観を当たり前の前提として話をしてしまい、ガヴァネスに "why?"と言われてしまったことが何回もありました。

そう外国人には、なんでも一つ一つキチンと伝え、相手が理解しているかどうかを確認しなければいけません。
また、話すことは極力論理的に話さなければつたわりません。


また、日本人はどうしても日本のことだけに興味を持っていることが多いのですが、もう少し世界に興味をもつことも必要になります。


日本の企業がグローバル化するためには、単に英語を学習すればいいというわけではなく、少なくとも

1.人事制度をグローバル対応に変える
2. 英語を社内の公用語にする
3.日本人のコミュニケーションの仕方、マインドをグローバル対
  応化する
4.外国人と日本人の区別なく重要ポジションに登用する

ということが必要でしょう。
どうでしょう、パナソニックはこれらが出来ているのでしょうか?
あなたの会社はどうですか?

しかし、これからの日本企業は必然的にグローバル化していかざるをえないでしょうから、あなたの会社もいつの時点かで、このような変化が起こり、あなたもそれに対応しなければいけなくなるわけです。

そう考えた場合、あなたは会社がこのようなグローバル化に向けて動き出したとき、慌てずに対応出来る準備が出来ていますか?

もし、まだ不安があるとしたら、今すぐにでもあなた自身のグローバル化を開始した方がいいでしょう。
そうしないと、いつあなた自身がリストラの対象になってしまうかわかりません。


しかし、一方会社がグローバル化できれば、会社にとっては世界市場での競争力が大きくアップするのは間違いありません。

この内容について、「Chikirinの日記」という人気ブログが書いていたのでそこから引用させていただきます。


******************************
これらの会社が世界市場に進出する時の方法と、欧米企業が世界に進出する時の方法は大きく違う。

欧米企業は自社内に、世界各国にルーツをもつ社員を抱えている。
なぜなら、まず社会全体が移民や留学生を大量に受け入れており、様々な国の人材が多く暮らし学んでいる。企業は優秀でさえあれば彼らを雇う。ビザの問題などハンディを抱えながら欧米企業に雇われる移民や留学生は、普通のアメリカ人学生と比べてもとびきり優秀な場合が多い。

彼らは必ずしも“海外要員”として雇われるわけではない。その企業の基幹社員として雇われ様々な経験を積む。そしてある日、その企業が海外進出を検討した際には、極めて質の高い現地インテリジェンスを提供できるし、実際に祖国での市場開拓の仕事に志願する人もいるだろう。

欧米企業は、世界各国で育った社員=当然に現地語が話せ、現地の慣習に無理なく溶け込める仲間を最初から組織の中に持っているのだ。もしくは、進出にあたって現地の人に事業を任せるべく、外部から適任者を探してきて雇う場合もある。


一方の日本企業はどうか?

彼らは世界のどこに行くにも“自分達で出て行く”。自分達とは日本人男性のことだ。北米に、欧州に、中国に、中東に、まずは“臨時事務所”を開き、次第に大きくして“駐在員事務所”とし、さらに数年を経て“支店”や“現地法人”にしていく。時には10年、20年をかけて、海外に(日本人による)拠点を築く。もちろん相当の規模になるまで、それらの拠点のトップはすべて日本人だ。

現法が大きくなると若手社員を送り込む。彼らももちろん“日本人男性”だ。若手に海外で働く体験をさせ、時には半年から一年間、現地で語学学校に通わせる。日本企業にとって「世界に進出する」とは、「日本人男性を外国に送り込むこと」を意味している。

Chikirinの日記
「2010-04-07 グローバリゼーションの意味」より引用
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100407
******************************


どうでしょう。ここでかかれている欧米企業のように外国人を採用して活用している日本企業はたぶん少ないでしょうね。


実はDCECは規模が小さく、市場も今のところ日本だけですが、組織と人はしっかりグローバル化しています。

まず、DCECで働いている日本人の割合は22%と圧倒的に外国人が多くなっています。

そして組織面でもマネジメントチーム内での日本人の割合は20%と、圧倒的に外国人の割合が高くなっています。

さらには、日本の英会話スクールでは、外国人講師は日本の健康保険、年金などに加入させていないところがほとんどですが、DCECでは、外国人でも社員は全員日本の社会保険に日本人と同様に加入しています。

もちろん社内の公用語は英語です。

したがって、将来海外進出することを決定した場合は、それらの国の出身者をその国で事業を立ち上げるために送り込むということも信頼して行うことができます。


もしあなたがDCECで働いたら、グローバル化対応がすぐに出来るかも知れませんね。(笑)

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4/22/2010

DCEC iTALK (daily conversation)

インターネットを使ったレッスン。
あなたは経験したことありますか?

実は最近すごい勢いで増加しています。
これはインターネットのブロードバンドが普及して、特別な設備を用意しなくてもテレビ電話のように快適に話せるようになったからです。

これで、場所を選ばずにレッスンが出来るようになったため、忙しいビジネスパースンでも、出張先のホテルで受講したり、昨日は移動中の車の中でレッスンを受講された方もいらっしゃいました。

これで休まずに継続してレッスンを受けられる様になり、出席率が高まり効果が上がっている人が増えています。

DCECではこのインターネットレッスンをiTALKと名付け、通常のレッスンの振替でも利用出来るようになっています。

どんなレッスンか興味が出たでしょ。
下のビデオをクリックしてご覧になってください。
Carolと高校生ラーナーのChiさんのレッスンの様子を、Mylesが編集して制作しました。

Enjoy!

