11/30/2009

あなたの生産性を上げる、Google Docs, Dropbox,そして英語

 先週のメルマガで日本人の労働生産性が世界の先進国の中で最下位、特に製造業ではなく金融業、サービス業、そして間接部門の生産性が低いということをお伝えしました。


今、日本の人口が着実に減少しているのですからほっといたらGDPはどんどん低下し、日本は衰退して行ってしまいます。


それを少しでも食い止めて世界に対する競争力をつける、日本人の将来を豊かに送れるようにするには一人一人の生産性を上げていかなければいけないというのは誰にでもわかることです。


でも、どうやって生産性を上げたらいいのでしょうか?

まず、今までと同じことをやっていては生産性はあがりません。


したがって、大幅に生産性を改善するためには、会社全体で仕事の進め方を変える、無駄な会議や出張を減らす、組織を簡素化して意思決定を早めるなどが必要です。


しかしこれを実行するには、強力なリーダーシップと社員全体の理解
コミットメントなどが必要であり、膨大な時間と労力が必要になるでしょう。中長期的には、これも絶対実行しなければならないことですが、もっと短期的に生産性を上げる方法があります。そしてそれは、大企業でなくても実行できる内容です。

それは、ITの活用です。

なーんだ、そんなこと知ってるよ、という声が聞こえてきそうですが、ITは日々進化しています。それらを上手に取り入れていかなければ、世界の競争に勝ち残ってはいけません。


ここで、DCECが活用しているITの事例を少しだけご紹介いたします。



 先週の日曜日の朝、Carolから具合が悪いので休みたいとの連絡が入りました。ガヴァネスが休んでしまったら、もし代わりに担当できるガヴァネスがいなければ、折角おいでいただいたラーナーさんにレッスンをご提供できないので、一大事です。

そこで、すぐにその日のガヴァネスのスケジュール表とクラスの状況をチェックしました。10時のクラスは誰か他のガヴァネスが担当できるか? Carolのクラスにキャンセルはあるのか?
11時は? 午後は・・・? 

実はDCECはクラウドコンピューティング(cloud computing)を利用しているので、自宅からでも、クラスのスケジュールなどにアクセスできます。

幸い、その日はそれぞれ他のガヴァネス、ガヴァナーが手分けをしてCarolのクラスをカバーすることができ、生徒さんに大きな迷惑をかけずにすみました。


さて、このクラウドコンピューティングとはどんなものなのでしょう?

通常会社にはサーバーと言われるコンピューターが社内に設置されていて、そのサーバーに様々なデータが蓄積されています。社員はそのサーバーにアクセスすることでデータを利用いたします。

ところが、クラウドコンピューティングでは社内にそのサーバーがなく、インターネットでつながれた先の社外のサーバーにデータをおいておき、インターネットでアクセスして作業を行ないます。
したがって、アクセスの権限さえ確保しておけば、社内からでも社外からでもデータにアクセスし仕事をすることができます。

このような仕組みのおかげで、今回のようなトラブル時も自宅から状況を把握する事ができ、トラブルに対処できます。

DCECでは、Googleのシステム、Google Apps, Google Docsを利用しています。このGoogleのシステム、驚く事に無料から利用でき、グレードアップしても非常に安価に利用できます。


ここでGoogle Docsの説明ビデオをご覧になってみてください。(英語)




いかがですか?あなたの会社では、このようなクラウドコンピューティングを実施されていますか?

クラウドコンピューティングという言葉は最近かなり聞くようになって来ているので聞いたことはあるという方が多いでしょうが、実際に導入されている企業は残念ながら少ないようです。

というのも、DCECのネットワークのメンテナンスはcanonにお願いしているので、canonにこのようなシステムを利用している企業が増えているかどうか聞いてみました。すると予想通りあまり利用している企業は無いということでした。こんな便利なものを何でみんな利用しないのでしょうか?

セキュリティの問題があるから?

でもアメリカでは、GEなどの大企業も使っているし、日本でも一橋大学が導入している事から見ても、充分セキュリティの確保はできると思われます。

(一橋大学の例)
http://www.google.com/a/help/intl/ja/admins/case_studies/hitotsubashi-university.html
 

では、なんで日本の企業は利用しないのでしょうか?


