12/28/2009

ABCs of Cooking

Characters: N - Nicole K - Kako M - Masu H - Hashi

As their annual tradition, the learners and Nicole were enjoying
their year-end party.

M: Here's to 2009! (making a toast)
K/H: Yeah!
N: Cheers! (clinking her mug of beer with the others)
M/H: Ah! (liking the way their drinks taste)
K: (making an observation about her classmates) It is pretty
obvious that these guys really like to drink.
N: Needless to say, Kako. (nodding her head in agreement)
M: (teasing the others) Stop bickering and let's eat.
The food is getting cold.
K: Come on everyone - dig in!
H: For starters, I'll have this. (helping himself to a slice of
tuna)
M: Nicole, have you tried this? (pointing to the dish Hashi just
tried)
N: Let me see... (looking curiously at the dish)
I don't think I have. What is it?
M: That is fish liver.
N: (wrinkling her nose a little) I see.
H: (laughing at Nicole's reaction) Don't worry. I think you'd
like it.
The consistency is almost like your favorite, sea urchin.
N: (giving in) Hmm... it's good. It's creamy.

After a couple of rounds of beer, they began talking about Masu's
hobby, cooking.

M: My latest achievement was to make a paella.
K: Wow! You have one lucky family.
That is one dish that even I can't make. (applauding her
classmate)
N: When I get married, I hope my future hubby will also be a good
cook.
H: But, Nicole, you still should learn how to do it.
N: I know. The problem is ... that is one area I am really bad at.
(admitting to her learners)
M: Cooking is as easy as ABC. Just follow the recipe.
K: Remember, practice... practice... practice!
(quoting her governess when she delivered the recommendation)



●Vocabulary

★ABCs of ~
 ~のいろは、初歩
★annual
 年に1度の、毎年恒例の
★year-end
 年末の
★here's to ~
(乾杯の言葉として)~を祝して乾杯
★toast
 祝杯、乾杯、乾杯の挨拶
★Cheers!
 乾杯!
★clink
(ガラスなどを)カチンと鳴らす
★mug
(ビール用)ジョッキ
★Ah!
アーッ!
★observation
(人や物に対する)注目、監視
★pretty
 ずいぶんと、とても、かなり
★obvious
 明らかな、分かりきった、疑う余地のない
★needless to say
 言うまでもなく(ないが)、もちろん
★bickering
(ささやかなことについての)言い争い、口げんか
★dig in
(ガツガツ)食べ始める、かぶりつく
★for starters
まず第一に
★help yourself to something
~を自分で(自由に)取って食べる(飲む)
★liver
 肝臓、きも、レバー
★wrinkling your nose
 鼻にしわを寄せる、嫌な顔をする
★consistency
(物質の)堅さ、稠度、濃度
★paella
パエリヤ
★applaud
~を称賛する、褒める
★hubby

★admit
~を認める、承認する
★as easy as ABC
非常に易しい
★quote
 引用する
★recommendation
 レコメンデーション=DCECで半年ごとに一人ひとりの生徒さんに
お渡ししている上達の様子を記したもの




"お料理入門"

登場人物: N - ニコル K - カコ M - マス H - ハシ

毎年恒例行事として、ニコルとラーナー達は忘年会を楽しんでいた。

M: 2009年を祝して乾杯!(乾杯の音頭をとり)
K/H: イェイ!
N: かんぱーい!(他の3人とビールのジョッキを合わせてカチンと
鳴らし)
M/H: アーッ!(ビールの味が気に入った様子で)
K: (クラスメートを観察しながら)この二人、本当に飲むのが好き
なのね、一目瞭然だわ。
N: もちろんよ、カコ。(同意してうなずき)
M: (二人をからかい)さーさーもめごとはよしてさ、食べようよ。
料理が冷めちゃう。
K: さ、みんな。食べましょ。
H: じゃあまず最初にこれから。(まぐろを一切れ取って食べ)
M: ニコル、これ食べたことある?(ハシがちょうど食べた料理を
さして)
N: どれどれ...(その料理を興味深そうに見)ないと思うわ。
何なの?
M: さかなのレバー(あん肝)だよ。
N: (ちょっと嫌~な顔をし)へぇ。
H: (ニコルの反応に笑い)大丈夫だよ。ニコルは好きだと思うね。
触感はほら、君の大好きなウニに近いかな。
N: (従い)うん...おいしい。クリーミーだわ。