きっとやってみたくなりますよ。












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4/21/2010

今、仕事を獲得するための一番のスキルはグローバルに通用する力

先日タイに就職活動に行く大学生について書いたように、今、就職戦線は非常に厳しいのは間違いありません。
内定率が80%と最低だったということですし、当然昨年就職できなかった人たちも第二新卒として就職活動戦線に参加してきますので、今後しばらくはますます厳しい環境が続くと思われます。

さて、このような厳しい就職環境の中、きちんとした職につくことはできないのでしょうか?

もちろん通常の時期と比べれば厳しいのは間違いありませんが、でも、自分にグローバルに通用する力をつければその厳しい状況の中でも、しっかり自分の希望の職を獲得することも可能です。


今、デラ・クルーズで学ばれる方のトレンドを見るとひとつはっきりしたことが言えます。
まず、一番大きな動きが担当させていただいている企業レッスンで現れています。

それは、企業で行っている英会話研修に参加される人数がどんどん増えているということです。
もちろん、転勤などで抜けていく生徒さんもいらっしゃるのですが、それらを差し引いても転勤で入ってくる生徒さんや新入社員などで参加される数のほうが上回っているので、どんどん増加してきています。

その背景には、企業トップからの方針で英語力を強化しなさいというものがあるようです。

つまり、企業は英語で仕事が出来る人を求めているというのがはっきりしているということです。

今や企業のビジネスの現場においては誰か一人が英語を話せればいいという環境ではなく、みんなが話せなくてはいけない、しかし、きちんと英語で仕事が出来る人が圧倒的に不足しているということです。

このような環境を知れば、どのようなスキルをつければ就職に有利かは自明ですね。


じつは今、DCECにも、何人もの方が新しい世界を目指して英語力の強化のため、あるいは英語での面接レッスンを受講するためなどで参加されます。そして嬉しいことに、この厳しい時代にも関わらずみな順調に内定を獲得して行っています。

やはり英語力とグローバルな世界でしっかりコミュニケーションできる力が企業で求められているのがわかります。



さて、今日はラーナーのT.K.(ビジネスマン)さんからレッスンに付いてのコメントが届いたのでご紹介いたします。

実はT.K.さんの英語学習の目的は、「一人で英国でのサッカー観戦」というものですので、ビジネスで英語を使おうと言うものではないのですが、英語の学習をすることで他の面でも生活が変わってきたそうです。



◆この半年間の成果についてどうお感じですか?
 英語力の上達は?(5段階で評価していただいています)

ヒアリング :5上達した
スピーキング:4良い気がする 
リーディング:4良い気がする
ライティング:3変わらない
文法    :4良い気がする


◆ガヴァネス(講師)について評価してください

 皆さんとても知的で知識も幅広いし礼儀正しい。いつも大変熱心にレッスンをしてもらっています。皆が各分野にレベルの高いガヴァネスです。とても刺激を受けます。


◆学習法やスクールについて評価してください

 日本語を使わないレッスン方法はとても良いと思いますが、初級レベルの者にとっては一寸厳しい気がします。様々な方法を取り入れてのレッスンには企業努力が見られこのまま続けてください。


◆DCECでの英語学習について上達した、しない、楽しい、忙しいなどご感想をお聞かせください。

この1年間でガヴァネスは3人目ですが、皆様とても頭が良く、ユーモアもありとても楽しい1年でした。又、勉強することの楽しいことを知り、私事ですが、この4月よりKeio University correspondence courseに入学しますが、そのきっかけはここでのレッスンです。





いかがですか?
T.K.さんが英語の学習を楽しまれ、英語力を上げ、さらには新たな挑戦をされるのを決定されと活き活きされているのが伝わってきますね。



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4/20/2010

I want this "Winscape" in my house. もう何が現実か分からない時代ですね。

今世界のITは驚くようなものを次々に生み出しています。
英語でアンテナを張ってこのような情報をつかんでいかないと、メード・イン・ジャパンの没落が止められません。







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4/19/2010

New Governor Walter紹介 英会話スクールDCEC 

■New Governor Walter紹介


今のGlobal時代。英語力とともにGlobalに活躍できるスキルを身につけることが非常に重要ですよね。

そこでDCECでは、Globalで活躍できるスキルを持っているGVを採用するように心がけていますが、今回も優秀なGovernorがDCECに参加しました。

彼は微生物学の修士号を取得したあと、ドイツ企業で研究員として勤務。その後ユネスコの上級プログラム研究生として東京大学の大学院で学ぶため初めて来日。この時の日本の印象が大変良かったようです。

その後母国で遺伝分子生物学の助教授に就任しましたが、また日本にで学ぶ機会を得て、博士課程の勉強のため日本にきました。

では、本人からの自己紹介を御覧下さい。






私が日本とその文化へ強い興味を抱いたのは、小さい頃に見た昔の日本のアニメやチャンバラ映画が始まりでした。私の日本好きは、日本の文化、社会、自然、科学技術といった幅広い視点から紹介する「Japan Video Topics」というテレビ番組により度合いを増し、日本への憧れは2004年に東大でのユネスコのバイオテクノロジー研修生として初めて日本へ足を踏み入れたことで、より大きなものへと変わりました。

日本に住むこと、そしてその文化をじかに体験することは、当初私が思い描いていたものよりもずっといいものでした。
その後、大阪大学でバイオテクノロジーの博士号を取得するため、再び日本へ戻ってきました。今、そこで酵母の情報発信細胞を研究しています。   

人がそれぞれの人生の目標を実現できるよう手助けすることほど満たされることはありません。微生物学の修士課程を修了した後、大学研究員として、そして助教授として、この目的実現を目指してきました。若い大学生達のメンターとして、理論でも実践面でも有能な生物学者にどのようにしてなるかの熱意を教えることができました。
そしてデラ・クルーズの一員として、日本のラーナーの皆さんが考えや意見を表現するために、より快適に英語を話していただけるようお手伝いさせていただきたいと思っています。これにより、言葉の壁をなくすことで世界に少しでも貢献することに充実感を見出しています。



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4/18/2010

女性必見。英語でのガールズトーク "Foodie"

英語で自由に表現できるようになりたい。
でもなかなか普段の会話で使われている表現って見つけられないですよね。
ここでは、DCECのガヴァネスたちの会話を和訳をつけたダイアログとしてお届けします。
気に入った表現があったら取り入れて、あなたの英語での会話が自然なコミュニケーションになるようお役立てください。

Enjoy the dialogue.