実は利用している立場から思い当たる事ことが一つあります。

このサービス、入り口は日本語で読めるのですが、いろいろ詳しく進めていくと突然あるページから英語になってしまいます。
また、いろいろな操作も英語を理解しないと進められなくなっています。

DCECでは、ガヴァネス達は日本語を読めないので逆にこれがよい条件として作用しますが、一般的な日本の企業では大きな支障になっていると考えられます。


ここでまた、英語力を上げなければならないということが出てきま
した。そうなんです。

今のグローバル化の時代に競争力をつけたいと思ったら英語力はもう必須なんです。早くあきらめて、今すぐに真剣に英語力を上げるようスタートしてください。


そしてこのGoogle Docsばかりでなく、一人でも生産性を上げられるのがDropbox。 https://www.dropbox.com/


これもクラウドコンピューティングの一種といえます。


たとえば、あなたが基本的には会社のPCで仕事をしていますが、どうしても家で仕事をしなければならなくなったり、あるいはデータを確認したくなったりすることがあると思います。

そんなときこのDropboxが威力を発揮します。

このDropboxを会社のPC、自宅のPC,iPhoneなどにインストールします。

そしてたとえば会社でExcelでデータを作り会社のPCのDropboxにそのファイルを入れると、自動的にインターネット上にあるサーバーにそのファイルが保存されるとともに、自宅のPCのDropbox,iPhone上のDropboxにも同時にそのファイルが保存されます。

したがって、会社で作業した後外出先でそのデータを見たくなったとしたら、iPhoneのDropboxを見ればそのデータを見ることが出来ます。そしてその後自宅に戻ってそのデータを修正したくなったら自宅のPCのDropboxからそのファイルを開き、修正して、それをDropboxにいれれば、次の日に会社のDropboxには、修正されたファイルが入っているというような具合になっています。

どうですか?すごく便利でしょ。しかもこのサービス。2GBまでは無料で利用できます。


しかしこれも基本的には英語のサービスなので英語が出来ないと苦労するかもしれません。


やっぱりここでも英語とIT。

これがキーワードであることには変わりがありません。

11/26/2009

今スマートフォンが熱い。あなたの生産性アップにどうですか?

iPhoneが携帯電話の機能を大きく変えて新しい世界を作り出していますが、今、iPhoneに続くスマートフォンが続々登場しています。


その一つHTCのHD2はこんな感じ。



HTC HD2のレビューは reviewはこちらから




また株式会社 ACCESS とイスラエルの Emblaze Mobileが共同開発した携帯端末向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」はこんな感じです。




こんな携帯欲しくなりますね。

英語で探すとこんな最新情報もすぐに手に入り、あなたも最先端の情報通に!

11/24/2009

日本の労働生産性は先進7か国中最下位ーだから英語とITの活用が必須

 きょうはまず一つのデータを見ていただきます。1981年から2006年までのあるデータの推移ですが、何のデータだと思いますか?

1981(   56) 1,798.1
1982(   57) 1,854.1
1983(   58) 1,935.9
1984(   59) 2,022.2
1985(   60) 2,158.3
1986(   61) 2,204.8
1987(   62) 2,306.9
1988(   63) 2,477.9
1989(平成元) 2,616.7
1990(    2) 2,819.3
1991(    3) 2,991.8
1992(    4) 2,966.9
1993(    5) 2,955.7
1994(    6) 2,987.6
1995(    7) 2,982.3
1996(    8) 3,026.1
1997(    9) 3,029.3
1998(   10) 2,918.2
1999(   11) 2,876.7
2000(   12) 2,930.2
2001(   13) 2,841.0
2002(   14) 2,792.5
2003(   15) 2,806.0
2004(   16) 2,849.9
2005(   17) 2,869.7
2006(   18) 2,921.2

実はこれ、一人当たり国民所得の推移のデータなんです。

これを見ると1991年まではきれいな右肩上がりで急上昇していますが、そこから停滞をはじめ、97年をピークに減少を始めているのがわかります。

(データ出典:国立社会保障・人口問題研究所)
http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/kyuhuhi-h18/4/h4.html

一方、ここでスタンフォード大学経済学部のテイラー教授のブログをご覧下さい。

http://johnbtaylorsblog.blogspot.com/2009/10/and-answer-isproductivity.html

ここにはアメリカの賃金上昇と労働生産性上昇のグラフが書かれていますが、きれいに相関しているのが見て取れます。

では、日本の労働生産性はいかがでしょうか?

結構高いんではないかな~、と思っている方が多いと思いますがいかがですか?