ビールを何杯か飲んだ後、みんなはマスの趣味である料理について
話し始めた。

M: ここ最近の私の成功はパエリヤを作ったことだよ。
K: おー! あなたの家族はラッキーね。それは私でも作れない
  一品だわ。(自分のクラスメートを称える)
N: 私も結婚したらよい料理人になることが将来の趣味になれば
  いいわ。
H: でもニコル、料理のしかたをまずは学ばないとね。
N: 分かっているわ。問題は…それが私の苦手分野なのよね。
(自分のラーナーに素直になる)
M: 料理はABCのように簡単だよ。レシピにそってやれば
  いいんだよ。
K: 覚えておいて、練習して…練習して…練習するのよ!
(レコメンデーションをもらったときにガヴァネスに言われた
  言葉を引用)   

12/27/2009

草食系男子を肉食系に変えないと危ない日本の将来

先週日本のお父さんの権威について書きました。
お父さん、もっとしっかり時代についていってよと。

ところが今の日本では若者も頼りなくなってきていて「草食系男子」などといって強い情熱などなく、そんなに頑張らなくてもほどほどでよいと言う男性が増えているそうです。

しかし今の世界の経済状況、そして日本の競争力の状況や中国、韓国、インドの猛烈な頑張り、巨大な人口国家EUの誕生などを見ているとほどほどの生活などすぐに送れない日本になってしまいそうです。

今の日本は間違いなく高度成長期に蓄えた富を食いつぶしながら生きていると言えます。教育には時間がかかります。今すぐにでも今の時代にあう教育に転換しないともう取り返しのつかないことになってしまいます。

日々世界の若者と触れている身として実際に感じる危機感です。

そんなことを考えていたら、大前研一さんが、世界で勝つ 強い日本企業のつくり方:大前研一の辛口ニッポン応援談という記事を書いていました。

世界の状況が良くわかるのでぜひ読んでみてください。

大前研一の辛口ニッポン応援談(前編)↓
http://k.d.combzmail.jp/t/77ny/80hmmcz03fza8u2yv5

大前研一の辛口ニッポン応援談(後編)↓
http://k.d.combzmail.jp/t/77ny/80hmncz03fza8u2yv5

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "Drop the subject"

E: Euneece A: Akira H: Haru R: Riki

As the group enters the classroom...

E : How are you all today?

A, H & R: (simultaneously) Great!

E : Hmm, everyone seems to be in high spirits. What's up?

A : We were just talking about the recently concluded Christmas party.

H : Right. After having such a wonderful time last Saturday, we unanimously agreed to join again next year.

E : Wow! Talking about die-hard partygoers. But, thank you.

R : (confessing proudly) For three consecutive years now, I never failed to take part in the same event. I must say that the party had become more exciting and entertaining.

H : I missed last year's because I tended to my ailing aunt.
But as the female learner who gave the parting speech said, such event is worth looking forward to each time.
I couldn't wait for next year's.

E : So which part of the program was your favorite?

A : All parts were splendid but the mother-and-daughter dance presentation and the choral singing were the best for me.

R : If you'd ask me, the DCEC personnel's song interpretation of Twelve Days of Christmas was a hit. It seemed well-rehearsed and was really hilarious.

H : I could say the same as you two had mentioned. In addition, the games were equally fun and exhilarating...especially the first one.

E : Ah! The tongue twister. Wait! Your group won, right?
Congratulations!

H : Thanks, but after reciting "Pretty packages perfectly packed" thirty one times in one minute, my jaw had become sore.

A : (laughing) Me, too. I could hardly follow the chanting but I managed, surprisingly enough.

R : By the way, the learner-hosts deserved commendation for a job well done. They delivered their parts well.

E : Would you like to fill the post for next year, Riki?

R : Me? (looking nervous) Bad idea. My stage fright would kill me before I could even utter a word. (laughs)

H : (prodding) Come on, Riki, you could do it.

A : (adding) You still have a year to prepare for it, anyway.
(winking at Euneece)

R : (desperate) You know, Euneece, I think I'll have a headache then. (smiling)

E : (taking the hint) Ok. Let's drop the subject. Forget I asked, Riki. (pause) Shall we proceed with our lesson?