■"Foodie"

Characters: N - Nicole E - Emery F - Felicity

After a hard day's work, three DCEC governesses decided to go out for dinner. On their way to the restaurant, they stepped inside a clothing store first.

N: Hey, Emery... Why don't you step out of your suit and slip this dress on.
(enticing Emery to try a dress on)
F: That would look good on you! The style suits you.
E: Come on you, guys. We didn't come here to play dress-up.
We came here to eat.
(ushering Nicole and Felicity out of the store and into the restaurant)

As they looked over the menu...

N: It's really not a good idea to eat when one is famished.
Now, everything looks so appetizing. (glancing longingly at the food pictures)
E: So true! I could eat a horse.
F: Too bad, horses are not in their menu today.
(teasing Emery)
What'll you guys have?

Emery gave their orders to the waiter. While waiting for their food to arrive...

N: How about dessert? (reaching for the dessert menu)
E: Just look at those cake slices. Aren't they divine?
(pointing to the yummy dessert tray near them)
N: I want that scrumptious chocolate cake... and...
F: We haven't even gotten our food yet. (ribbing Nicole)
E: This is what you call "anticipating".
I'll have that mouth-watering strawberry shortcake over there.

Upon the arrival of their food...
Felicity and Emery were about to dig in when Nicole stopped them.

N: Wait!
F/E: What now?!
N: I have to take a picture first. (poising her camera over Emery's dish)
F: Ha ha! Such a foodie!
E: Foodie or not, you better finish taking that picture fast or else...(threatening to take a bite of Nicole's food)
N: Done!





●Vocabulary

★foodie‐美食家、食通
★step inside‐中に入る(足を踏み入れる)
★step out‐殻を破る、脱ぐ
★slip ~ on‐~を着る
★entice‐うまく誘う、気を引く、誘惑する、
★try ~ on‐~を試着する
★dress-up‐おしゃれする、着飾る
★usher‐先導する
★famished‐空腹の
★appetizing‐食欲をそそる
★glance‐ちらちら見る
★I could eat a horse.‐(馬1頭くらい食べれそうなほど)お腹がすいている
★divine‐すばらしい(神の作品のようにすごい)
★yummy‐おいしそうな、うまそうな
★scrumptious‐ほっぺたが落ちるほどおいしい
★rib‐からかう
★mouth-watering‐よだれが落ちそうな
★dig in‐食べ始める
★poising‐(何かをしようと)構えている
★threaten‐脅かす





美食家

登場人物: N - ニコル E - エメリー F - フェリシティー

ハードな仕事を終え,3人のDCECのガヴァネスたちは夕食を外で食べることにした。
レストランに向かう途中,彼女たちはまず洋服屋に入った。

N: ちょっと,エメリー…そのスーツを脱いで,このドレスを着てみてよ。
(1枚のドレスを着るようにエメリーの気を引こうとしている)
F: あなたにきっと似合うわよ。このスタイルはあなた向きだわ。
E: やめてよ、みんな。私たちはここにおしゃれをしにきたんじゃないわ。食事をしにきたのよ。
(ニコルとフェリシティーをその店からレストランへと先導する)

メニューを見ながら…

N: 空腹のときに食べるのは本当はよくないのよね。
何もかも美味しそうだわ。(料理の写真を長々と見詰めている)
E: その通りね! 馬1頭くらい食べれそう。
F: 残念ね,今日のメニューには馬はないわ。
  (エメリーをからかう) あなたたちは何を食べるの?

エメリーがウェイターに注文をする。料理を待ちながら…

N: デザートはどう? (デザートメニューに手を伸ばす)
E: このカットされたケーキを見て。最高ね。
(近くにあったおいしそうなケーキのトレイを指さす)
N: あのほっぺたが落ちそうなチョコレートケーキがいいわ…
  それから…
F: 料理もまだ食べてないのに (ニコルをからかう)
E: これを「心待ちにする」というのよ。
私はあそこにある、よだれがたれそうなイチゴのショートケーキにするわ。

料理がやってきて…
フェリシティーとエメリーが食べ始めようとしたとたんニコルが彼女たちを止めた。

N: 待って!
F/E: 今度は何よ?!
N: 先に写真を取らないと。 (エメリーの料理の上でカメラを構える)
F: ハハハ! なんて美食家なの!
E: 美食家か何か知らないけど,早く写真を撮らないとどうなるか…(ニコルの料理を取るふりをする)
N: はい終わり!



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4/17/2010

Amazing Babies.

このCMはすごい!






そして、このお兄ちゃんの驚きぶりも見物です。



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My iPad Experience



My friend from California was in Japan again and I met up with her in Shibuya. After we ate to our heart’s content in a yakiniku restaurant, we went back to her hotel in Yokohama. There she showed me her newest toy, an iPad. She told me the story of how having one is a good conversation starter. For example, one American man in the limousine bus struck up a conversation with her about her gadget. The man said he was jealous because he also wants one. Another occasion, she brought it to the company she was visiting and one of her Japanese colleagues wanted to hold it. Right after she handed it to him, he exclaimed that he was the first Japanese man to hold an iPad!

In my case, I asked her to take a picture while I was exploring her gadget. When I saw the picture, I proclaimed that I am probably the first lady in Japan to use and to have her picture taken with an iPad!