ところが実態としては、OECDのデータをまとめた社会経済生産性本部2008年版報告によると、日本の労働生産性は先進7か国中最下位、OECD加盟30か国中20位と惨憺たる状況だそうです。

http://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity000894/attached.pdf

私たち日本人はバブルがはじけた後、銀行の不良債権の問題などで日本経済が停滞したため、日本の賃金が上昇していないと思っていますが、実はそれだけではなく自分達の労働生産性が上がっていない事も大きな要因になっている事を認識した方が良いでしょう。

ではなぜ、そんなに低いのでしょう。

一つには日本の社会構造の問題が潜んでいます。すなわち世界と競争してきた製造業はOECDで12位と、まだましですが、非製造業の小売業、サービス業などの労働生産性は非常に低いのです。

そしてもう一つ。
英語で仕事をし外国人と仕事をしていると、最先端の情報、特に動きの速いIT関係の情報についてのギャップが日本と外国ですごく大きいのを感じます。

私たちは、twitterその他で毎日英語の情報にふれています。
そうすると外国で使われているITツールが日本ではまだまだ普及していないということを感じることが多々あります。

このようなITツールを使うことは、間違いなく製造現場以外でも生産性を向上させます。

しかし、それを導入しようとしても、初期の頃はなかなか日本語に訳されていないページも多くすぐに英語の壁にぶつかってしまうのではないでしょうか?

今や世界中の人が英語で書かれた情報を共有しています。
世界中からの応募者を面接していますが、どこの国の人でも優秀な人が持っている情報はかなり似通っているのを感じます。

やはり英語力、そしてITの活用が日本のこれからに間違いなく重要であるのを認識し、それらの獲得に努められる事をお勧めいたします。

さて、ここで行っている事とは少し視点は違いますが、IT、メディアに強いジャーナリスト佐々木俊尚氏の「日本ITの国際競争力」というブログを見つけたので、ご紹介いたします。

う~ん、と考えさせられる内容です。



http://agora-web.jp/archives/802765.html

11/23/2009

ニューヨークタイムズ 日本の記者クラブの閉鎖性とそれを打ち破る新政権について発信

New Leaders in Japan Seek to End Cozy Ties to Press Clubs


Published: November 20, 2009

TOKYO — Twice a week, Japan’s new minister of financial services is forced to hold two back-to-back news conferences: one for the members of Japan’s exclusive press clubs, the second for other journalists.

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Kimimasa Mayama/Bloomberg

Shizuka Kamei, the financial services minister, is critical of the media.

Kyodo, via Newscom

Journalists for Internet sites were allowed to join a press conference by Foreign Minister Katsuya Okada in September.

He does so because the press club members refused his proposal to open the conferences to nonmembers. Even though the agency provides the rooms for the meetings, the press club demanded that the minister, Shizuka Kamei, hold the second conference in a different room.

Japan’s new government is challenging one of the nation’s most powerful interest groups, the press clubs, a century-old, cartel-like arrangement in which reporters from major news media outlets are stationed inside government offices and enjoy close, constant access to officials. The system has long been criticized as antidemocratic by both foreign and Japanese analysts, who charge that it has produced a relatively spineless press that feels more accountable to its official sources than to the public. In their apparent reluctance to criticize the government, the critics say, the news media fail to serve as an effective check on authority.

こちらから全文をどうぞ



11/17/2009

自然な英会話表現が学べるDCECのメルマガダイアログ "Tweet Tweet"

"Tweet Tweet"

Characters: N: Nicole S: Sho Na: Na-chan

After administering the Recall and Practice, Nicole felt pleased with the results.

Nicole: Everyone did a good job in today's RP.
Please remember the following expressions: "to be hooked on" and "kick/ shake the habit."
Now, let's proceed to our FSL. I think somebody forgot to inform me the topic for today.
(feigning an angry look)

The learners laughed when they saw Nicole's mock expression.
Nicole just shook her head and smiled.
Her attempt failed once more.