●Vocabulary:

★simultaneously 同時に、いっせいに
★be in high spirits 意気揚々として、高揚して
★concluded 完結する、終了する
★unanimously 満場一致で、何の異論もなく
★die-hard 筋金入りの
★consecutive 連続した、立て続けの
★never fail to do something 必ず~する
★ailing 病んでいる、病気で苦しんでいる、病気療養中の
★well-rehearsed 十分なリハーサルをした、十分に準備された
★hilarious とても愉快な、面白い、おかしい
★In addition 加えて、その上、しかも、おまけに
★exhilarating 陽気にさせる、ウキウキさせる、活気付づける、気分を引き立たせる
★tongue twister 早口言葉
★commendation 称賛
★stage fright 舞台負け、人前であがること
★utter a word 言葉を発する、口にする
★prod 駆り立てる、促す、励ます
★desperate(事態などが)絶望的な
★drop the subject その話題をやめにする、話題を打ち切る



 ”その話題は止めましょう”

E: ユニース A: アキラ H: ハル R: リキ

グループが教室に入ったとき.....

E : 皆さん元気ですか~?
A, H & R: (同時に) 最高に元気です!
E : う~ん、皆さん、元気いっぱいみたいだけど。何かあったの?
A : 僕たちは、最近終わったクリスマスパーティーについて話していたんだよ。
H : そう。先週の土曜日、あんな素晴らしい時間を過ごしたから、来年も参加することで全員一致したのよ。
E : うわー!筋金入りのパーティー参加者について話していたのね。
   ありがとう。
R : (誇らしげに告白して)僕は、これで3年連続で同じイベントに参加して欠席したことはないんだ。そのパーティーはますます、より刺激的で面白くなってきたと僕は言いたいね。
H : 私は病気の叔母を面倒見るために、昨年は参加できなかったわ。
でも、パーテイーでお別れのスピーチをした女性のラーナーさんが言ったように、このようなイベントは毎回、楽しみにする価値があるわね。もう、来年のパーテイーが待ち遠しいわ。
E : あなたはプログラムのどの部分が好きでした?
A : 全てが素敵で、特に母親と娘のダンスや合唱は僕にとっては最高だったな。
R : 僕は、DCECの社員が歌った”クリスマスの12日間”という替え歌はヒットだったと言いたいね。よく練習しているようだったし、とても面白かったから。
H : 私も、あなたがた二人と同じ。付け加えるとすると、ゲームも同じように、楽しくウキウキさせてくれたわ.....。特に、最初のゲームが最高!
E : ああ! あの早口言葉ね。待って!あなたのグループが勝ったんでしょ? おめでとう!
H : ありがとう。でも、おかげで、1分間で30回"Pretty packages perfectly packed"と言ったらあごが痛くなったわ。
A : 笑いながら)僕も痛くなったね。僕は、ほとんど叫んだだけで分からなかったけど、驚くほどうまくできたよ。
R : ところで、ラーナーの司会者達は表彰に値するだけの仕事をやったと思う。自分たちの役割をうまくやったね。
E : リキ、あなた、来年はなにか役割を演じたらどう?
R : 僕が? (緊張している)悪いアイデアだね。僕は舞台負けして言葉を口にする前に上がってしまうよ。(笑)。
H : (励ましながら)、是非やって、リキ、あなたなら出来るわ。
A : (つけくわえて)それに、その準備にまだ1年あるから。
(ユーニースにウインクして)
R : (絶望的になって)あのねユニース、僕はその時は、きっと頭が痛くなると思うよ。(笑)
E : (雰囲気を察して)オーケー。その話題は止めましょう。忘れて、リキ。
(一時、間をおいて)レッスンにいきましょう。   

12/22/2009

「天地人」と「坂の上の雲」の比較からわかる日本のお父さんの権威の変化

最近NHKの大河ドラマを見ていて気がついたことがあります。

なにかというと11月までやっていた「天地人」と今新しく始まった「坂の上の雲」では、お父さんの権威がちょっと変わっているのではないかということ。

すなわち天地人で描かれていた戦国時代は、父親の権威は絶対的なものであったのに対し、「坂の上の雲」で描かれている明治のお父さんはなんとなく頼りない。そして息子達は”飛んでいる”ように感じます。