Note: The pictures are not so clear since we only used the usual iPhone camera (no app was used) with the yellow lighting of the hotel room.

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4/13/2010

Let Us Practice Pronouns

今や日本は「年収200万円時代」などといわれるように厳しい時代になってしまいましたが、このような日本でもより良い職への転職や、社内でチャンスをつかんでいる人たちもいます。
その人達が共通に手にしているのが「グローバルで働ける力」
「英語力」とともに異文化のなかでも適応して力を発揮できる「グローバル力」
このブログでは、そんな「グローバルで働ける力」をつけていただく情報を発信しています。







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4/12/2010

"Back to business"~休暇の後って仕事がたまっていて大変ですよね。 自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ

今や日本は「年収200万円時代」などといわれるように厳しい時代になってしまいましたが、このような日本でもより良い職への転職や、社内でチャンスをつかんでいる人たちもいます。
その人達が共通に手にしているのが「グローバルで働ける力」
「英語力」とともに異文化のなかでも適応して力を発揮できる「グローバル力」
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E: Euneece U: Umi N: Nicole

U: Euneece, you're back! How was your two-week vacation?
E: Great. It felt good to have seen my folks again after almost two years.
U: Two years, huh?
E: I was teary when I saw them. I missed them so much.
N: (joining in) I could imagine. How was your flight back?
E: Everything went smoothly. The plane left an hour behind schedule though. In effect, we reached home at almost midnight. It was a tiring day altogether. Whew!
N: Good thing, the plane could land on the tarmac. There was a gust of wind at 118 kph on the day you came back which paralyzed almost all means of transportation.
E: We were lucky then. So, what did I miss here? C’mon, update me.
U: Nothing significant occurred while you were away.
Everything went as usual.
N: Did you say miss? (pointing at her desk) There! Those (referring to the stack of papers) missed you, and they're so excited you’re back. (Chuckles)
E: My backlog… very funny. I need lots of time to do them all!
U: By the way, someone invited us to join the cherry blossom viewing party at Omiya park after work. I'm going. You?
N: I heard the flowers are in full bloom, but I’ll pass. I have to take a rain check. Sorry. Euneece?
E: I would love to, but with all these things to do, forget it. I'll be up to my ears in paperwork if I don't start working on this tonight.
N: Poor you!
E: My leisure time is over so now it’s business first before anything else.





●Vocabulary:

★folks‐家族、両親、親しい友だちなど
★teary‐涙が出る(出そうになる)
★behind schedule‐予定より遅れて
★tarmac‐駐機場(飛行機が降りるところ)
★gust of wind‐突風
★paralyze‐麻痺する
★means of transportation‐交通機関
★chuckle‐クスクス笑う
★backlog‐未処理の仕事、残務
★take a rain check (on something)-またの機会にする
★be up to one's ears‐仕事や困難をたくさん抱える
★Poor you!‐気の毒だね!
★leisure‐娯楽、遊びの時間、レジャー(タイム)





「仕事に戻ろう」

登場人物 E: ユニース U: ウミ N: ニコル

U: ユニース,戻ったのね! 2週間の休みはどうだった?
E: 最高よ。約2年ぶりの家族との再会はとてもよかったわ。
U: 2年なのね?
E: みんなを見た時は涙ぐんだわ。とても会いたかったから。
N: (会話に入る) わかるわ。帰りのフライトはどうだった?
E: 何もかも調子よかったわ。飛行機が予定より1時間遅れの出発だったけど。その結果,家に着いたのはほとんど真夜中だったわ。全体的に疲れる一日だったわね。フー。
N: 飛行機が着陸できてよかったわよね。その日は風速118キロメートルの突風が吹いていて,ほとんどの交通機関が麻痺していたわよね。
E: 私たちはラッキーだったのよ。ところで,こっちでは何か私がしそこなったことなどあった?ね~教えてよ。
U: あなたが留守の間,とくに重要なできごとはなかったわ。
   いつも通りだったわよ。
N: しそこなったことって言った? (彼女の机を指して) あそこ!
   あれ(机の上の書類の束について話している) があなたを待ちに待っていたわ。
  (クスクス笑う)
E: 私が残していった仕事ね…とてもいい感じね。あれ全部やるにはかなり時間が必要よ。
U: それはそうと,仕事の後に花見に行こうって誘ってくれた人がいるわ。私は行くけど。あなたは?
N: さくらが満開だって聞いたけど,私はパスするわ。またの機会にするわ。ごめんね。ユニースは?
E: とても行きたいけど,これだけすることがあればダメね。書類の整理を今日の夜にでも始めるから手がいっぱいね。
N: 気の毒に!
E: 遊ぶ時間は終わりで,今は何より先に仕事よ。



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4/10/2010

日本人が海外に出稼ぎにいかなければならない時代の始まり!? 

今や日本は「年収200万円時代」などといわれるように厳しい時代になってしまいましたが、このような日本でもより良い職への転職や、社内でチャンスをつかんでいる人たちもいます。
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今週テレビのニュース番組で、日本人の大学生がタイで就職活動をして現地で採用が決まった、よかったなどと放送していました。
日本での大学生の内定率が80%程度と10人に2人は就職できない時代を迎えた影響なのでしょう。

いや~時代は変わったものですね。
あなたはどう思いますか?

でもよく考えてみると、本当にこれでいいの?と思いませんか?

これが、もともとタイに住みたいとか、タイで一旗上げようということでタイで就職活動をしていたならまだしも、日本で就職活動したけど決まらなかったのでタイで日系企業に雇ってもらおうと就職活動をし、めでたく内定をもらったとのことなのでちょっと・・・。

考えようによってはこの学生、日本での就職と言う枠にとらわれずに海外に出かけて行ってまで就職しようというのだから、ある意味バイタリティがあるのかもしれません。

でも将来のことを考えるとここで内定をもらったという事が、決して明るい未来につながっているとはいえないでしょう。

とりあえず当面は仕事をする場が得られて良かったと思うかもしれませんが、逆に採用する側の立場に立って考えてみると、将来が明るくないことがわかります。

なぜタイで日本人を採用するのか?