Na-chan: (still giggling) My bad, Nicole.
I was supposed to send you an email yesterday but it totally slipped my mind.
Sho: Tell her why you forgot.
(egging Na-chan on to divulge the whole story to their governess)
Na: Well, I was about to but something distracted me.
N: What could have sidetracked you?
Did somebody bug you again?
S: Ha ha ha! On the contrary, she was the one who was bugging other people.
(responding with a satisfied smile)
N: Guys, I hope you remember that I do not have the patience of a saint.
(giving her learners a fake warning)
Na: (smiling at her governess) Oh ok... you see I just started tweeting on Twitter.
And I was so caught up in it yesterday that I spent my spare time reading the tweets.
S: Yes, and now she is forcing me to tweet as well.
Na: Tweet tweet! (teasing her classmate)
N: I see... so that's why you forgot to send me an email.
Na: Yup, sorry about that.
N: No worries. So, what is our FSL topic?
(looking expectedly at her learners)
S: I was not able to come up with an interesting topic.
Anything Na-chan thought of is good with me.
Na: Really? Okay then, I would like to talk about Twitter!
N: Ha ha ha! I guess we have a Twitter addict in our midst here.
S: Not again!
Na: Tweet tweet!




●Vocabulary

★tweet‐とりのさえずり(ツイッターの中でのつぶやき(書き込み))
★administer‐実施する
★pleased‐うれしい、満足な
★to be (get) hooked on ~‐~にはまる
★kick/ shake the habit‐きっぱりやめる/癖をやめる
★feign ~‐~のふりをする
★mock‐ふりをした、見せかけの
★attempt‐試そうとする
★fail‐失敗する
★once more‐再び(また)
★My bad!‐私が悪かった!(ごめんなさい)
★slip ~ mind‐頭から消える(忘れる)
★egg somebody on ~‐だれかに~させようと後押しする、けしかける
★divulge‐打ち明ける
★distract‐じゃまをする
★sidetrack‐道をそらす
★bug ~‐~を困らせる
★on the contrary‐その反対
★have the patience of a saint‐聖人のような我慢強さを持っている
★fake‐見せかけの、うその
★tweeting‐ツイッターに書き込むこと
★Twitter‐ツイッター
★caught up ‐夢中になる、熱中する
★spare‐空き時間
★force‐無理やりに
★addict‐中毒
★midst‐真ん中





「ぴよ ぴよ(Tweet tweet)」

N: ニコール S: しょう Na: なっちゃん

リコール&プラクティス(RP)の実施が終わり、ニコールはその結果に満足していた。

N: みんな今日のRPでよくやりました。次の言い方を覚えておいてください:
   「はまる(癖になる)」と「きっぱりやめる/癖をやめる」。
では、フリースタイルレッスン(FSL)に進みましょう。だれか今日のトピックを私に伝えるのを忘れていると思うんだけど。
   (怒ったふりをする)

ラーナーたちはニコールの見せかけの表情を見て笑う。
ニコールは首を横にふり、にっこりとする。彼女の作戦はまた失敗した。

Na: (まだ笑いながら) ごめん、 ニコール。
昨日あなたにメールする予定だったんだけど完全に忘れてました。
S: どうして忘れたか彼女に説明したら。
(あった出来事をガヴァネスに打ち明けるように、なっちゃんをけしかける)
Na: ええっと、しようと思ってたらじゃまをされたんです。
N: 何が原因で道がそれたのかしら?まただれかがあなたを困らせたの?
S: ははは! その反対で、彼女が他の人を困らせていたんだよ。
(満足そうな笑みを浮かべて答えている)
N: みんな、私が聖人のように我慢強くないこと覚えているわよね。
(ラーナーたちにうその警告をする)
Na: (ガヴァネスに微笑みながら) あ、はい... 実はトゥイッターに書き込みを始めたんです。それで昨日はそれに夢中になって、空き時間に書き込みを読んでいました。
S: そう、それで彼女は僕にもツイッターをするように無理やり勧めるんだ。
Na: ぴよ ぴよ! (彼女のクラスメートをからかっている)
N:  そうなのね... だから私にメールをするのを忘れたっていうのね。
Na: そう、ごめんなさい。
N: 大丈夫よ。じゃあ、私たちのFSLトピックは何?
(期待の眼差しでラーナーたちを見る)
S: おもしろいトピックを思いつきませんでした。なっちゃんが考えたものなら僕は何でもいいよ。
Na: ほんとう?じゃあ、私はトゥイッターについて話したいわ!
N: ははは! 私たちの中にトゥイッター中毒者がいるようです。
S: またかよー
Na: ぴよ ぴよ(Tweet tweet)