実はこの違いに現在まで続く大きな課題が隠されているのに気がついたでしょうか。

つまり、戦国時代までは、それまでの価値が大きく転換する事がない世界なので、より長く生き、経験を積んできた父親の方が様々な事に通じ頼りになる存在だったのに対し、幕末から明治維新を迎えた後の「坂の上の雲」の時代は今までと全く違う価値観、世界に変わってしまいました。当然ながら、今までの知識や経験は時代遅れになるのに対して若い世代は、貪欲に海外のものを取り入れようとするので、新しい時代を支配する知識に関して老若が逆転してしまったのです。その結果、年配の父親世代は頼りなくなり、新しく世界を動かしている知識に通じた若い世代の方が頼りになるように感じるわけです。

その後、明治、大正、昭和の戦争までは明治維新で一新された価値観、知識は、それほど大きく変化することなくすすんだため、明治初期の若者達は、その後いろいろ知識を蓄え経験を積みその後の世代に対し威厳を保つ事ができたのでしょう。

ところがそれがまたひっくり返ったのが敗戦による価値観の大幅な転換です。ここでまた、今までの知識が陳腐化し、新しいものを貪欲に吸収した若者、すなわち松下幸之助や本田宗一郎、井深大・盛田昭夫達が活躍しました。

そしてその後の日本では、明治維新や敗戦のような価値観の大幅な転換は起こっていません。

では、現在お父さんの権威が高いかと言うと全くそんなことがないのが現実です。どうして?

ここでよく言われるのが「戦後の教育がわるかったからだ」ということ。

たしかに戦争に突き進んだ反省から道徳教育などが軽視されたきらいはあるかもしれませんが、果たしてそれだけでしょうか?

また、それ以外にもお父さんが勤めに出て会社で働いているので、何をしているのか、どのように働いているかを見る機会が無い子供に敬意が芽生えないということもあるかもしれません。

そしてそれとともに、逆から言えば父親も会社人間として仕事に邁進してきた結果、子供が何を考えているのか、何を悩んでいるのかを知らずに生活費を稼ぐという以外に子供を理解し支える、成長に貢献するとことができていないということも大きな要因として挙げられます。

そしてそれに加えて、今、社会の底流に流れているのが、「ますます加速する時代の変化」についていけないお父さんと新しいものをいち早く取り入れる若者の構造を挙げることが出来るのではないでしょうか。

これは、明治維新や敗戦のようにその時に一気に変わるというものではなく、日々急速な勢いで社会が変化をしていて、10年も経ったら気がつかないうちに世の中を支配する法則が大きく変わっていた、そんな世界に今私達は住んでいるのです。

それはどんなことかといえば、身の回りの小さなことでは、家電や携帯電話などの操作方法などが言えます。

それらは操作方法そのものが大きく変わるのではないけれども年々新しい機能が加わり、祖父母の世代はもちろん親の世代もその変化についていけず、子供達に聞かなければわからないというようなことが日々起こっています。

また大きくは、日々グローバル化が進展することで日本が高度成長期に世界の中で競争力をつけてきた様々なノウハウが役に立たなくなってきていることがあげられます。

戦後の日本は戦後の貧しい時代にも教育に力をいれ誰もが文字を読める国にしたのは非常にすばらしいことです。文字を読めることで様々なことを学ぶことが出来、また、新聞などで世の中のことを知ることができる。

しかし一方で日本の教育は、過去の知識を学ぶ、暗記を中心としたものでした。大学の入試なども覚えたものを正しく記入できれば正解をとれました。

過去に正しい手本や解があり、それを実行することで物事を解決できる時代はそれでもよかったのですが、今世界は超高速で変化を続けています。したがって、過去に例のない問題を自分で考えてどのように解決したらいいのかを導き出す力が必要とされています。

また、日本の中の経済が順調に成長し、日本で成功すれば会社も成長し個人も年々豊かになる時代には、海外のことはあまり気にしないでもよかったのが、現在、日本経済は縮小傾向に変わっています。
また、少子高齢化で高度成長期とは全く違った人口構造になってしまったため、日本の国の中の経済だけを考えていても豊かな未来を描くことが出来なくなってしまいました。

それもアメリカ一辺倒ではなく、BRICs諸国や巨大な人口国家になったEU、韓国やASEANなどとの関係も考えていかなければなりません。

その時に求められるスキルはなんでしょう?