職場は日本人の顧客向けのコールセンター、クレームやアフターサービスの電話応対だということなので、日本ではなくタイで採用するという唯一の理由は

 ○賃金を現地の水準に抑えることが出来るから

ということでしょう。

このような理由で採用されたとしたら、たとえば10年タイで働き成果を上げたとして、日本の賃金水準に引き上げた上で日本に呼び寄せるでしょうか?

常識的に考えて、そんなことはしません。

ということは、タイで現地スタッフとして採用された時点で、日本に戻って日本の賃金水準に戻るという可能性が限りなく小さくなったと覚悟しなければいけないのです。

あの大学生がそのようなことまで考えた決断をしてとはとても思えません。


でもここで重要なのは、「やっぱり海外で働くなんて良くないよな~」などと短絡的に考え、ひとごととして忘れてしまうのではなく、「時代がそこまで変わってきた」、「今後どのようになっていくのだろう」、「自分にはどんな影響が出てくるのだろう」と考えて将来に備えておくことです。

海外で働くと言っても、この大学生の場合、日本で内定を取れなかったから、求人があるというだけでビジョンも無くタイに渡ったから将来が無いのです。

ところが、英語力をつけてシンガポールあたりで外資系企業に将来の幹部候補生とさて採用された場合、将来は全く変わってきます。


ここにあるフィリピン人女性がいます。彼女はDCECガヴァネスの友達で30代前半でドイツ系企業で働いています。彼女のオフィスは、ロスアンゼルスですが、クライアント企業訪問でよく日本をはじめとするアジア諸国にビジネストリップできています。

日本に滞在するときは、ガヴァネスと食事をしたりするようですが、ガヴァネスによるといつもすごい格式の高いホテルに滞在しているそうで、たぶん日本企業の部長クラスでは滞在できないレベルだと思います。

では彼女は役員クラスかというとそんなことはありません。

ではどうして?

その秘密は。。。彼女が博士であること。


そう、外国の企業は博士をすごく厚遇しているのです。もちろん、博士号を持っているだけで仕事が出来なければ厚遇が続くかどうか保証は無いでしょうけれども、なにしろ責任ある仕事を任せ、厚遇するというところは、日本の企業と大きく違うところでしょう。

一般的な日本の企業では、たとえば修士は大学で入社したものが2年経過したときと同じ、博士は5年経過したときと同程度の待遇であり、その間に会社内で経験を積んだ大卒のほうが有利だったりします。

また、日本では博士号を取ったけれども就職できない高学歴ワーキングプア問題まであります。

その背景には、博士なんて頭でっかちで使いにくいというような考えを持っている日本人が多いのかもしれません。

でもグローバルで仕事をしていこうとすると、今や世界はかなり高学歴社会になっています。DCECの生徒さんのあるビジネスマン。
政府系機関から国際機関に派遣されましたが、そこでの上司はタイ人。そして、仕事で名刺交換する方達はみんな博士やMBAなど高学歴の方ばかりだったと言います。

こんなこと、たとえば上司がタイ人になったり、名刺交換の相手が博士ばかりだったりすることなどは日本の企業で勤務しているかぎりほとんど経験しない事です。

ところが日本の世界から一歩踏み出すだけで、全く違う世界が存在しているのです。


先ほどの大学生の話に戻ると、タイでは日本から仕事を探しに来た日本人が安い給料で電話のオペレーターをやっている一方で、頑張って勉強し、力をつけたタイ人がグローバルの場で厚待遇のもと働いているのです。


この話を聞くと、日本人ももっと勉強して力をつけなければいけないと思うのではないでしょうか。

もう働いている人であれば、早急に英語力をつけ、世界で働ける力をつけなければいけないし、また、お子さんをお持ちであれば子供達の将来の目標は、東大をでるというものよりも、世界で活躍出来る力をつけさせるということを意識したほうが良いでしょう。


もう、日本は何もしなければ加速度的に人口が減少し、高齢者ばかりの社会になることが避けられません。もう日本の中だけ、あるいは日本人だけで働けばいいと言う、今までは当たり前だった環境ではありません。

今までこのメルマガで何回も取り上げてきたように、大規模に移民を受け入れるとともに、日本人自身もグローバルで通用する力をつけ、世界の人たちと競争していかなければならないということはもう避けようがありません。

その時に、あなたは、そしてあなたの子供達は先ほどの大学生のように、低い水準の賃金に合わせて働くことを選択するのか、ガヴァネスの友達のように高い水準の待遇を獲得するのか。

あなたはどちらを選ぶのですか?

ここで、やはり日本の現状を憂いている大前研一さんのメルマガに「繁栄するアジア、置き去りの日本」という題で建築家の安藤忠雄さんと大前研一さんの対談が出ていたので、少し引用してご紹介いたします。



ここから引用
******************************
【グローバルリーダーへの道】
安藤 忠雄<対談>大前 研一「繁栄するアジア、置き去りの日本」