11/15/2009

サントリーホールでのオバマ大統領のスピーチ

ニューヨークタイムズのページに11月14日にオバマ大統領がサントリーホールで行なったスピーチがビデオでアップされています。直接そのスピーチを聞くのは、英語の勉強のためだけでなく、世界の中の日本について知るため、新聞のフィルターのかかっていないオバマ大統領の生の声を聞くのはいい機会でしょう。下記のリンクをクリックしてご覧下さい。
現れたページを少し下のほうにスクロールすると、左サイドに3枚の写真のあと、ビデオが出てきます。

http://www.nytimes.com/2009/11/14/world/asia/14prexy.html?hp

11/12/2009

自然な英会話表現が学べるDCECメルマガダイアログ "Truth or Dare, the English way"

So: Soren, N: Nicole, T: Tre, K: Kenji, Y: Yuka

At the restaurant, the ten students present start to feel uneasy about speaking exclusively in English.

N: Welcome to the outdoor lesson! We're not in the park but let's have fun with some English games. Those who speak in Japanese will be fined 100 yen. (laughs)
Y: But...can I at least order my food in Japanese?
(feeling stressed)
T: Of course, Yuka, only if you treat us to gelato ice cream.
(smiles)

Halfway into the first game, the facilitators are amused with the answers.

K: Why is 'white rabbit' unacceptable as an animal for 'w'?
So: Uh-uh, you're trying to make shortcuts, Kenji. It has to be a whale or a wombat, for example. (smiles)
K: How about 'Japanese dog'?
So: You're pushing your luck, Kenji. No, that's zero points, sorry.
K: (bewildered) OK, fine! (everyone laughs)

Towards the end of the second game, 'Truth or Dare.'

Y: (reading a Truth question) "If you were alone on an island, who would you rather be with?" (pauses) I think it will be with my best friend. She's very kind, understanding and funny! (laughs)
N: Good answer. Alright, now your turn Kenji. Truth or Dare?
K: Dare!!! (reading a Dare challenge) "Sing the chorus of your favorite English song." (short pause) "Yesterday, all my troubles seem so far away...for I believe in yesterday." (sings the famous Beatles song) (big applause)
K: Thank you! Too bad we don't have karaoke tonight. (looking sad)

The entire group then heads out to a nearby karaoke bar for a second party.




●Vocabulary

★outdoor‐屋外の
★feel uneasy‐心配する、落ち着かない気分
★exclusively‐全く~だけ
★fine‐大丈夫、わかった(相槌)
★gelato‐ジェラード(アイス)
★facilitator‐進行役、司会者
★amused‐驚く
★unacceptable‐受け入れられない
★whale‐くじら
★wombat‐ウォンバット(オーストラリアに生息する有袋類の動物)
★bewildered‐戸惑う、混乱する
★push one's luck‐調子に乗る
★understanding‐理解のある
★dare‐挑戦、
★applause‐拍手
★too bad‐残念
★head out‐出発する






真実か挑戦か

So: ソーレン, N: ニコール, T: トレ, K: けんじ, Y: ゆか

レストランで、10人の生徒は英語だけで会話をすることに不安を感じていた。


N: アウトドアレッスンへようこそ!私たちは公園にはいないけど、英語のゲームを楽しみましょう。日本語をしゃべった人は罰金100円ですよ。(笑い)
Y: でも…食事の注文くらいは日本語でいいですよね?
(ストレスを感じている様子)
T: もちろんですよ、ゆか。私たちにジェラードをおごってくれるならね。
(笑顔)

最初のゲームの半分が過ぎたとき、進行役たちが答えに驚いていた。

K: なぜ'white rabbit(白いうさぎ)' は 'w'が付く動物として受け入れられないの?
So: えっと、あなたは近道をしようとしているでしょ、けんじ。
答えは例えば、whale(くじら)とかwombat(ウォンバット)じゃないと。(笑顔)
K: 'Japanese dog(日本の犬)'はどうですか?
So: 調子に乗りすぎだよ、けんじ。だめ、悪いけどそれは0点。
K: (混乱している) わかったよ! (みんなが笑う)


2番目のゲーム「本当のこと(私の秘密)か挑戦か」の最終戦


Y: (本当のことの質問を読む) 「もしあなたがある島で一人だったら、だれといっしょにいたいですか?」
  (間を置いて) 自分の一番の親友だと思います。彼女はとても親切で、理解のある、おもしろい人です。 (笑い)
N: よい答えですね。では、あなたの番です、けんじ。
  本当のこと?挑戦?
K: 挑戦!!! (挑戦の質問を読む) 「あなたのお気に入りの歌のコーラスを歌ってください」
  (短い間を置いて) "Yesterday~, all my troubles seem so far away...for I believe in yesterday."
  (Beatlesの有名な曲を歌う) (大きな拍手)
K: ありがとう!今夜はカラオケがなくて残念。 (悲しそうな顔)