戦後日本はみな文字を読めるようにすることで発展しました。
そう考えると、現在の世界で最新の情報をつかむために英語力を上げるのが必須であるのがわかるでしょう。

また、当然その情報を収集するためにはITスキルを上げなければならないのも疑いのないところです。

さらに言えば、これから世界の人たちと協力していく、一緒に働く、あるいは市場として開拓していくときに求められるスキルは言葉だけでなく、価値観や歴史、その他すべての要素が違う人ときちんとコミュニケーションが出来る力が求められるでしょう。

これらのスキルを身につけた上で、正解のない問題に取り組み、自分の頭で考えて解決していく力が必要でしょう。

ここでまたお父さんに戻ります。
日本のお父さんは、このような環境に対応していけるのでしょうか?

日本の経済を引っ張っているのはトヨタや日産といった自動車、パナソニックやソニーなど電機などもう50年以上日本を引っ張ってきている企業ばかりで、Googleなどの若い企業が次々生まれているアメリカとは大きく違います。

そのような大企業は当然年配のトップが会社を引っ張っています。
この年配のトップは、新しい情報を常に取り入れ、英語力とITを自分で使いこなす力、外国人とコミュニケーションする力をつけているのでしょうか?

正直かなり疑問に思います。

最近、いろいろな企業幹部と話す機会がありました。
メガバンクの役員、大手総合商社や自動車や航空宇宙メーカー、化学メーカーの部長など日本を引っ張る産業の幹部ばかりですが、彼らと話していると元気がありません。

もう新しいものを覚えられなくなっているとか、そろそろ楽な子会社の幹部に転進し、ゆっくりしたいなどなど。
また、ある部長は
「毎日E-mailを使っているんだからたいしたもんだろ」と言っていましたが、そこから類推するに同じ年代の人たちはE-mailさえも使っていないと言うことでしょう。

私など小さな企業を運営していると、何しろ常に新しいものを取り入れ世界に遅れないようにと様々なスキルを日々上げなければならない意識が強いのですが、日本経済を引っ張る大企業の幹部は50歳くらいからもう半分隠居に向けた意識が働きだしているようなのです。

このような意識を持っていると、当然日々変化している世界についていけなくなります。するといかにビッグビジネスの幹部と言えども家庭生活において、「なんだお父さん、英語もわからないの? iPhoneの機能も知らないの?」などと子供からみて頼りないお父さんになってしまいます。



でもこんなことが起こるのも年とともに理解力が落ちるのではなく、どうせこの年だからわからないだろうという本人の意識が大きいのです。

ニッポンのお父さん。
お父さんの家庭内での権威を保つため、そして日本の競争力を上げるため、今からでも遅くありません。ぜひ英語力とITスキルを身に着けるように頑張りませんか?

12/21/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Birthday wish"

E - Emery A - Ayako K - Ken

After the lesson, Emery went out to get something for Ayako’s birthday.

All: Happy birthday dear Ayako, happy birthday to you!
Emery gave the cake and asked Ayako to make a wish before blowing the candle.

A: I am surprised! (with a quavering voice) How did you know today’s my birthday?

E: You told me before, remember?

Ayako stopped to recollect her thoughts.
 
K: They say if you often forget something, it is a sign of aging.

E: Ken, you have to treat your wife Ayako like a queen, it is her birthday after all. You’re always big on teasing her.

Emery hands out a slice of cake to Ayako and Ken.

E: Birthdays are celebrated in manifold ways but of course some customs remain universal.

A: Yep, like birthday cake with candles on top accompanied by the “Happy Birthday” song.

K: A birthday gift for the celebrator. People are lavish with their presents.

E: Well said. But did you know where those customs originate?

A: Oh, sounds interesting. As Japanese, we only associate birthdays with cakes as we’re not accustomed to it.

E: From what I read, most of the customs stem from magic and paganism. Whenever the ancient Greeks go to the temple to worship the moon goddess (Artemis), they used to offer cakes.

K: Aha! That’s why most of the cakes are round like the moon.

E: That’s a bon mot. Candles are placed on top of the cake which resembles the glowing moon.

A: How about singing the “Happy Birthday” song?

E: The song dates from mid-nineteenth century. Singing the song is a way of protecting the celebrator from evil spirits and bad luck. Along with birthday thumps, party snappers and horns (imitating the sounds).

K: Interesting! I heard that when you blow the candles out on your birthday cake with a single blow, your birthday wishes will come true. Ayako, what was your wish or should I say wishes?