○大前:
現在の経済規模を維持するためには、
私の試算では年間39万人の移民を入れなければなりません。

このまま行けば2055年には、日本でいちばん人口の多い年齢は
80歳になってしまいます。

高齢者ばかりで、
働く人も、介護する人も、自衛官も、警察官も、消防隊員も
いない国になるのです。

たしかに移民を入れていけば、
フランスやスペインのような社会問題が起こる
可能性もあるでしょう。

しかしそれを乗り越えて、国家は強くなる。

秩序立った移民をどのようなかたちで増やしていくか。

将来の人口動態を見据えたうえで、
本来ならば治安やイデオロギーの問題も含めて
政治家や官僚が議論すべきテーマですが、

いまは「犯罪を輸入するようなものだ」という
言葉だけで切り捨てられ、残念ながら議論は止まってしまいます。


○安藤:
その一方で、日本企業や人が海外、
とくにエネルギーに溢れるアジアへ
どんどん出ていく気持ちを強めていくことも大事でしょう。


○大前:
インドネシアはジャカルタのスナヤン・スクエア・プロジェクトは、
鹿島建設が手掛けたものです。

この成功例は一つの突破口になる。

1980年代にも日本のゼネコンは数々の海外プロジェクトを
手掛けましたが、このときは全敗でした。

しかし、結果的にはロスが出ましたが、
そのようなリスクを取っていかなければもう、
日本にアジアでの勝機はない。


<中略>


○大前:
最後に触れておかねばならないのが、
それでは世界で戦える人材をどうつくるか、
という教育ですが、ここでも参考になるのは韓国です。

韓国はじつは非常にしたたかな国で、
「日本に追いつき、追い越せ」といいながら、
一部ではまったく日本と違うことをやっていて、
その一つが教育なのです。

1998年のアジア通貨危機によって
IMF介入という屈辱を味わったとき、

韓国はいかにグローバル化に適合した人材を育てるかを考え、
教育の大方針転換を行ないました。

たとえば、
一流大学ではTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)で
960点中800点以上の学生しか受け付けない。

企業にしても、
サムスンでは実質900点以上の人材しか
採用しません。


○安藤:
一方で日本では、これだけ国際化が叫ばれているにもかかわらず、
教える人々は日本人ばかりですね。

しかも東京大学の場合、95パーセントほどが母校出身者。

外国から先生を呼ぼうとしても、
安い給料しか払わないから来てくれない。

学生も皆大学の学部段階では日本人で、
外に向けてまったく開かれていないし、
国際的な感覚も養えません。

もし日本に行けばお金が儲かる、
面白い文化がある、開かれた日本文化を体感できる、
ということであれば、
アジアの若者は皆こぞって日本をめざすでしょう。

しかしいまのような状態では、
彼らが日本に留学しよう、と思う動機がなかなか生じない。


-----------------------------------------------------------
「VOICE」 安藤 忠雄 <対談> 大前 研一
2010年4月号(3月10日発売) PHP研究所 より一部抜粋
----------------------------------------------------------- 
******************************


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世界のビジネスの現場を知り尽くしている大前研一さんも憂いているとおり、これからの日本の課題、そしてあなたの課題はグローバルに通用する人材になるということです。


じつはDCECの生徒さんたちを見ていて少し残念なことがあります。

それは最初に入ってこられたときは、あまり英語でコミュニケーションが出来なかったのが、ある程度するとコミュニケーションは出来るようになる。

そして、仕事が忙しい事もありだんだん学習がおろそかになり、それ以上伸びないという人が結構いらっしゃいます。

企業レッスンでも、会社もある程度コミュニケーションが出来るようになったら満足してしまい、本当にグローバルで通用するようになる努力を奨励してはいません。

これでは日本全体がグローバルで通用するようにはなりません。

しかし、中には自分で強い意思を持ちしっかりと努力をされる方もいらっしゃり、そのような方は、しっかりとグローバル社会で成果を上げられています。

先ほどご紹介した国際機関に出向された方も、戸惑いながらも努力され、今ではその国際機関で重要な仕事を任されるようになっているようです。

また、5年ほど前にDCECで学び、アメリカの子会社の社長に赴任された方がいらっしゃいますが、その方はこれからの日本人のお手本になるような方だと言えます。


その方は、DCECに入ってこられたときは、大学以来英語なんかやっていないという状態で初心者だったと言えます。しかし、DCECで学び始めた日から今日まで一日も欠かさずDCECメソッドの英語の学習をしているそうです。

実はその方、アメリカで赴任したときの会社は、かなり厳しい業績だったようです。しかしながら赴任してから、アメリカ人の何人かの副社長から始まってみんなと個人面談を行い、現場を歩き、取引先に自ら行って問題点を把握するなど、英会話を始めて1年未満の頃から積極的に活動されました。そのような中で会社の問題点を把握し、好き勝手にやってきていて業績の上がっていない副社長には問題点の指摘をし、指示したにもかかわらず自分のやり方を変えようとしない場合は首を切ったりと、外国人との仕事が初めてとは思えないほど大胆に仕事をしたようです。

結果として、最後の一年は最高益を更新してこの3月に日本に帰任されました。

彼は間違いなくグローバルに通用する人材といえるでしょう。

ですから、自分で「グローバルに通用する人材になるんだ」と強い意思を持ち、デラ・クルーズの学習法を信じてしっかり継続すれば間違いなくグローバルで活躍できる英語力はつけられます。

また、グローバルのビジネス現場で通用するガヴァネスたちと共に学習することで、グローバルの現場でのコミュニケーションの仕方やビジネススキルを身につけることが出来ます。

これからも、一人でも多くの方がグローバル人材になるお手伝いをしていきたいと思っております。






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4/08/2010

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "New season, new hairstyle?" 

E : Emery S: Saho K: Kozue

After reading the dialogue, they begin to discuss hair salon,
haircut and and hairstyles.

E: Did you have a similar experience with the lady in the
dialogue?

Kozue raises her hand quickly.

K: A few years ago, I tried out a new hair salon near my house.
The salon gave out discount coupons. I needed to tighten
my belt at that time, so I thought the salon was a blessing.

E: I can smell a disaster here.

K: I hated how it turned out. (shaking her head as if to try
to erase it in her memory).

S: Worst nightmare in your life! What did you do after that?