それから2次会に全員そろって近くのカラオケバーに出発する。

11/08/2009

New Governess Fabi



Educational Background
M.A. in International Relations, Waseda University Graduate School of Asia-Pacific Studies, Japan
B.S. in Ecology and Environmental Biology, Nankai University, China

Professional Experience
Colombia International School, Japan (English Teacher)
Admiro Tianjin Industry Co., Ltd. , Tianjin, China (Translator/Main Office Manager)


こんにちは。Fabiです。


私はちょうど20年前に中国で勉強し、そして働くために母国を離れました。そして中国語をマスターすると、もう一つ東洋の言葉を身につければこのどんどん展開しているグローバルな雇用市場でより競争力をつけることになると考え、12年前に日本に来ました。
その後日本を離れることを忘れてしまいましたが・・。

1997年4月4日、今でも成田に初めて来た日のことを覚えています。
北京から直行便で成田についた私はたった3時間なのにこんなに違う春が見られるなんてびっくりしました。北京はレンギョウの花で灰色と黄色なのに対して東京は鮮やかな緑とピンクでした。
その後、学校に通い始めたとき、朝の電車がどんなに混んでいるかなど気にもならず青い空をバックにした桜の花に見入っていました。かなり長い年月ここにすんだ今では、日本が私のふるさとのように感じる一方で、いまでももっと冒険したい魅惑的なことがたくさんあることに気がつきます。私はいつでも新しいことを学ぶのが好きで、また、近所のひっそりと隠れていた神社を発見したり、楽しい人たちに会いその人たちの話を聞いたりすることにもワクワクします。日本については、もう充分と思う日が来るとは思えませんが、いつか日本についての本を書くのが私の夢になっています。


私は今、 特に研修中に実際の生徒さんに会った後は、Dela Cruz English Clubで教えることが楽しみで仕方がありません。みんなとても英語を学ぶことばかりではなく、自身のキャリア形成や趣味などに対しても前向きでまた情熱的です。私はもう十年近く教師であるとともに生徒でもありました。昨年私は早稲田大学大学院を卒業しましたが、その経験はとても知的にワクワクさせられるもので、また近いうちに早稲田で博士課程の勉強をしたいと思っています。

国際関係論と発展途上国における人権について学ぶ(私は、子供の人身売買の犠牲者の調査のため3ヶ月以上にわたってカンボジアで過ごしました)以外に新しい言葉を学ぶことも好きです。
私は現在5ヶ国語を話すことが出来、今6ヶ国語としてスペイン語の学習をはじめています。
自由な時間には、スポーツクラブで汗をながし、ダンスをし、ノンフィクションを読み、アジアの社会や文化についての記事を書くのを趣味としています。

11/07/2009

目覚めよ日本人!世界で通用する力をつけるのが緊急の課題。

 最近英会話スクールの経営をしていて本当に良かったと思うことが多くなっています。

なぜかというと、自分自身の視野を非常に大きくすることができたまた、自分の価値観を変える事が出来たから。

英会話スクール始める前は、ごく普通のサラリーマンでした。とりあえず名の知れた大学を出て大手企業に勤め、営業、人事、勤労、
採用、研修からシステムや経理、購買、そして子会社経営までかじらせていただきました。
そのときは非常に忙しい毎日でしたが、それなりにいろいろなことを経験し、勉強させてもらい充実し、安定した生活を送っていまし
た。

このような生活を送っていた時には、自分は様々な経験をし、かなり力をつけたと自分では思っていました。

ところが、現在の仕事をはじめ、様々な国の人たちと接するようになって自分の認識が間違っていたことに気がついたのです。

なんて小さな世界で生きてきたのだろうと。

たとえて言えば、グローバルという大海の中で日本という内海のそのまた片隅で生きてきたというのを感じたのです。

このグローバルの海は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの地域ごとに名前はついていますが、その海は相互に大きな海流が流れて
つながっています。