A: Err. I only had one wish. I wished every day is my birthday for two reasons. First, so I can eat my favorite cakes and second, so my husband Ken can treat me like a queen.

E: Oh, you really have a sweet tooth. Watch your weight though.

K: Ayako, treat you like a queen everyday? You wish (smiling)!

A: Ken, my birthday has not commenced yet, you should be kind to me!
Ken makes a peace sign.




●Vocabulary

★quavering  震えた
★sign of aging 老化の兆候
★hand out  配る、分配する
★treat sb like sth  ~を…のように扱う、もてなす
★be big on sth ~が大好きで
★manifold 種々の、多種多様の、多数の
★universal  世界共通の、一般的な、どこにでもある
★accompany  付随して起る、~と同時に生じる
★be lavish with sth  ~を惜しまない、気前のよい
★originate  源を発する、由来する、起こる、始まる
★associate  ~で(~を)連想する、思い出す
★stem  始まる、起因する
★paganism  異教(多神教)信仰、崇拝
★bon mot 機知に富んだ言葉、うまい言葉
★resemble  たとえる、象徴する
★date from ~を端緒とする、~から始まる
★thump ゴツン(ドシン)という音(打つこと)
★party snapper クラッカー
★sweet tooth 甘いもの好き、甘党
★watch your weight 体重に気を使う、気を付ける
★you wish! そうだったらいいけどね!
★commence  始まる、開始する



"誕生日の願いごと"

E - エメリー A - アヤコ K - ケン

レッスン終了後、エメリーはアヤコのバースデーに準備したものを取りに出ていった。

All: ハッピーバースデ~・ディア・アヤコ、ハッピーバースデ~トゥ~ユ~!
エメリーはケーキを差し出し、アヤコにキャンドルを消す前にお願いごとをするように言った。
A: びっくりした~!(震えた声で)どうして今日が私の誕生日だってわかったの?
E: 前に言ってたじゃない。
アヤコは思い出そうと立ち止った。 
K: しょっちゅう忘れるっていうのは、老化の始まりらしいよ。
E: ケン、奥さんのアヤコを女王様のように扱わなきゃ、何といっても今日は彼女の誕生日なんだから。あなたいっつも彼女をからかってばっかりでしょ。
エメリーはアヤコとケンにそれぞれケーキの一切れを配る。
E: 誕生日っていろんな形でお祝いされるけど、もちろん風習の中には世界共通のものも残ってるわ。
A: ええ。てっぺんにキャンドルのついたバースデーケーキとか。「ハッピーバースデー」の歌と一緒にね。
K: 誕生日の人へのプレゼントだって。みんな気前よくプレゼントあげるもんなあ。
E: その通り。でもそうした風習がどこから始まったかって知ってた?
A: わぁ、なんか面白そう。日本人として、私たち誕生日っていうとケーキしか思い浮かべないもの、そうした習慣ってないから。
E: 読んだことあるんだけど、ほとんどの風習っていうのは儀式や異教崇拝から始まったものらしいわ。古代ギリシャ人が月の女神(アルテミス)への崇拝のため宮殿に行くときは、いつもケーキを捧げていたそうよ。
K: 分かった!だからケーキの多くって月みたいに丸いんだ。
E: うまい言葉ね。キャンドルはケーキの一番上に置かれるのよ、煌々と輝く月の象徴としてね。
A: それじゃ、「ハッピーバースデー」ソングを歌うのは?
E: その歌は19世紀半ばに始まったの。その歌を歌うのは、悪魔や不運から誕生日の人を守るためなのよ。バースデーのドンドンたたく音やクラッカー、ホーンと一緒に。(音を真似て)
K: 面白い!バースデーケーキのキャンドルを一回で吹き消すと、誕生日の願い事が叶うって聞いたよ。アヤコ、君の願い事は何だったの?
それか僕が願い事を言おうか?
A: え~とね。私のお願いはひとつ。二つの理由から毎日が誕生日であってほしいってお願いしたの。一つは、毎日大好きなケーキが食べられるから、二つ目は夫のケンが女王様のように扱ってくれるから。
E: まー、あなた本当に甘いもの大好きなのね。でも体重に気をつけて。
K: 何アヤコ、毎日女王様のように扱えだって?だったらいいけどね
(ほほ笑み)!
A: ケン、私の誕生日はまだ始まってないんだからね、優しくしてもらわないと!
ケンはピースサインする。

12/01/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Ready to party"

Characters: F: Felicity; Mo: Momone; To: Toyo; T: Tomo

During free chat...