K: I went to my favorite hairdresser and begged him to do some
magic.

E: At least, our hair grows. Bad hairstyles are just ephemeral.
I know Saho often changes her hairstyle.

S: I don't know but I'm just enamored with the idea of
experimenting with my hair.

K: She changes her hairstyle as if to change her clothes.

S: That's an exaggeration. I've tried highlights, hair coloring,
perm and different hairstyles popularized by some actresses.
You name it.

Kozue suddenly interrupts.

K: I found something on the Internet. You can check which
hairstyle will suit you by just pasting your photo. I forgot
how it is called though.

S: Ah, I think I came across that one too. (slightly hitting the
table with her fingers as if she had been thinking). Hmmm. I
couldn't remember the name.

Emery's eyes suddenly widened. Saho and Kozue looked puzzled.

E: Well, I have been mulling over my hairstyle since last month
but I haven't decided upon it yet. Perm? Short hair for a
change? Hair color?

K: Chill out, Emery. If I were you, I would have my hair trimmed.

S: Don’t heed to Kozue's advice, remember what happened to her?
  Emery, you have to try a new hairstyle. You always encourage
us to try especially to give our opinions or answers, right?

K: Don't listen to her Emery. Look before you leap.

S: It's spring, new season, new hairstyle. Be bold!

Emery mimics the sound of a whistle to end the discussion.

E: I appreciate both of your opinions. Thank you very much.
  I'll try to decide over the weekend and you'll see next week.
 How's that?

S & K : looking forward to it!




●Vocabulary

★tighten my belt‐出費を抑える(財布のひもを締める)
★blessing‐ありがたいもの、幸運
★disaster‐思いがけない不幸、大変なこと
★worst nightmare‐一番恐ろしい夢、悪夢
★beg‐せがむ、懇願する
★ephemeral‐一時的な
★enamored‐夢中になった、心を奪われた
★experiment‐新しいことを試してみること
★exaggeration‐誇張すること(話に尾ひれをつける)
★highlights‐髪の一部にいれる色(ハイライト/メッシュ)
★popularized‐普及する
★You name it.‐何でもです。(とにかく)どんなものでも(そう)です。
★come across‐見つける、出くわす、遭遇する
★mull over~‐~についてじっくり考える
★Chill out.‐落ち着いてよ。、冷静になってよ。
★trim‐(髪の毛を)少しそろえる程度切る
★heed to‐心に留める、気に留める
★Look before you leap.‐気を付けてね。慎重にね。
★bold‐大胆な
★How's that?‐それでどう?、それでいい?





「季節も新しく、ヘアスタイルも新しく?」

登場人物  E : エメリー S: サホ K: コズエ


あるダイアログを読んでから彼女たちはヘアサロン、ヘアカット
そして新しいヘアスタイルについて話し始めました。

E: このダイアログに登場する女性と同じような経験をしたことがあり
ますか?

コズエが素早く手を上げる。

K: 数年前、家の近くの新しいヘアサロンに行きました。そのサロン
では割引クーポンを配ってたの。そのときは出費を抑えなくては
  ならなかったので、そのサロンは有難いと思ったわ。

E: それ嫌な予感がするわね。

K: 仕上がりが最悪だったわ。(記憶から消すかのように彼女は頭を
振っています)

S: あなたの人生で一番の悪夢ね。それからどうしたの?

K: 私のお気に入りのヘアドレッサーのところに行って、魔法をかけて
もらうよう頼みこんだわ。

E: でも少なくとも髪は延びるからね。きまらないヘアスタイルは
  ただ一時的なものよ。サホはよくヘアスタイルを変えるわよね。

S: わからないけど、自分の髪でいろいろ試してみるのが好きなの。

K: 彼女は服を着替えるようにヘアスタイルも変えるのよね。

S: それは大げさだわ。ハイライトに、ヘアカラー、パーマやいろんな
  ヘアスタイルをやったけど、それらは女優さんたちによって普及
  されたのよね。とにかく何でもね。

コズエが急に割り込む。

K: ネットであるものを見つけたわ。自分の写真を載せるだけで、自分に
  どんなヘアスタイルが似合うかチェックできるのよ。何ていうものか
  忘れたけど。
S: ああ、私もそれをたまたま見つけたように思うわ。(考えているかの
  ように指で少し机を叩いている)んんっと。名前が思い出せない。

エメリーが目を急に見開く。サホとコズエは不思議に思っている。

E: 実は、先月から髪型についてじっくり考えていたんだけれど、まだ
  決めかねているのよね。パーマかしら?気分を変えてショート?
カラーを入れようかしら?

K: 落ち着きなさいよ、エメリー。 もし私があなただったら、少し
  そろえてもらうだけにするわ。

S: コズエのアドバイスを気にしなくていいのよ。彼女に何が起こったか
  覚えているでしょ? エメリー、新しいヘアスタイルにしてみたほうが
  いいわよ。私たちにいつも自分の意見や答えを出すように言うでしょ?

K: 彼女の言うことを聞いちゃだめよ、エメリー。気を付けてね。

S: 春だし、新しい季節だし、新しい髪型よ。大胆になるのよ!

エメリーがディスカッションを終えるため笛の音のまねをする。

E: 2人の意見には感謝よ。ありがとう。週末に決めることにして、来週
  お披露目ね。それでどう?

S & K : 楽しみにしているわ。



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4/04/2010

外国人の目から見た日本と中国

日本に来る前に中国の大学で学び、その後中国でヨーロッパ系企業で働いた後、来日したファビ。
彼女が経験した中国と日本の違いについてエッセイを書いてくれたのでご紹介いたします。



日本と中国を比較するとどんな感じ?あなたの生まれがその見方に影響するでしょうか?あなたの文化的背景ばかりでなく、社会環境やしつけ、あなたの国の政治システムまで影響しているのでしょうか?