ところが日本という海は、ごく狭い海峡のみでグローバルにつながっていてそこを通らないとグローバル海に出られない、そんなイメ
ージを感じたのです。


たとえば先週ご紹介したJasmine。彼女と話しているとその友達はヨーロッパから中東、アジア、北米、南米まで20カ国にわたって
います。

話せる言葉も英語、ドイツ語、ヒンディー語、韓国語そしてトルコ人とコミュニケーションするときはトルコ語も少しわかると言って
いました。

住んだ国は、アメリカ、インド、韓国、日本。もちろんそれぞれの国できちんとした成果を挙げています。


また、今週ご紹介する新しいガヴァネスFabiも凄い。
彼女は、大学進学にあたり自分の世界を広げたいと思い、世界各国の大学に奨学金の申請をしました。そして4カ国から奨学金をもらえ
ることになったのですが、そこで彼女が思ったのは、やはり今まで自分が生きてきた世界と全く違う世界を経験しようと言うことで、
中国に進学することに決定しました。

もちろん知り合いもいない、中国語も話せないなかで中国に飛び込み、苦労して中国語を覚え、大学を卒業して中国で働きました。

その後更なるチャレンジのため、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に留学してきて修士課程を修了し、博士課程への進学を予定し
ています。

彼女も英語、中国語以外にロシア語、ポーランド語、フランス語などを使いこなします。


ここで申し上げたいのはその言語能力もそうですが、それ以上に自分の国と言う枠組みにとらわれない発想、そしてその行動力です。

彼女達は、今はたまたま日本にいますが、欧米各国やアジアの国々に行ってもきちんとした職に就き活躍できるでしょう。


振り返って、日本人について考えてみると果たしてどれだけの日本人が世界に出て行って(日本の会社の海外赴任ではなく)そこで職
を得て活躍することが出来るでしょう?


私自身、前の会社を辞めた時点では全く通用しなかったでしょう。

今のように様々な国の外国人と仕事をするような環境になり、6年以上経過した現在でこそもしかしたら何とかなるかもしれないと思
うようになりましたが、普通に日本で生活しているだけではなかなか世界で働く力をつけることは難しいでしょう。


こんなことを書いていたらタイムリーにも慶応大学教授の池尾和人先生が「大学生は勉強しなくてもよいのか」というコラムを昨日
書いたのを発見しました。

ぜひ参考にご覧になってみてください。

http://agora-web.jp/archives/793423.html#more


ただここで簡単に要約させていただくと以下のような内容です。
DCECのメルマガなどでいつも言っているいることとかなり重なっている事がわかるのではないでしょうか。

::::::::::::::::::::::::::::::
「大学生は勉強しなくてもいいのか}

現在、雇用をめぐって、少なくとも次の4つの構造的で不可逆な環境変化が起こっている(起こってしまった)。

(1)日本経済の期待成長率の低下

(2)グローバル化

(3)情報技術革新の進展

(4)ワーク・ライフ・バランス



(2)のグローバル化の結果として、・・
日本の労働者の賃金には結果的に引き下げ圧力が強くかかっている。

(3)の情報技術革新の進展は2極化をもたらす基本的な原因になっており、かつて文系の大学卒がやっていたような「そこそこの仕事」
がなくなっている。

こうした環境変化に伴って、従来型の日本的人材養成システムは、もはや時代遅れなものになっている可能性が高い。


現実の日本は、他の先進国と比較したら顕著に、アジア諸国の中でも相対的に低学歴国になってしまっている。要するに、もっぱら学
卒止まりで、大学院生の比率が格段に低い。
その上で、大学生があまり勉強していないということで、どのような将来が期待できるのであろうか。


たぶん、5~15年後くらいには、20~40歳代の日本人は、同じ年代の中国人や韓国人、他の東アジアの人々と全く同じ土俵の上
で競争しなければならなくなると思った方がよい。そのとき、相手は当然のように修士号程度の学位はもち、流暢に英語も話すだろう。
そのときになって、「大学生のときにもっと勉強しておけばよかった」と後悔しても取り返しはつかない。われわれの世代も、同じよ
うな後悔をよくするけれども、いまの学生以下の世代においては、
身をもって悔いることになりかねない。
::::::::::::::::::::::::::::::


日々外国人と触れ合っていると、本当に池尾先生がここで言っている事をひしひしと感じています。

池尾先生は大学生に焦点を当てていますが、大学生だけが勉強したって彼らが中心になる前に日本は没落してしまいます。

今このブログをご覧になっているすべての年代の方々が自分のこととしてとらえて考えてほしいと思います。



 目覚めよ日本人!!