F : Hi, guys, it's freezing outside.
To: Uhuh... I can even smell the Christmas breeze.
T : I agree with you, Toyo. The Yuletide is definitely
around the corner.
Mo: Yeah, I heard about the upcoming DCEC
Christmas party. This
is my first time to join the fun so I don't know what to
expect.
T : Today is your lucky day. Toyo here has attended three
Christmas parties in a row so you can call him an expert.
Mo: Wow! Three Christmas parties in a row?! You must have enjoyed
them every time.
Could you tell me about them, Toyo?
To: Oh well, you see, every party is different and unique.
Three years ago, I remember participating in a stage play.
Then, we sang in chorus the following year.
F : Pretty impressive huh? (bragging)
Mo: How about you Tomo, have you attended a Christmas party
before?
T : Yup, I came with a friend last year. It was soooo memorable
because ...
(seems embarrassed to continue)
Mo: C'mon, spill it. Why was it memorable?
To: Oh yeah, now I remember. Last year's presentation was
definitely a sight
for sore eyes. (teasing Toyo)
T : (blushing) Nah, you're just pulling my leg. I ...
Mo: (interrupting Tomo) Did you sing? Or danced maybe?
To: You got it right, Momone. Tomo put on his dance shoes and
performed a line dance with the governesses to the tune of
"Achy Breaky Heart."
Mo: Whoa! I must say, I'm excited to see you together with DCEC
governesses dance again this year.
F : Oh well, you have to sign up to join the party first. (winks)
Mo: Count me in!



●Vocabulary

★freezing‐凍えるほど寒い
★breeze‐風
★Yuletide‐クリスマスの季節
★around the corner‐すぐそこ
★upcoming‐次にやってくる
★lukcy day‐幸運な日
★in a row‐続けて
★c'mon‐Come on!の省略で、「たのむよ!」「おいおい!」
    などの意味がある
★spill‐言葉を吐き出す、こぼす
★a sight for sore eyes‐うれしいできごと
★pulling my leg‐足を引っ張る
★sign up‐入会する、署名する
★count me in‐私を当てにしていいよ







「パーティー気分」

F: フェリシティー; Mo: モモネ; To: トヨ; T: トモ

雑談の中で…

F : こんにちは、みんな。外は寒いわね。
To: はい…クリスマスの風さえ感じますよ。
T : 僕もそう思うよ、トヨ。本当にクリスマスの季節は
  もうすぐそこだよ。
Mo: そう、もうすぐあるDCECのクリスマスパーティーについて聞いたわ。
  そのイベントに参加するのは初めてだからどんなのか楽しみだわ。
T : 今日は君にとってラッキーな日だよ。ここにいるトヨは3回連続で
  クリスマスパーティーに参加しているから、彼をその専門家と呼んで
  いいよ。
Mo: あら!クリスマスパーティーに3回連続で?!
  毎回楽しかったのでしょうね。
それらについて私に話してくれる、トヨ?
To: ああ、ええっと、どのパーティーも違ってそれぞれの面白さがあるよ。
3年前は、ステージの上で劇をやったのを覚えているよ。
そして次の年はコーラスで歌ったんだ。
F : かなりいい感じでしょ? (自慢している)
Mo: トモはどうなの、あなたはクリスマスパーティーに参加した?
T : うん、去年は友だちと来たよ。それはとても思い出深くて…
(続けるのを恥ずかしそうにしている)
Mo: ほら、言っちゃいなよ。どうして思いで深いの?
To: ああ、そうだ、やっと思い出したよ。確かに去年のプレゼンは
  喜ばしいものだったね。 (トヨをからかっている)
T : (赤くなる) ちがうよ、足を引っ張るなよ。ぼく…
Mo: (トモを中断させた) 歌ったの? それとも踊ったとか?
To: 正解だよ、モモネ。 トモはダンスシューズを履いて、
  「Achy Breaky Heart」の曲に乗せてガヴァネスといっしょに
  ラインダンスをしたんだよ。
Mo: うわー。今年もDCECのガヴァネスとあなたが踊っているところを
  ぜひ見たいわ。
F : うん、じゃあ、まずはパーティーに参加する意思を伝えないとね。
  (ウィンクする)
Mo: 当てにしていいわよ!