私は共産主義時代のカトリックポーランドに生まれ、共産主義が終わった1989年に別の共産主義国中国にわたりました。その時、まだ高校を卒業したばかりだったので、どちらかというと私は中国で育ったと言えます。

日本の多くの重要な文化、例えば漢字や芸術、仏教や儒教や伝統工芸技術などが中国から渡来したとはいえ、日本と中国の間には価値観や職業観、政治体制などに大きな違いがあります。アメリカの著名な政治学者で刺激的な『文明の衝突』“The Clash of Civilizations and the Remarking of World Order” の著者S. ハンチントンによると、現在6つの主要な文明グループがあるそうです。西洋文明、ギリシャ正教文明、イスラム教文明、ヒンディ文明、中国文明、日本文明。彼は、日本が特徴のある文明国家であり、一方、中国は国家であるふりをしている文明だと主張しました。
文化女子大を引退した私のポーランド人の友達の教授は別の説を主張しています。彼は、日本と中国の違いは全て、大陸国家と島国の違いで説明できると信じています。

極東に20年以上暮らした経験(中国に8年、日本に13年)から、中国人と日本人の違いは、中国人と西洋人との違いより大きいと思います。
言い換えると、中国は日本より西洋に近いと思います。他のアジア外の人と同じように私は、日本人とどのように接したらいいのかを中国人からまなぶことができ、またその逆もそうだと当たり前のように思っていました。しかし、私の中国での経験が必ずしも有益ではない、あるいは場合によっては有害であり、日本人との交流の時にトラブルになる事がわかりました。

例えば、中国に住んでイタリアンの食前酒を製造、販売する外資系企業に勤めていたときには、常に値段の交渉をしなければなりませんでした。それは会社の契約の為に10万ドルの値切り交渉をすることから、自分の為にトマトを500グラム買う時まで同じ事で、値段の交渉はビジネスの全てのレベルでの基本でした。中国人にとって値段交渉はエクササイズでありエンターテインメントでもあるのです。
私はこの生存競争のゲームをかなりはやく習得し、実際楽しみました。でも、日本でそれを初めてタクシードライバーやお土産屋さんで試した時、彼らがかなり真剣に怒ってしまいました。その時私はそんなに怒るなんておかしいと思いましたし、ユーモアのかけらも示さないことに驚きました。

コミュニケーションに関して、日本人も中国人もダイレクトであることを避けようとするのは似ています。ただ、中国人は間接的であることを望むにしても、彼らはその隠れた意味がどのようなものかのヒントをくれます。言い換えると日本人は、言外のニュアンスを好み、時によっては、二重否定や曖昧さを楽しむことからすると中国人はもっと直接的といえるかもしれません。私は「空気を読む」能力を高めようと努力していますが、外国人の友達は「考えすぎ」と非難します。

日本と中国の社会との関わりあい方の考えが儒教から来ているにもかかわらず、(日本の)人間関係の概念は文字としては全く同じ中国語のguanxi(関係)から分岐しています。日本においては、社交に重点が置かれ、仕事上の付き合いは家族からきっちり切り離されていますが、中国のguanxiの基礎は家族とその延長です。このように中国の考えはポーランドの伝統、すなわち家族が第一で縁故を広げる(これは社会主義の伝統かもしれませんが)と言うものにより近いようです。実はまだ私には、日本の集団的な成功のための組織への協力と個人の成功との対立をどのように調整したらいいのかよくわかっていません。幸いな事に日本人は外国人にとても寛容なので、個人としての社会のルールに従うことにはあまりプレッシャーを感じませんが、私の息子の事になると話は別です。私が一番不満に思うことは息子の野球のチームは、子どもの学校の無い日を全て野球の日にしてしまうことです。子ども達が野球チームに入る前は、休みの日は家族の日でした。公園に行ったり、旅行に行ったり、ただ家で一緒にごろごろしていたりしたものでした。

最後に、日本人は本当に時間に几帳面だと思います。時間に正確なこと、そして時間を管理することは、マナーがよいことの指標です。
それに比べ中国や他の自信のある大陸国家では、一般的に時間はあまり気にしません。日本に長く住んだ結果として、駅で外国人の友達を15分も待つとどうしたんだろうと気になってしまいますが、一方、ホームパーティのとき、汗まみれで2時間キッチンで過ごしたあと、まだお化粧をしている最中に5分早くお客さんが到着されるとパニックになってしまいます。ポーランドでは、パーティに少し遅れて到着して、ホストに少し余裕の時間を与えてあげるのがよいマナーとされています。

Deng Xiaoping(鄧小平)はかつて、中国を統治することは勝手な方向に走って行こうとする50頭の野生の馬をコントロールするようなものだと言っていました。ポーランドでは「ポーランド人が二人いれば三つの意見がある」ということわざがあります。このことから、ポーランドと中国は共通の目的、国家として献身などの統一感が無いと言う意味で共通です。それゆえ、私はよくのびのびとして自由な、リラックスした雰囲気を懐かしく思います。でも一方で、私は日本の信頼感、時間に正確なところ、約束を守る事や安全な事などの居心地のよさを諦める事が出来るかどうか自信がありません。
日本に来る前だったら、もし道路に貴重品が落ちているのを見つけたら、「今日はラッキーな日だ」と思ったでしょう。ただ今は、直ちにそれをなくした人の立場に立って、警察に届け、その持ち主を見つける事にベストを尽くすでしょう。もし私が今、中国やポーランドに住んでいたら、決して車のロックを忘れる事は無いでしょう(日本では何回かありましたが・・)。もしそんな事をしたら、次の日にはラジオやナビが無くなって、もしかしたらガソリンも抜かれているのを発見することでしょう。





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